久しぶりに映画を1人で観てきました。
映画は「Life 天国で君に逢えたら」
世界的プロウィンドサーファーである飯島夏樹さんと最後まで病気の彼を支え続けた家族の物語。
以前彼がまだ病気と戦っていた当時にTV放映されたドキュメンタリーを観た記憶があります。
この時たとえ屈強な肉体を持っている人間でも健康についての保証は何も無いんだなと改めて思いました。
今回映画を観に行こうと思ったのは海を愛した人が余命をどう受け入れたのかと言う事もありましたが、一番の理由は自分も子供を授かった事で小さな子を持つ父親として何を考えどうしたかと言う事を観たり感じたりする事が出来ればと思ったからです。
映画の出来は上手く全体のバランスがとれていて良かったと思います。
何故か始まってすぐ子供たちの「パパー!」の掛け声だけでジーンと来てしまいました。
やばいです。
映画館空いてて良かった。
亡くなられるシーンはやっぱり泣いちゃいましたね~恥ずかしながら。
最後の出会いのシーンで気持ちを立て直しましたが、エンドロールで桑田さんの曲がかかり飯島さん本人の写真が出たとたん、また涙。
嫁と息子が実家に帰っていた寂しさからなのか、感動に飢えていたのか、ドキュメントを観て知っていたからか、なんだか判らないぐらいボロボロでした。
やっぱり幼い我が子の成長を見届けられないのは悲しいですよね~
でも有り難い事にこの手の映画はすぐに明るくならないんですね。
セーフ。
でも鼻が赤いからバレバレか!
僕が感じたかった子への思いは演出上若干物足りなさはありましたが。
その部分は原作本の「ガンに生かされて」を読む事にします。
奥さんの立場、子供の立場、父親の立場、観る人の立場によって感じ方は様々だと思いますが、是非小さい子を持つお父さんには観て欲しいなと思いました。