宝石は浄化が大前提です。
1日身に着けて、良いエネルギーも悪いエネルギーもたっぷり吸い込んだ宝石は、中性洗剤を付けて歯ブラシで磨き、一晩、水で薄めた中性洗剤液につけて浄化します。
これが水洗いが出来る宝石の通常のお手入れ。
パール等水に弱い宝石は、ティッシュに浄化用のミストを吹き替え、ミストを吹き付けていない面を内側にして宝石を包み浄化させています。
私達も1日の終りにお風呂に入るとほっこりしますよね。
宝石さん達も一緒です。
さて、綺麗になった宝石さん達は、ピンク色の子も黄色い子。ブルーや緑とどの子も、皆、自分の光を精一杯輝かせようとキラキラ輝いています
そして、そのどれもが、個性的で美しくて、誰が一番でも優劣がある訳でもないんですね。
そこにレッテルを貼るのは「人」です。
例えば、Aさんはピンクとかブルーと言った綺麗な色の宝石は良いけど、紫や緑はなぁ・・・と思ったとします。
でも、Bさんは紫の石は落ち着きがあって好き、と思うかも知れません。
これってね、私達と同じだと思うんです。
私達人間も、本当は皆、キラキラと輝きにあふれた存在です。
痩せている人、太っている人。
背が高い人、痩せている人。
綺麗な人、愛嬌のある顔の人、怖そうな人、優しそうな人。
寂しそうな印象の人、華やかな人etc
宝石に色々な色がある様に、私達人間も外見は色々だし、考え方も性格もそれぞれです。
でも、地味な人も華やかに見える人も、魂はキラキラと、それこそピカーンと輝いています。
そして、本当は、皆内側からキラキラ輝きたいんです。
輝いて、皆から「素敵だね」って言って欲しい・・・と思いません?
ほら、宝石さんと一緒でしょう?
その誰もが決して、劣る存在ではありませんよね
それでは、何故劣るとか優って感じたり、思ったりするんでしょう。
ビジネスで成功しているから?
なんでもソツなくこなしちゃうからかな?
異性にモテるから?
それって、ピンクやオレンジの綺麗な石が好きか、ブルーや緑の落ち着きのある色の石が好きかと言う、それぞれの判断基準に過ぎませんよね?
宇宙が拡大して無機質から有機質に変わってビッグバンが起きて、地球が誕生して、その地球の温度が生物が生きられる位に下がって、地中に鉄等、様々な物質が出来る迄に進化して、その地球のエネルギーと引力等宇宙のエネルギーが合わさって生まれたのが宝石。
もっと広く言うとパワーストーンよね。
だから1つ1つがモノを言わないだけで、とても個性的です
餅は餅屋で、自分達の得意とする力と持ち主の人間が共鳴する事が嬉しくて、人間が喜べば嬉しくて自分もキラキラする。
そして人間の成長が宝石の輝きを越えた時、今度は人間の魂の輝きが石さんに輝きを与えて、今度は、石の力が引き上がる。
持ちつ持たれつの関係なんです。
だから、どの子も「隣の子はいいなぁ。あんなに明るい色をして。自分なんてこんな色だし」なんて考えないの。
「こんな事も出来るよ。あんな事も出来るよ。もっともっと輝きたいんだ」と周りの事なんて気にしないで、一生懸命自分の持ち分を頑張っているのが、宝石さん達なんです
あっ、因みにね、石さんは「イシ」だけに、ちゃんと意志を持っているのだそうですよ。
私達も、小さい頃はAちゃんより可愛いとか、Bちゃんより○○が出来ないとか、そんな事を考えず、好きな事や興味のある事にキラキラと目を輝かせていたと思うんです。
ただ、成長するにつれて周りから「誰々ちゃんが出来るのに、何故アナタは出来ないの?」とか通知表で「5」とか「2」とか付けられちゃって、そこで恥ずかしいとか、悔しいと言う感情が伴うから、競ったり、諦めちゃったりしたきたと思うんです
私はね、宝石を眺めていると綺麗だなぁと言うより、みんな個性的で無駄な子や、ダメな子、不要な子なんていないんだなぁって思うのよ。
宝石コミュニティの中では味噌っかすちゃんなんていないのね。
「こんなの」と言うレッテルを貼っているのは、人それぞれの価値基準だけなんです。
だとすると「私なんて」とか「あいつなんて」と言うのも、それぞれの価値基準です。
そんな風に、宝石と人間は同じなんだなぁって思うと、この世に存在している私達は、誰もが完璧な存在だと思うんです。
例え今出来ない事があったり、何となくパッとしなくても、それってその人の持っている氷山の一角でしょう?
全体を見れば、大きな可能性を皆それぞれ持っている訳だし、どの分野でも得意な人がいるから、不得意な人が共鳴したり、助け合えるわけ。
ただ、それは宝石と同じで、研磨しなければ引き出されないだけなんです。
宝石だって、研磨(カット)しなければ、単なる色の着いた石ですからね。
これを最大限のエネルギーが出る様に、人間の技術でカットして行くんですよ。
・・・って、宝石のエネルギーを知ると、こんな風に宝石達が語ってくれている様な気がします。
この子が龍の玉の宝石