ネグレクトの婆は、腹の底では今も私を生んだことを怨んで後悔している。


その娘のナオコは自己愛型パーソナル障害。


ユキも同じ。


こいつ等は何を言っても無駄で、人の話なんて聞く耳を持っていない。


トモコが壊れて引き籠り、苦しんでいる最中、悪化させるような連中だ。


統失だって言っても病院へ行かせない婆。


このままじゃ自殺しかねないというと、私にナントカしろと言って押し付けた。


原因は婆とナオコにある。


少しずつ立ち直り始めたトモコに、私への逆恨みと嫉妬で足を引っ張ったユキ。


コイツも人でなしだが、まんまと罠にはまるトモコに呆れた。


この異常な家族から離れ、結婚したら…私のアルバムを捨てる暴挙に出て、嫌がらせするユキ。


次に、障害児の息子を預けたら、たった一年で送り返した親姉妹。


全く協力しようという気が無い人たち。


障がい児の子育てがいかに大変か、あの人等には理解できない。


常に嫌がらせと妨害しかしない人たちだ。


私が死んで、障害のある息子を引き取るのは嫌だとさ。


迷惑なんだと。


赤の他人よりも始末に悪い連中だよ。

障がい児の粘着親って本当にたまらんわ。


小中とウチ等親子に粘着してたA親子。


中二で支援校に転入したが、常に誰かに親子で寄生する。


高2の現在、クラスの男子K沢親子に粘着中。


何故かA親子は常に誰かをタゲて粘着寄生する依存親だ。


粘着された側は被害を被る。


我が家もそうだった。


そして今現在もキープにされているようだし。


卒業後の進路は被りたくない。


一生食い物にされそうで嫌。



先日、友人からの電話で、鬱陶しい話を聴かされて、ムカついてイライラMAXに。


ガイジを持った親の本音。


あまり言いたくないんだが、健常児の兄弟姉妹がいる場合、親の本音としちゃ子にかける期待は大きいと思う。


そりゃ、その子次第で親はガイジに対して、比重が変わって来るってもんだよ。


特に最初に生まれた子が重度の障がい児だったら、二番目三番目に比重がかかる。


でもさ、我が家は兄弟児を生まなかった。


いろいろと思うところもあるが、その選択肢は家庭によって違っていいと思う。


子育てに正解が無いように、障害児と健常児を育てる場合、親の考え方次第ではないだろうか。


ただ、私の知っているケースはムカつく話。


最初に生まれた子は、高齢出産で産んで、重度の自閉症児だった。


産まれて一年ほど経てば、嫌でも子が普通じゃないってわかる。


その頃、彼女が何を思い、二人目を妊娠したかは知らない。


一人目の時のようなムチャはぜず、慎重な妊婦生活を送り大事に産んだのは知っている。


それからの彼女の態度は酷かった。


長男の存在を無視し、双子の姉(子無し)に押し付け、独身時代の習慣から何かある度に泣きつく二人。


事ある毎に手助けしつつ小言を言ってきた私は、この時の彼女に対しても同じく小言を言ったよ。


でも、毎度のことながら聴く耳持つ姉妹じゃないからね、「私の気持ちがわかるわけない」と言い号泣しやがった。


だからと言って、障害児に対してネグレクトはないだろう。


数年後、私は呆れて彼女等から手を引いた。


我が家だって障がい児なんだから、他人の子の面倒なんて見ている余裕はないんだよ。


で、そんな私に彼女等の友人が電話してきて愚痴るんだわ。


知らんつーねん。


障がい児の親だって人の子だよ。


育てにくい子どもより育てやすい健常児の方がいいに決まってる。


普通、そう言う本音があっても隠すか、誤魔化すもんだが…彼女自身が発達障害があるんでね、そんな芸当は出来ないんだよ。


それだけに自分自身の感情にストレートで、昔からこの双子は人様に寄生して生きているからさ、一番身近な人間に散々迷惑かけて、それが当然って顔をするんだわ。


ウチ等も散々この双子に振り回されたし、家庭の主婦なんだから旦那が面倒見るでしょ。


それより問題なのがガイジ親が同じガイジ親に付き纏い嫌がらせを繰り返す輩だよ。


同じ街に住んでいりゃ仕方がないんだが、性質が悪くて嫌になる。


子に嫌がらせされるんで余計ムカつく。


ウチ等親子を親子でタゲってくる。


幼稚園からずっとでマジムカつくよ。




オカに誑かされて、少年部入隊志願書を持ち帰ったユキは、どうしてもM光隊に入りたかった。


それは少年部は即入隊で、そのまま青年部へエスカレーター式に持ちあがるため、入隊志願書を書く。


だけど分隊長のタマちゃんは、妹も一緒に…と薦めてくれる。


彼等にとって、将来有望な組み手の志願は嬉しい。


当時、まだ主婦であってもM光隊への志願は許されていたが、徐々に制限が設けられていく中、少年部入隊は義務化しつつあった。


そんなある日、正月休みの終盤で、Y田お浄め所で恒例の霊界お浄めがあるという。


ユキは新しく赴任してきたM田導士とワカマツ君に誘われて、正月早々にY田へ行くというのだ。


週末なので、部活は休みになったんだが、交通費がかかる。


行かないからといって、別に問題はないのだが…ここでもオカが絡む。


結局、強引にユキに連れられて行くことになる。


そして、何故だか知らないが、最寄駅に着くと導士が軽トラで待っていた。


近くの農家の組み手さんに借りたという。


すでに一行は山の頂上を目指して出発しており、導士は用があって遅れて参加するため、途中、ついでに遠方からくる私達を拾って合流するのだと言った。


なるほど、すでにそんな段取りがあって、ユキは彼等と約束をし、強引に私を連れてきた理由は、そういう話が済んでいたって事らしい。


そう言えば、何もないのにユキが私を連れて行こうとするわけがない。


ヘンだと思ってはいたけれど、ユキの都合で連れてこられたと知り、何かに利用されたことを理解した。


中二は部活も忙しいし、クラスの厄介事に振り回されているので、冬休みの終わりは宿題を片付ける絶好のチャンスだ。


そんな日に無理やり連れだしたことに、何かあると勘ぐっていただけに、ユキの思惑に載せられた感が否めない。


そもそも何しに連れ出されたか、説明もなかったわけで。


霊界お浄めと訊き、初対面の導士に質問した。


入信しておよそ一年。


ほとんど何も誰も教えてくれないが、毎月500円を奉納しに最寄りの拠点であるT辺連絡所に行く。


あとは近所のマッサージ師の主婦宅へ通い、お浄め交換をしている。


それだけで十分だったのに、ユキがオカに唆されて持ち込んだM光隊の話。


それが間違いの元だった。



小学生の頃、転校して一週間目にやってきた転入生のニシモト。


一ヶ月ほど経ったある日、掃除中に告白されたことがある。


同じ頃、クラスにいた二卵性の双子姉妹。


彼女たちはクラスでイジメに合っていた。


そんな彼女等の味方した時、イジメのターゲットが私に移る。


だが、中学ではいじめっ子を撃退。


そして双子姉妹の世話係になる。


とくに妹の方は場面緘黙症で、クラスのお荷物的存在で、何をする時も手間がかかる。


一人では何もしない、できない妹は…構ってもらうのが当たり前となっていた。


そう、彼女ら双子姉妹は誰かしらに構われ、常に弱い立場に居て同情を煽る。


自らの意思で改善することも無い。


彼女等は自宅に置いて、学校から帰宅すると自室にこもり、万年床へ制服のままで潜り込むのである。

兄が二人いて、長男が生まれつき病弱だったとか。


そして次男は逆に自立していて、掃除に洗濯、身に着けるすべての物に自分で購入したアイロンをあて、自己管理しているのだという。


なので一切自室に入る事を許さず、宿題は勿論だが忘れ物などしない。


この二人、私の上二人の姉と同級生だ。


しっかり者で優等生の二男という印象があるが…実際に高校を卒業し、地方公務員になった。


結婚も早くて、二十代で自力でしているし、しっかりと家庭を持っている。


一方で長男も末っ子の弟も四十代半ばまで実家住まいで結婚も遅かった。


結婚相手が出来るまで、定職にもつかずに自立心も無い。


そんな兄弟姉妹の中で育った双子姉妹は、高校を卒業すると家を出ていく。


だけど自立心も無いので、何処へ行ってもイジメに合うし、誰かしらに庇護されている。


つまり、この双子は常にトラブルメーカーになるのである。


このお荷物コンビをこの先ずっと面倒見ることになるのだが…。


その双子、何かと面倒をかけてくれるわけだが、当の二人にはその自覚はない。


遊びに誘えば必ず二人揃ってやってくる。


何をするにしても二人で一人。

宿題もしてこなければ、塾へ行く時も二人一緒。


体操着も教科書も辞書も各々別々に持っていても…クラスが違うので貸し借りが当たり前。


ただ、高校卒業後の進路だけは同じとはいかなかった。


周囲を振り回す二人は、このまま大人になる。



伯父がある日突然やってきたわけは、東京に出張で行った帰り、わざわざ遠回りになるのに我が家の様子が気になり、立ち寄ったというのである。


Goodタイミングだ。


ユキは勝手に進学を諦め、就職を選んでいたが、まだ二次募集という手もあるので、ここで気が変われば進学という方法もある。


だけど本人は「自分で決めた」と言い張り譲らない。


後で知る事になるのだが、ユキを唆したのがオカだった。


オカの持論は、高校なんて行く必要はない、無駄な時間と金だ…である。


高校受験するような奴はただの怠け者。


そう言っていたという。


後に私も散々振り回される事になるのだが、この時はまだユキだけがターゲットだった。


こうしてユキは頑なに進学を拒否して就職する。


一方で私の進学は絶対命令となる。


伯父は「大学へ行くなら、その分も支援するから」と言い残し、郷里へ帰って行く。


私は中三に、トモコは高三へと進級する。




さて、ナオコだが、就職先がなかなか決められず、瀬戸際になって美容部員として化粧メーカーに就職。


ボダ子は例によって自慢しまくり、わざわざ休みを三日もとって付き添った。


たかが美容部員ごときで自慢することがあるだろうか!?


おまけにユキの事は放置し、紡績工場内に隣接する定時制高校の入学式の日、日帰りで行った。


この差は何なんだ…と言いたいが、いつもの事なので、今更誰も何も言わない。


そして、母子寮では退寮のカウントダウンが始まった。


私が18歳になるまで残り三年と数ヶ月である。


それがタイムリミットで、出ていく先を決めなければいけない。


ボダ子は計画性が無いので、そんな事は決められないという。


おまけにユキが進学せずに就職で出て行ったので、私は中学を卒業して家を出ていく計画がおじゃんだ。


その上、一年後はトモコも卒業して出ていく。


ボダ子には、もう時間が無いって言ってもわからないし、私が残留することが前提である。


これだから自分勝手な連中は嫌になる。


散々今まで人の居場所を奪い、虐めて起きながら、いざ寮を出ていく日が残りわずかだとわかれば、土壇場で自分の都合優先だ。


そして再びボダ子の情夫が登場するのである。


嫌がる私を無理やり呼び出し、関係を再開させた。


流石にこれには腹が立ち、ボダ子に事実関係を打ち明ける。


だが、ボダ子はパニックとヒステリーを起こし、男と共に家を飛び出すと一晩帰ってこなかった。


しかも娘を庇う出なく、自分の男をとられた逆恨みをし、暴言を吐いた。


その上、娘より男を選んだ。


男の言い訳は「ちょっと悪戯をしただけだ」と言い、行為自体は認めたのである。


それなのに、娘に向かって唾を吐きかけ、売女と叫んで消えた。


これがボダ子の本音で素顔だ。


そう、母親であるよりも女であることを選ぶ。


この女のこういう姿はこれが初めてじゃない。


溜息を吐いて、私は諦める。


『この人を親と思うから辛くなる、こんな人間だと思えば、距離感もとれると言う物だ』


この言葉をこの先何度言うことになるのか。


これはほんの些細なことに過ぎない。


自分にそう言い聞かせる。


その時、何時も無口なトモコが口を開いた。


トモコもまたボダ子による犠牲者の一人で、私が6年生だった夏休み、トモコに付き添いを押し付けたは男と消えたボダ子。


あの頃、男の餌食にされていたのはトモコだったのである。


だから私の付き添いを理由に、男の魔の手から逃げていた。


トモコは決して誰にも言えない…言わない事を良い事に、ボダ子は再び、中学生になった私を差し出したのである。


前科があっても、ばれなければ犯罪も無かったことになると。


それがボダ子の言い分。


確信犯という言葉は、この時覚えた。


トモコは今までずっと誰にも言えず、ひとり思い悩んでいたらしいが、ある時から関心が薄れたのが何故かわからず、ただ自分に興味が無くなったのだと思っていたという。


ただトモコから私に移ったのだと知り、ボダ子の行為にゾッとした。


あと、私はトモコと違って意志が強い。


ボダ子の間違いは厳しく追及する。


怯まずハッキリとボダ子を責めたて、逆ギレしたボダ子は男と消えた。


この日、ボダ子は私達を護ってはくれないのだと、親としての責任は負ってくれないと知った。


そして自分のために伯父を使い、父親の元へ行かさないと言い、身勝手にも「今までの恩を返せ」と言い、無理やり残留させたのである。


それでもナオコとユキのいない家は、それはそれは平和で穏やかな時間だった。


私とトモコは争いを好まない。


静かに時間は流れた。