梯子掛け技術-カンザシ梯子掛け

 

自身のランクの高いブログ記事に「差込丸太梯子掛け」がある。

今回は差込丸太梯子掛けに続いて「カンザシ梯子掛け」

 

ここ数年、YouTubeでも怪しい解説が見られる様になりましたよ。


しかし、、、このユーチューバーさん未経験者と判断できます。

 

その理由として、

まず、あり得ない折込脚立を使用

支持棒に竹使い、、、

おまけに経験者の立ち合いとか

あくまでも自己判断と責任回避、、、

決定的なのは画像に道具として使用する人物の姿が無い。


 

人が乘ってる梯子掛け画像


セオリーどおりならとうじん掛けはいらない(丸太は梯子の1.2倍以上の長さ、体重不安要素があれば支えのとうじんを掛ける)

 

つまり、、、彼はわかったフリ?


彼の画像通りに掛けては危険、だって四脚の折込脚立🪜ですやん❗️

彼の解説画像を見様見真似で怪我に至らない事を願います。


また、教授動画を自負するものであれば安全で正確な解析を解説すべきで、そもそも出来る様に導くのが教科書…….。

 

だと思う。

 

 

さて、、、今回も梯子掛け手法の紹介、「梯子カンザシ掛け」結果から示すと刈込み物限定手法。

 

梯子の先端駒に小丸太や垂木を結束し、積年刈込樹で刈地が形成された高生垣や単立樹に効果的です。

その昔、4.5百坪の敷地の主庭管理では脚立困難な現場を克服する為の様々な工夫が要求されてた。

 

マテバシイや珊瑚樹の様に刈込み単立樹の高さはゆうに一階棟高程の高さが5〜6m、葉張り2〜3mはある中、隣接部分には脚立も困難な場合、差込丸太の及ばない際、直接刈地に脚立掛けをする事が多く、その応用として、カンザシ梯子は有効な道具として活躍できると思います。

 

小僧の頃、丸太差変えの時掛ける梯子はどうしたかというとその都度倒れない様地面に降ろす事はしません。往々にして隣接の樹に掛け枝葉に絡まって、誤って倒れる事はほぼない事を親方や兄弟子に学び、経験学習の大切さを知る事ができます。

つまり移動の際、梯子の先端に枝葉が掛かる力は3m梯子であれば力点は支点の三分の一程度の力しか働かない。

 

シーソー原理でわかりやすく謂わば、体重差(力点)があっても支点位置によってはバランスが変わる事が理解できる。したがって、支える原理が理解できれば何処に掛ければよいのか判断するだけ、実際には先に示した様に積年の刈込樹で刈地が形成された高生垣や単立樹には効果的なはずです。

 

むすびに、、、今から思うと仕事を納めていくにはいい時代で恵まれた現場であった事は否めない。熟練を重ね利便性を求め不便や困難性の克服が自身の糧になるのだと思います。

 

過日毎年恒例の中学2年生の総合学習で解った事、、、

 

2017年度総合学習風景

 

自身が中学2年生当時の各教科が現在の基礎となることが身に沁みているが、現在中学2年生の彼ら彼女にとって、、、未来は見えない。

解らないことが少しずつ分かってきました。気がつくと還暦も過ぎ、もうすぐ古希に近づく自分です。