今回はナイロンカッター、「返り血」にあらず「返り散」対策の工夫についてこれから1から4に分けてお知らせします。

 

直接カバー材候補

ナイロンカッター:ジズライザーエアープロ

カバー深度:約15㎜ナイロンがギリギリの処

候補の理由:剛性、柔軟性、強度、経済性、安全性

使用場所(草地、高草地、芝地、広面積芝地、園内土部分の小草)

 

1、最初は材質の柔らかいポリエチレン材の万能バケット

直接取り付けたので同時に回転します。ポリエチレン材で柔軟性のあるバケット底部分でしたが、ここで予想外だったのは庭石、飛び出てる根にかかり途端に切れ込んできた。

 

2、100円ショップ植木鉢底敷のポリプロピレン材

当初のカバーでしたが直接付けていましたが、ポリエチレン材と同様、障害物に当って自滅。

 

3、少々厚みのあるポリプロピレン材

 

未実施、径300ペール蓋塗料用のバケツの蓋でポリプロピレン材価格が400円前後、この蓋はテスト候補ですが、よく見るタッパーの蓋と同素材、ポリプロピレン材と同様障害物に当たらないようにチャレンジしたいと思います。電子レンジ用のテーブル ポリプロピレン材これは、ポリプロピレン材同様で中央ネジ穴が小さめに空けたため、少しキツメの処に入れている途中剛性のため割れてしまい失敗しました。

4、そして唯一金属の皿、なべ蓋100円均一商品

材質的には少し硬めのポリプロピレン材と柔らかポリエチレン材、アルミ蓋でしたが、途中から使用用途が石間の芝地、土部分の小草刈払い用途に特化した場合、小回りの利く180㎜前後の大きさの蓋ないし皿材を見つけました。いずれにしてもコストから考慮するとアルミ蓋ないし、ステンレス皿がいまのところいい結果を残しています。

 

 

材質の違い

 

ポリプロピレンとポリエチレンの違いについてはこちらの説明がとってもわかりやすい説明でした。

https://www.rextac-asia.com/column/products/difference-between-pp-and-pe/

 

ポリプロピレン(略称:PP)とはポリプロピレンはプロピレンが多数重合したもののことを言います。樹脂の中でも軽量(比重0.9)で比較的硬く、傷がつきにくく丈夫な材料です。

ポリエチレン(略称:PE)とはポリエチレンはエチレンが多数重合したもののことを言います。ポリプロピレンに比べると重く比重は0.95です。耐薬品性だけでなく、対衝撃性も優れています。

 

開発から一か月、配置構造的には直接付けているので効果を発揮してくれますが、ポリプロピレン材はやや硬い質感なので逆に衝撃により破断しています。いまの処自在な形に対応するポリエチレン材とアルミ蓋が候補として残っていますが、ポリエチレン材は摩耗が激しく耐久効果が低いようです。なので、場所によってはポリエチレン材、アルミ蓋を使い分けていこうと思っています。

 

 

今年7月より施行したレジ袋有料化により買い物時に不便を感じて3か月が過ぎました。今回のテスト材、ポリプロピレン、ポリエチレン、ビニールの違いがよくわかりました。

レジ袋はポリオレフィンといってポリプロピレンからつくられているということも勉強になりました。

※ポリオレフィン (polyolefin) は単純なオレフィン類やアルケンをモノマー(単位分子)として合成されるポリマー(高分子)の総称である。例えば、ポリエチレンはエチレンを重合させて得られるポリオレフィンである。ポリプロピレンもよく知られるポリオレフィンであり、プロピレンから作り出される。

安価でかつ機械特性に優れるために構造材料として幅広い分野で使用されている。より新しくはポリアルケン (polyalkene) とも呼ばれるが、石油化学などの工業分野ではポリオレフィンの語が使われることが多い。

 

いまだにレジ袋がない事に戸惑いを隠せません。

 

 

バッテリ搭載、マキタ

 

刈払機(草刈機)の使用中の事故にご注意ください !

平成30年5月31日

https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/consumer_safety_release_170720_0001.pdf

CECC建設不動産総合研修センターのWEB講座というのもあります。

 

CECCの刈払機取扱作業従事者(実技事業者実施) 安全衛生WEB講座

http://www.cecc.or.jp/karibarai.html?gclid=CjwKCAjw5Kv7BRBSEiwAXGDEleQykaqYeFCnrHSV_h6wfGIsfCsxBQH14GQ0bATA4j8uYekoB6R2FhoCNWgQAvD_BwE