吉良真伊です。
世界の素晴らしい愛の名言
を紹介します。
今回はミュージカルとしても有名な
ユゴー
（ヴィクトール＝マリー・ユゴー:
Victor-Marie Hugo、1802年2月26日 - 1885年5月22日
フランス・ロマン主義の詩人、小説家。
フランスの政治家。）作の
「レ・ミゼラブル」より
素晴らしい名言です。
「人間のあらゆる情熱は、
たとえ愛でさえも
胃袋を持っている。
決して詰め込みすぎてはならないのだ」
この言葉には
賛否両論があると思いますが
作品の中の一節として
とても素晴らしいものです。
愛もまた、詰め込みすぎれば
苦しい結末を迎える運命になる、と。
長い歴史の中には
感情や情熱が加熱しすぎて
自ら滅んでしまった人々が多く存在します。
それほどまでに
注意しなければならない、という意味で
受け取ることもできます。
波乱に満ちた人生を送ったユゴーの手から
書かれたところから
このことばの重みが
感じられます。
さらに同じ作品から、もう一つ。
「愛の特性は過ちを犯すことである。
恋をする娘は楽しそうに過ちを犯す。
しかし
過ちこそが人間的なのだ。」
恋をしているとき、
私達はときに自分本位になったり
まわりが見えなくなったりして
相手を傷つけたり
自分の人生をも狂わせるようなことを
してしまいます。
本気で人を好きになったことのある人なら
このような体験は
避けて通れないでしょう。
しかしそれは悪意から来ているものでは
ありません。
愛がある故に生まれた行為だからこそ
「楽しそうに過ちを犯す」と
ユゴーは描写しています。
これこそが人間的だと、
そう断言するユゴー。
とても強く美しいことばです。
失敗するのが怖くて恋愛できない、
そんな人は
もう一度人間らしくあることを
恐れないで
この名言と向かい合ってほしいです。
(c)吉良真伊
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