正直、このことは言うべきか否か、と思っていたけど、言うと私もスッキリするし、これ以上一人でモヤモヤ考えるのもやめたい、という気持ちからお話させて頂きます。
ちょっとシビアな内容なので、気分を害される可能性がある方は閲覧を控えて頂ければと思います。ごめんなさい。
結婚して1年と5ヶ月、そろそろ子供が・・・という時期にきたと思いますが、我が家はまだまだその兆しはありません
正直自分ではもっと早く子供が授かることができる、と思っていました。
でも、どうやら自然妊娠は厳しいかもしれない、という結論が見えてきたのです。
妊娠を希望する女性ならわかるかと思いますが、基礎体温計というものがございまして、それを定期的につけるようになりました。
基礎体温計、というのは女性特有のホルモンバランスの中で、低温期、高温期というのがあり、それを測ることができる便利なもの。
基礎体温を毎日、決まった時間に図ると、例えば2週間以上高温期が続く人は、妊娠検査薬を使わなくても、妊娠している可能性があるかどうか、わかるのです。
この半年間ほど、ずっと基礎体温をつけてきたのですが・・・残念なことに、私にはどうやら高温期がないかもしれない、ということが明らかになったのです。
高温期がない、ということ。それは無月経、もしくは月経があっても、『排卵をしていない』ということです。私の場合、月経はありますが、恐らく自力で排卵ができていない体の可能性があるのです。排卵が自力でできなければ、当然、自然妊娠も不可能なのです。
現在、正確な病院の検査を行ってはいないので、私は自然妊娠が完全に不可能な体なのかどうかは、まだわかりません。
正確な検査・治療を行えばいいのに・・・と思う方もいらっしゃると思います。でもそのためには高額な費用と、気持ちの余裕が必要になります。一度、二度だけ行って、済む話ではないのです。まだまだ未熟な私たちにとっては、頻繁に、気軽に行ける場所ではありません。
日本では2年以上、欧米では結婚して1年以上、妊娠できない場合は『不妊である』と言われています。欧米の設定でいけば、私は不妊の状態なのです。現実はなかなか残酷なものです。
でも、そう予測される結果が見えてきたとき、不思議とあまり焦りはありませんでした。
昔から病気がちであったこと、頻繁にきつい薬を飲んでいたこと、生活が不規則であったこと、様々な思い当たる節がありました。
また身内である姉も自然妊娠ができず、現在はめでたく2人子供がいるのですが、1人目は産婦人科での長期的な治療により妊娠できた、という体験談も身近にあったので、割と「ま、しゃーないかなー」と、最初はすんなり納得することができたのです。
しかし、納得はしたものの、日々生きているといろいろな情報が入ってきます。
次第に、妊娠・出産・おめでたという言葉を聞くのが辛くなるほど、精神的に落ち込んで行きました。全く自分と面識がない、芸能人のおめでた報告でさえ、残酷に私の胸に突き刺さりました。その報道がテレビに出るだけで、チャンネルを変えるほどでした。
自分より後に結婚をした人の妊娠報告も正直、辛かったです。どうしてあの子はできて、私にはできないの?何か特別なことをしていたのだろうか?私何か罰の当たるようなことをした?どうして私だけ?悲しいけれど、そんな気持ちに悩まされました。
今もその気持ちはなくなったわけではありません。お隣さんも新婚夫婦だったのですが、すぐに子供が産まれて、毎日赤ちゃんの泣き声が聞こえるたびに辛くて、苦しくて、時には苛立って「うるさい!だまって!」と言ってしまったり、泣いてばかりになってしまう日もあります。そんな自分が情けなくて、恥ずかしくて、もう死にたい、なんて簡単に無神経な発言をしてしまうときもありました。
でも、きっとこんな思いをしているのは私だけではないはずです。これだけ不妊に悩む人がいる現在、もっと苦しい思いをしている人もいるんじゃないか。
幸いなのは、夫がとてもプラス思考な人だ、ということです。
夫も当然、周りの人から「子供はまだなの?」と聞かれていました。最初は少し気にしていたようです。
でも次第に、「気にしてどうなるんだ」と考えるようになったといいます。彼らは悪気があって、そう聞いてくるわけはありません。結婚した新婚夫婦に「子供はまだ?」という質問は当然のことです。
夫は努めて明るく、「いやーまだなんですよ~まあそのうちね」と答えるようにしていました。周りの人も最初は頻繁に聞いてきたそうですが、気を使い始めたのか、最近はあまり聞かれなくなったそうです。
私はその気を使われる、ということさえ、すごく嫌だな~と思ってしまうのですが、夫は至って冷静でした。
「ごめんね、子供をつくってあげられなくて。気にしているでしょ?」
ある日、私がそう言うと、夫は「はあ?何言ってんのさ。」と明るく返してくれました。
「子供は二人で納得してつくるものでしょ?今は必要ないってことだよ。二人ともまだまだ成長しなきゃいけないし、今実際、子供ができて、何不自由なく、貧しい思いもさせずに、きっちり成長させていけると思う?」
「若くして、子供ができる夫婦だっているけど、よく見てごらん。彼らがみんな裕福な生活をしていると思う?きっとなんでも買い与えてあげられるような生活はできていないはずだよ。みんな切り詰めて生活しているはずだよ。
子供がしてほしいことを、すぐに、してあげられないような、そんな親になりたいの?自分の子供のことは、できるだけ自分達でなんとかしてあげたいでしょ?自分自身が親になったのに、おじいちゃんおばあちゃんに、頻繁に自分の子供のことでお金を出してもらう・・・なんて情けないと思わない?」
「気にしない。気にしすぎたら余計授かる事なんてできないよ。焦って行動したって、絶対良い結果なんて待ってない。どこかでつまずいて苦しむだけだよ。」
「今、やれるだけのことやっておく。焦らない。俺たちは俺たちのペースがあるんだから。周りに流されるなんて、お前さんもまだまだ甘いな~。」
なんだか必要以上に話されて聞くのがちょっとめんどくさくなるほど(笑)、沢山たくさん、私を勇気づけてくれました。本当に良い旦那さんを持ったものです。
「もし、一生子供ができなかったら?」そんな質問にも夫は明るく答えてくれます。
「え?やったー!一生奥さんを独り占めできるやん。男は奥さん子供に取られた~と思っちゃうもんだからね。そしたら一生ラブラブな夫婦でいようよ。二人で沢山楽しい思い出作って、有意義な人生になるよ~ふふふ~。」
夫も、そう思えるようになるまで、様々な葛藤があったと思います。
俺にも原因があるんじゃないか、どうして子供を作らせてあげられないんだろう、一人でモヤモヤ考えたこともあるかもしれません。でも、夫は私よりずっと大人で、一生懸命私を支えようと努力してくれています。本当に心強い存在です。
いろいろ悩むこともあるけれど、今は考えすぎず、焦らず、自分のペースを崩さないように、向き合っていきたいと思います。
子供を授かるのは何年先かわかりません。一生授からない場合も考えられます。でも、そうなったとしても、私は死ぬときに後悔しない、納得のできる人生を歩んでいこうと思います。
とりあえず、子供ができるまでは・・・貯金しつつ、自分達のためにたっぷり時間とお金を(笑)使っていきたいと思います
