こんにちは、塾長をしております慶應医学部の小笠原です。
2/18は東京慈恵会医科大学の一次試験です✏️
皆さんの志望度もきっと高いことでしょうから、緊張されている方も多いと思います💦
今回は東京慈恵会医科大学の一次試験に向けての心構えについて
お話しさせていただきます。
【1】理科(目標120〜140点)
入試本番の1科目目は理科(200点満点・120分)です。
慈恵医大の入試は理科で点数を稼ぐというのが1つのセオリーのようで、
合格された生徒さんの話を聞くと、「午前中の理科が終わった時点で一次通過を確信した」
という声もちらほら聞きます。
注意しなければいけないのは、2023年の物理を除き、そこまで大きな難易度の変化はないのですが、
「試験本番では過去問演習の時のようにうまくはいかない」ということです。
家では難なく解けていた物理や化学の計算問題がなぜか本番ではうまく解けない、ということが誰にでもおきます😞
その問題に直面したら、1つの大問に粘りすぎないように注意してください✏️
物理・化学・生物どの科目においても、
①全ての大問に必ず手をつけられるように時間配分を気をつける
(=1つの大問に粘りすぎない)
②後半まで解けそうな大問に絞って粘る
以上2点に注意するようにしてください🙇
【2】数学(目標55点〜70点)
理科の次は数学です。
数学に関してお伝えしたいのは自分の実力を過大評価しないことです。
数学に自信があり過去問演習でも毎回8割以上は取れているという方が、本番でものすごいスピードで問題を解こうとしてしまい、
結果として確率全部X、微積分も(2)の途中で計算ミス、、、と見るも無惨なことになってしまうというケースを毎年何例か見かけます。
実際に受験された生徒さんの自己採点結果などを踏まえても、
数学で75点以上を取って頭1つ抜けるというのは至難の業のようです。
どれほど実力がある人でも、逆に数学に不安を感じる人であっても、
まずは2番の微積分で点数をしっかり確保する✏️ ように心がけてください。
1番の確率についてですが、本番で2問とも正解している人は合格者のなかでも僅かです。
(わたしも2018年に正規合格しましたが確率は間違いました💦)
4問の中で確率をどこに持ってくるかは人それぞれで良いと思いますが、
個人的には試験の最後15分間を確率にあてるという手法も悪くないと考えます。
まとめると
①数学の実力に自信がある人ほど本番は丁寧に解こう
②確率は本番では正解できない可能性が高いから時間をかけすぎないようにしたい
上記2点に注意してください🙇
【3】英語(目標55点〜70点)
直近2年の難易度がものすごく高く、、
本年度も同程度の難易度であれば高得点は難しいでしょう💦
選択式の問題で1つ1つ熟考していては、時間が足りなくなってしまう可能性が高いです
全体の配点の中を考えると自由英作文の配点が高いのは一目瞭然です✏️
1問1問の難易度が高いことを考えると、
まずは自由英作文を含む大問から手をつけるというのが1つの手だと思います。
慈恵医大は要求される得点率が低い試験です。
・5割を割る科目を作らないこと
・得意科目or相性の良かった科目で65%以上を目指す
上記二点を意識して取り組むようにしてください٩( ᐛ )و
p.s.慈恵医大は二次試験での逆転が非常に多いです。
2023年度は当塾採点で205点から正規合格者が出ている反面、
230点を超えていても二次不合格者が出ていました。
一次試験を通過した後は二次試験対策も抜かりなく行うようにしましょう✏️