こんにちは☀️ 塾長をしております慶應医学部の小笠原です。

 

受験指導を始めてかれこれ5年になりますが、聖マリアンナ医科大の一次試験に関して、

毎年起こる現象があります。

 

 

『聖マはできた気がする』と帰ってくる受験生があまりに多いのです。

 

 

しかしながら聖マリアンナ医科大の一次試験の合格最低点は、

公表されている(公表できている?)年度で53〜55%程度であり、

多くの受験生が手応えを感じて帰って来れるような性質の試験では本来ありません。

 

 

ではなぜこのようなことが起きるのでしょうか??

 

 

 

1つめの理由としては試験の日程あげられます。

聖マリアンナの一次試験を受ける時点で、これまでに受験した私立大学の一次試験の合格発表が出ています。

また記述式の試験に共通の特徴として、答案が埋まればできた気分になってしまう 

といったものが挙げられます。

こうした事情から、聖マリはできた気がする‼︎と思い込んでしまうのでしょう。

 

 

 

2つめの理由は英語の試験形式にあります✏️

↑の問題は聖マリアンナ医科大学の2023年の第一問です。

見ての通り、国公立さながらの記述式の問題です。

聖マリアンナを受験する生徒さんの英語の答案を添削することも最近は多いのですが、

書けたつもりになってはいるものの、答案の程をなさないものが多いのが現状です😢

 

おそらく私立専願の医学部受験生は和訳の練習をしない(or聖マリのためだけに和訳の練習をするのは時間的なコスパが悪いと考える)のが原因だと思います。

 

今から1ヶ月で聖マリアンナのためだけに和訳の練習をするのは非効率的であるのは事実ですが、これから聖マリアンナの英語の記述を練習する際には、

英語の内容説明問題の基本は該当部分を和訳して繋げること

というのをよく踏まえた上で答案を作るようにしてみてください✏️

 

この心構えだけでも点数は変わってくるものです。

 

 

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