こんばんは。プライム塾長の小笠原です。
今日は順天堂大学の入試について、当塾で再度検討してみたことをお話しさせて頂こうかなと思います。
順天堂大学は2022年度より入試結果の公表と得点開示が始まりました。
以下一次試験と二次試験について気づいたことを書かせて頂こうと思います。
【1】一次試験
問題が若干難化した感を受けた昨年度ですが、一次試験の合格者最低点は314点でした。
一次試験不合格者からの得点開示、正誤状況のデータから判明したことを科目別に述べていきます。
①英語:・配点はマーク部分3点x40+自由英作文80点。
・自由英作文は質より量(英語力に疑問がある受験生でも量を書けば高得点)
②数学:・慶應医学部のように後半の設問が重いということはない。
・記述部分は30点で設問間は均等配点。
・昨年度は正答率から導出した得点よりも高い点数がついていた。
③理科全般:・どの科目もマーク60~70点、記述が30~40点と推定。
・物理は概ね正答率と得点に比例関係が見られた。
・化学は正答率よりも得点が高く出ていた。
・生物は正答率よりも得点が低く出ていた。
→科目間での統計処理or配点の調整の可能性大。
●対策としては
・英語は自由英作文に時間をかけれるように時間配分に注意したい
・数学は解けない問題に時間をかけ過ぎないこと
・理科は難しいと感じても必ずなんらかの救済処置が入る。解ける問題の精度を高める。
【2】二次試験
順天堂の二次試験では面接・小論文がそれぞれ段階評価で評価されています。
従来、順天堂大学の二次試験は順位がかなり入れ替わると考えられてきました。
しかしながら2022年度、2021年度の当塾塾生の入試結果を振り返ると、
以下の2点が言えるのではないでしょうか?
・順天堂大学の二次試験は“足切り”。
→つまり360点取っていても400点取っていても一定の基準に達しなければ不合格
・その“足切り”基準は浪数や年齢が高くなればなるほど高い可能性あり。
公開されている入試結果から、2浪以上でも合格者がいることがわかります。
一般ではない枠(例えば地域枠など)の可能性も大いにありますが、一次試験で高得点を取り、二次試験でも高いハードルを乗り越えれば順天堂に入学できると言えるでしょう。
足切りとは言っても侮ってはいけません。
順天堂大学の一次試験に合格できる受験生が全力を出して準備をしてくるわけですから、
自ずとそのハードルは高くなります。
いかがだったでしょうか?
今回は順天堂大学の入試結果と分析についてお話しさせていただきました。
当塾では
①順天堂大学医学部小論文対策講座(オンライン集団授業、添削付き、2時間程度)
②順天堂大学医学部二次試験対策講座(オンライン個別指導。持ち物準備〜面接まで)
の実施を予定しています🤗
①は順天堂大学の一次試験前に、②は順天堂大学一次試験合格発表後に受付開始します✨
例年かなり早く定員に達してしまいますので、お申し込みはお早めにお願い致します。
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