こんばんは!明日は共通テストですね😣
私大医学部の対策について①
こんにちは!
遅くなりましたが明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします。
バリバリ直前期ですね、今できる事を一つずつこなしてあげてくださいね!直前だからといって特別な事をして調子を狂わさないようにお願いします。しっかり身体は休めてあげてください.。
今回は私立医学部の対策についての記事のため(生物の勉強法に関してはある程度割愛させていただきます、、、、、、ゴメンナサイ(>人<;))
*はじめに各大学の傾向や出題方式などは各医学部予備校さんが出版している本(入試会場で配布している本)などみてもらえれば分ると思います。大体その予備校で教鞭を執られている中核講師の分析が載っていると思います。(Mリックス、Lサスなどの有名医系予備校など)
各々の大学の傾向、形式はそちらを参考にしていただきたいです。
①
私立医学部新設旧設、関係無く、試験時間は全体的に非常に短くタイトに設定されてます。
例えば杏林大学は試験理科2科目合わせて100分、分量的にも比較的時間にゆとりのあると言われる日本医科大学でさえも理科2科目合わせて120分です。
⇒マークシート式、記述式にしろ、時間は難度の割に非常に短く量が多い
問題の高水準の処理能力を要求される。
②
偏差値、新設旧設の医大関係なく、大学ごと問題・形式に傾向・癖が強い。
⇒問題作生にその科目の作成者の癖がもろに反映される。
一般教養の教員の専門の教員をそろえている大学は比較的
生理学・生化学など基礎医学を専門とする教員が作成に関与すると高校生物の範囲を逸脱する内容を知識として聞いてくることが多々ある。問題の作りが雑なこともある。
実際、無理ゲーな問題の出題もある。
理学部などが併設されている大学で、医学部の試験を作成している場合問題の作りはしっかりしてはいるが問題の難度は高かく、発展的な知識量まで求められることが多い。
③
要求される知識の量が多い(基礎~発展+α)また出題は幅広い
⇒フォトサイエンスなど資料集、基礎から発展内容を網羅している参考書の細かいところまで必要
単科医科大でも、植物だろうが、進化系統分類、バイオームなど直接医学には関係しない結びつきのない分野も出題される。
上記の様な試験問題の特徴以外にも受験者の人数が国立のそれと比べ膨大であるということ、旧設、新設関わらずそれは同じです。1点の変化で順位が大きく動くので、実力以上にケアレスミスが命取りとなる試験です。受験者の多くが正当する問題を確実にとり、ミスをしなければ、自分の偏差値以上の大学に合格する事も十分に可能です。
では、私立医学部対策の勉強普段の勉強で何をするべきか?
⇒まずは暗記事項(教科書、参考書の太字レベル)の徹底
生物最低限の暗記が必要な科目です。これからは残念ながら逃げられるものではありません。医学部に限らず、有名大学、難関大学受験者では暗記はできて当たり前の内容です。
*出来て当たり前であるが合格者、上位レベルでも最低限の暗記が完璧ではない人が実際結構いる。また本番正しい答えを書けてない人もいる。
また学習する上で、その年度の教科書、または出来るだけ最新版のフォトサイエンスなどの資料集(可能ならば学校で配られる様な物)を用意してください。生物の用語は年々変化します。今でこそ、電子伝達系と言われている、ミトコンドリアでの体謝経路は以前は水素伝達系と呼ばれていました。
また今日、遺伝分野での変更点として
優性遺伝⇒顕性遺伝、劣性遺伝⇒潜性遺伝
表記しようと動きが出ています。これは日本遺伝学会が優性・劣性という意味がその字面の通り、遺伝する形質の優劣の様に認識されるのを避けるという目的であり。
今後、高校・中学生の教科書での表記も顕性、潜性に変える動きとなっています。
入試において、最新の教科書の用語が使われ、問われます。なので出来るだけ最新年度の教科書を購入、無理ならば資料集を最低限用意しください。
ついでに少し厚めの参考書(基礎から発展まで網羅している)参考書を紹介します。
・大森徹の最強講義117講 生物 文英堂
・チャート式 新生物 数研出版
・日本一詳しい大学入試完全網羅生物基礎・生物の全て KADOKAWA
・完全版 生物合格77講 東進ブックス
これらは定番です、他にもたくさん知識をつけるのに有効な参考書はたくさんあります本屋に出向いて、自分で中身を見て、自分自身が使いやすいもの、理解しやすいものを購入しましょう!
⇒次に、読み書き計算を出来る様にする。
覚えることおぼえたら
→計算パターンはわずか10数パターンを習得する。
→読んで書けること(重要)
ここで入試において差がでます。難問や知識の限界で解けない無理ゲーな問題は除いて
いわゆる基礎から標準的な問題でこれが出来る様になる事で十分に合格ラインに立つ事が出来ます。*実際、私大医学部では無理ゲーな問題の出題が起こりうる
記述で説明せよなどの問題では、何がキーなるwordなのか?
知識として頭に入っていることを説明する問題であっても、実験考察問題であっても実際のところ文章が正しく読むことができればこの手の問題は解決する事は出来ます。それは日頃の学習、試験本番同様にです。また書くことつまり自分の言葉でアウトプットするとことは正しい知識と文章を読む能力があれば実際練習をすれば、英文解釈・和訳と同様に練習すれば必ず上達させる事が出来る様になります。
文章を正しく読むこと、書くことにはセンスは実際関係してきますが、このセンスは正しく勉強する事で磨き挙げる事が可能です。
私自身はこのセンスは元々あったみたいです笑
ついでに学習する上での問題集について触れます。
予備校に通っているならテキストを軸に勉強するのがいいかとおもいます。
自習や授業について行くため、知識をついているのかを確認する上でやって欲しい問題集として、セミナーなど教科書傍用問題集をまずは例題・基本問題用いて、知識の抜けを確認、知識のインプットをした後再び解くのサイクルを繰り返し行い、応用問題・発展問題、論述問題を解き、それらを何も見ないで出来る様にする。実際何度でもやって欲しいし、解答・解説もじっくりと読み込んで欲しいです。
次に入試標準レベル~発展レベルの問題集を一冊仕上げる。
ついでに参考書を紹介します。
・大森徹の最強問題集159問 文英堂
・理系標準問題集 駿台文庫
・標準問題精巧 旺文社
など、このレベルの問題集も自分の好みのものを実際に本屋で手に取って選んで見てください!知識が入ってきて基礎が出来てきたら、この問題頑張れば出来そう!ってなって問題集を選ぶことができたら学力の躍進が期待出来ます笑!
このレベルが完璧に近いレベルに仕上がれば、十分過ぎるほど力がつきます!
他の科目が十分点数がとれて、もっと難しい事がしたいって方には
・お医者さんになろう医学部への生物 駿台文庫
・生物新・考える問題100選 駿台文庫
などなどハイレベルな問題集を行うことをおすすめします。
しかし、私大医学部の生物も他の科目同様に難問を解く力より、基礎・標準的問題を正確に早く処理する力のほうが重要であるので、教科書傍用問題集・標準レベルの問題集を完璧に近づけることを優先してください!
苦手分野補強のために分野別の問題集を使うのも有効です。
解いた問題の解答・解説は念入りに読み込んでください、何なら覚えてもいいレベルです。
インプット→アウトプット→インプット→…
このサイクルを年間通して続けてください。
医学部では、医学に直結する分野(体謝、遺伝子、発生、生物の体内環境、動物の反応行動など)が頻出ですが、植物、生態系、進化系統分類といった、手薄になりやすいところの出題があります。実際問われている内容は難しい事でなくともこのあたりの分野が手薄で失点してしまう受験性は結構多いです。特に現役生には厳しいと思います。
範囲が広すぎるしので当然、自信のない分野、嫌い分野は生物が得意という人にもあります!そのような分野でも基礎、標準レベルに持ってくる事可能です。
私大の生物の勉強で一番大事な事は大きな穴となる分野を作らないこと。
あと受験する、大学の過去問は絶対解いて欲しいです。
3年分くらい真剣に解かないでいいので、受験する年始めには見て欲しいです。
自分が冬までにどのぐらいのレベルに到達しなくてはいけないのか逆算して、知るためです。
過去問を解き始める時期になったら、インプット、アウトプットのバランスに気をつけて、出題傾向、癖を把握してください。
書いてるとキリが無いので、今回はここまでにします。。。
次回の記事でもよろしくお願いします♪(^^)
直弥
この記事を読んでみて
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