こんにちは(^^)、もう私大入試まで一ヶ月を切りましたね。お勉強は順調ですか?
現役、浪人生もまだまだ点数を伸ばすことは可能です!最後まであきらめず頑張って行きましょう♪体調管理、メンタル管理しっかりとしてコンディション整えて行きましょうね!
では今回は、試験直前期の生物勉強ついて、触れようと思います。
(どうしても、私大医学部受験期間前に入試期間中の勉強について触れておきたかったためこのような順番になってしまったことお許しください。。。。。)
共通一次試験の後すぐに、怒濤の私立医学部試験が続きます。
今の時期には国立大学受験者の方々は、共通一次試験の対策を対策問題集やセンター試験の過去問や模擬問題を重点的に解きつつ、受験する大学の過去問を解いたりしているころだと思います。
私立専願の方々は、私大の過去問をガリガリと解いているところだと思います。
どちらの場合もどの科目でも
問題を解く⇒丸付け⇒解説を読む⇒解き直す⇒抜けてる箇所の補強
*抜けてる箇所の補強は今まで使っていた問題集、参考書、授業のノートなど用いて確認をする。
また自分苦手分野の勉強を行う。知識ものを詰め込むといったことが直前にしている勉強だと思います。
もちろんこれらの勉強は正解です。
それでは過去問の演習にフォーカスして書いていきたいと思います。
ここで過去問を解く、それすなわち、新しいものを直前期に扱うということの落とし穴として、それを解くだけ、すなわちアウトプットしたままにしてしまう事が起きてしまいます。
これは、解説を読んで確認したときにも起こり得る事です。
解決策の一つとして、過去問の解説授業先生にしてもらう。
⇒これはどこの塾・予備校の先生でもかまいません、なんなら学校の先生でもOKです笑
自分より出来る方の解説を受けることで解きっぱなしという事は確実に防ぐ事が出来ます。
先生本人に実力があるのは前提として、受験生目線で問題を見ることの出来る能力のある先生が望ましい、これにより本番捨てるべき問題か否か?また+αで覚えるべきポイントなど効率よく教えてもらえます。
塾・予備校などで、先生、フェロー、チューターなどの質問対応を利用するし、あやふやな点を質問するという事も効果的です。
上記のように、先生などの力を借りれない方、そんな時間が取れないよ、、、、、、って方に
ここからは生物に関してですがアドバイスできたらなと思います。
問題を解く⇒丸付け・解説を読む⇒間違えた解き直す、知識の確認をする
の流れに一つ簡単なことを加えます。
問題文、及び設問に答えを書き込み、ゆっくり読みましょう。このときにしっかり内容、流れを理解する事を心がけてください。
その際に文章、問題に出てきた語句にもしっかり眼を通し自分の中で
①完全に初見
②問題、教科書、資料集・参考書で見かけたことがある。
③実際に問題で問われた事がある。
に分けて見ましょう。
③に関しては言わずもがな、大切な言葉であると分ると思います。
①②に関してはその語句が何か?調べ確認し理解したうえで、一緒に覚えてしまいましょう!
考察問題、典型問題、知識を問う問題などジャンルを問わず、解いて解説を読んだ問題文をおよび、設問にしっかり眼を再び眼を通す。この作業が大事です。直前期の緊張感のあり、集中力の増している状態なら、問題の内容が頭に入りやすくなります。なんなら丸暗記も可能です。
なぜこんなことするのか?
一つには入試において、1度やった事ある問題を落としてしまうこと、それは精神的なダメージとなるからです。試験中に問題を解いてるときに、「あれ,,,,,,,,,こんな問題どっかで見たことあるぞ,,,,,,,何だっけ?」ってなって精神的に揺らいでしまうと、他の問題、他の科目にも影響を与えかねません。
二つ目として、私立医学部入試の生物の問題では要求される知識レベルの高い問題が出題されうるということ。
過去にセンター試験ではウニの発生・排卵に関する考察問題が出題されています。
流石センター試験、基本的な知識・情報を整理すれば答えを導く事が可能な良問となっていました。その問題では1-メチルアデニンという高校生物の教科書や資料集のなじみのない物質が登場していました。センター試験ではその物質がどのような機序で働きをするのか、実験結果から推察する問題となっていました。
新設の私立医学部(大学名は忘れましたゴメンナサイ、、、)の作りの問題では、非常に雑な作りでかつ考察問題とは程遠く、その物質を問う問題(マークなので選択肢から選ぶ問題)が出題されていました。1-メチルアデニンがどのような物質なのか、考察問題を通して知っていた人ならば迷うことなく回答できる問題となっていました。
*1メチルアデニン:卵成熟誘起ホルモン
卵の周りを包んでいる濾胞細胞より放出され、卵表面の受容体に作用し、卵内での卵成熟促進因子合成を促進し減数分裂を再開させる。
また過去の杏林大学では代謝に関する問題で
・NADH+H+:3ATP
・FADH2:2ATP
電子伝達系より産生されるということを知識として知らなくては解けない様な計算問題が出題されています。多くの受験生は電子伝達系においてATP34分子産生されるという事は知っているますが、その内訳までしっかり抑えられている受験生は少なかったでしょう。
今でこそ、予備校の先生達も学習の際に発展事項として触れる機会は多いことであるが、当時旧課程で高校生物において求められる知識が現在より少ない状態でのノーヒントでこのような出題では正答率は低くなっていたと思います。国公立や上位私大の過去問などで文章中のヒントがある問題をといて、計算方法だけで無くヒントとしてNADH+H+、FADH2
1分子における、電子伝達系における産生されるATPの数を知識として知っていればこの問題もクリアできたのでしょう。
以上の二例は氷山のごくごくごく一角に過ぎません。
皆さんが解いた問題と縁がある問題と遭遇する、解いた問題が単なる知識の問題へ昇華して、これから出会うなんてことは十分あり得ます!!!
解いた問題を知識として、ストックしておくことは私大医学部の生物の対策をする上で非常に有効打となるので是非おすすめします。試験直前期の集中力、吸収力だからこそ最大限まで生かせます!これから年末、年始、お正月と少しゆっくりしがちなこのタイミングで、自分がこの時期、解いた問題達を上記の様に眼をとおして自分の知識として身につけてあげてください。
来春この記事を読んでくれた皆様が、笑顔でいられること心よりお祈り申し上げます!
はい。今回は生物特集第二弾でした(^^)
この記事を読んで
プライムで一緒に勉強したい方!
生物のなおやせんせいの特訓を受けてみたいかた!
ぜひ
まで🥺