引き寄せの法則や、波動、フローに乗る、なんていう
言葉を使う人にはお馴染みかもしれませんが。
宇宙はいつも、色々な形で
サインを送ってくれているんですね。
でも、なかなか自分では読めなかったり、
気づけなかったりする。
それは、読み方を知らないから、というのが
一番の原因だと思うので
代表的なものを少しお知らせしようかと。
サインは、かすかなそよ風程度のものから始まって、
気がつかないでいるとどんどんボリュームを上げ、
最後はハリケーンみたいになります(^^;;
例えば、止まれ、休め、なんていうメッセージは
電車が遅延したり、赤信号が多かったり、
予約しようとしてもスムーズに行かない、など
行動の流れが止められる事で現れたりします。
本や広告、何かや誰かの声で
休め！とか、ストップ！なんていう言葉を見たり聞いたりする事もあります。
いずれにせよ、普段の何気ない生活で起きる
このような小さなサインを見逃すと
（通常は見逃している事が多いですが）
次は、体に異変が起きてきます。
疲れがとれない、疲れたという自覚がある。
朝起きられない、会社に行きたくない。
何も考えたくない、ぼーっとしたい。などなど。
この段階になると、わずかではありますが
自分がなんとなく不調だ、楽しくないって事には気づき始めます。
本来は人は喜びのために生まれていますから、
楽しくないというのは、本来の道を外れていますよというサインなのですが、
楽しくないのが当たり前の人生だ、
生きるのは大変なんだ、
だからたまに憂さ晴らしをしてバランスを取るんだ、という認識が
当たり前の常識になっている方には、
このサインも届きません。
そして、次は。
怪我をしたり、病気になったりします。
これも軽いものから始まって
段々重いものへ変化します。
なので、痛みがあるな、という段階で気づけるといいのですが、
大体は我慢して、この痛みが慢性化し、
ついには痺れたりして無感覚になってしまう事が多いです。
マッサージをしていると、
疲れが慢性化している方は
痛みを感じないくらいに感覚が麻痺していて、
ほぐしていくとようやく痛みを感じるようになってくる、という事があります。
筋肉の緊張や、怪我や痛みがある場所は、
何かのエネルギーブロックが起きていますから、
どこに痛みや異変を感じるか？で、
サインの意味がわかったりします。
例えば、
先ほどの止まれ、休め、なら
足。
足を怪我する、転ぶ、つまづく、などは
足止め、つまり止まれのサインです。
動けない程の怪我なら、止まってしっかり休め。
この場合、行動を止め、体を静かにさせる事で
思考を止めろ、鎮まらせろ、という意味が隠されている事が多いです。
なので、
ここで止まらずにいると
強制的に体と思考を止まらせるような出来事、
例えば脳に関する病気、入院が起きたりします。
病気や入院って、嫌な出来事に思えますが、
実は神様がくれた休憩の時間、
生き方を変える為のサイン、
今の考え方では本来の幸せは掴めませんよ、という合図なんですね。
私の母は、ずっと夫との関係に悩んできました。
父の浮気が母を苦しめてきた訳ですが、
母はその関係性も、自分が幸せになる為の考え方もできず、
ただただ父を責めてなじってきました。
数年前から左腕が痛い、と言い出し、
そのうち、痺れた、といって痛みが消えたのをいい事に
腕の発したメッセージに耳を傾ける事を忘れ、
そうこうしているうちに、
左半身不随、という状態になりました。
脳の病気になり、入院したんですね。
腕は、
抱きしめたくないものがある。
心を開けない。
許せない、嫌だ、という思いがあるとき
痛みを感じやすいようです。
母の場合は、腕が痛くなる前に
私が言葉で、父に対する考え方を変えるように
話しましたから、今思えば相当わかりやすいサインだったんだと思います。
それでも、母の気持ちは変わらなかった。
それが、こうして体が動かなくなって
ようやく今までの考え方、コミュニケーションの方法では
これから先が危ない、と気づいたようで。
変えてみるね、と言ってくれました。
体に異変が現れてきた時は、
すでにサインとしては大きなものになってきているんですね。
わかりやすいので。
だから、なるべく小さな不快感のうちに
何に気づけという事なのか？と調べる癖をつけると、
大事にならずに済むと思います。
残念ながら母のように、入院という事態になってしまった場合も、
長年の苦しみから抜ける為のチャンスと思えば、
この経験は大きな恵みに変わります。
事故や離婚、破産や倒産、リストラや詐欺、病気や怪我など
大きな悲しみを伴う人生経験は、大きなチャンスでもあるんですね。
今のうまく行かない考え方を変えなさい、もっと幸せになれるという事に、
気づきなさいっていう神様からのお知らせです。
危機の中にチャンスを見つける事。
良い事と悪い事は、同時に起きていると知ること、
出来事の表面、見えている部分と、
裏面、見えていない部分の両方に気づく事。
その上で、どちらを見たいか選ぶこと。
その選ぶ力が自分にあると気づく事。
私は母を気の毒に思う反面、良かったな、とも思っています。
母にとっては試練だと思いますが、
これで母が父に対しての考え方を変えられれば、
母の人生そのものが大きく変わるでしょう。
辛いだけのように見えていた人生が、大きな幸せに包まれていた事に
気づけるかもしれません。
もちろん、体が動かなくなってしまったのは私にとっても辛い事ですし、
母の悲しみや不安、混乱や怒りもわかります。
そう感じるのが当然ですし、私も同じ目にあえば同じ気持ちになるでしょう。
なので、そういう気持ちを受け止め寄り添いながら、
その苦しみを少しでも軽くしてあげられるよう、
今までの辛かった人生までもが美しい思い出に変わるよう、
モノの見方を変えるお手伝いをしていくのが、
私の役目だと思っています。
全てに意味がある。
そこに、どんな意味を見つけるのか。
自分にとって幸せになる意味を見つけられるかどうか。
全ては自分次第なんですね。。。