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ローバー隊隊長の言葉

月一のローバー隊集会での、「隊長の言葉」です。

スカウティングの目的は「社会貢献」であり、その目標は「社会に貢献できる青年の育成」です。

ローバーはその最終部門であり、スカウティングの仕上げです。そのヒントになる話を毎回隊集会で話しています。今月のテーマは「B-P ラストメッセージ 指導者宛」です。

 

 私の兄弟、スカウターとガイダー(指導者)の皆さん、

 セシル・ローズは死を前にして次のように言いました (そしてそれは私にとっても真実といえます)。「ことを成し遂げるに(一生という)時間はあまりにも短い」と。大きな冒険をしようとする者は、誰であっても、一生という短い期間では、その始まりを見た時のようには、その達成の姿を見ることを望めないものです。

 私は、スカウティングの発展をその始まりの時から今日の段階に至るまでを見届けたという、貴重な経験をしました。しかしそれを成し遂げるまでにはまだ壮大な仕事が控えています。この運動はほんの今、その一歩を踏み出したばかりです。 (私がスカウティングについて話すときは、ガイディングも含めています。この運動の展開において私が感謝を表明することができることの一つは、それを達成まで導いてくれるであろうあなた方頼れる男性女性を見つけることができた幸運があったことです。あなた方は、このかがり火を信頼して手渡すことができる後継者づくりのために目を見開いていてください。これを給料取りの組織にしてはいけません。愛国精神に基づく奉仕による自発的な運動にしておいてください。

 この運動は、既に、比較的短い期間のうちにこの運動を達成に導いてくれるであろう、私たちを勇気付けてくれる励ましの約束(encouraging promise)を、この運動自体に確立させております。この運動のねらいは、健康で、幸福で、人の力になる市民の男性と女性を育てることです。それは狭量な自己利益、個人、政治、宗派、国家の支配から脱し、広い視野と心が生む献身の精神を育て上げることであり、そしてその人たちは人類のために奉仕するのです。そして、相互の善意と協力は、私たち自身の国の中だけでなく、海外、すべての国の間で展開するのです。この達成は、空想や幻想的な夢ではなくて、私たちがそれのために働くならば、実現可能なものであることを、経験が示しています。そして、それが達成されたとき、それは、平和、繁栄、すべての人々の幸福を意味します。今日、私たちの理想を学んでいる何十万人の少年と少女は、近い将来、数百万の子の父と母になるという事実は、「励ましの約束(encouraging promise)」といえます。今日の父親らによってその子らに感銘を与えることができれば、今度はその子らによって同じ理想を順番に教え続けていくでしょう。

 したがって、あなた方スカウターとガイダーは、隣人の子どもたちに対するすばらしい仕事をしているだけではなく、この地上に平和と善意が満ちた神の王国をもたらすためのお手伝いとしての実務をしているともいえるのです。あなた方の努力がもたらす成功を心より祈念します。

 

「スカウト」「ガイド(ガールスカウト)」「ローバースカウト」と続いて、「指導者」宛の手紙です。

それぞれの手紙がどのように関連しているのか考えてみましょう。

 

スカウティングの本質は「人の役に立つこと」であり、

スカウティングの真髄は「(物事を)やり続けること」です。

 

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