スカウティングの目的は「社会貢献」でありその目標は「自分で考えて行動できる青年の育成」です。ローバーはその最終部門であり、スカウティングの仕上げです。
そのヒントになる話を毎回隊集会で話しています。
今月のテーマは「マイナスの感情」です。
この「隊長の言葉」では、ほぼ毎回「やるべきこと」を中心に綴(つづ)っています。
いわば「正論」です。
しかし、やらなくちゃいけないと思っていても、どうしてもやりたくないときもあります。
やろうと思っても、できないこともあるでしょう
例えば、「今日できることは、今日やろう」ということが、「正論」、
そして、「明日やれることは、明日やる」ということが「マイナスの感情」であり、
いわば「現実」なのでしょう。
この一種の開き直りが、現実だからこそ必要なこともあります。
「赤信号、車がなくても赤は赤」が正論、
「赤信号、みんなで渡ればこわくない」ではないですが、
車がいなければ渡ってもいいじゃないか、とも思います。
人間ならば誰でもある弱い部分。
しかし必ずやらなければやらないときはある。
あのときやっておけば、という後悔をしたこともあったのではないでしょうか。
開き直ってしまったり、自分を甘やかしまったり、そんなことを繰り返す。
実は私がそうです。やりたくないことはいつも後回し。
隣の芝生は青く見え、愚痴ばかりです。
そんな私がこの「隊長の言葉」ではエラそうなことが言えるのか。
それは「隊長」だからなのでしょう。
スカウトがいるから、がんばろうと思えるのです。
最後に具体的な方法を二つ紹介します。
一つは、どうしても机やパソコンに向かう気にならないとき、5分だけでいいからやってみます。
タイマーをかけて。そうすると5分が10分になり15分になることが私は多いです。
15分続けば、その後は勢いで進めることができます。
もう一つは、何かを毎日、または毎週やることです。
私の場合は「筋トレ体操」ですが、日記を付けたり、ジムに行ったりする人もいますね。
「マイナスの感情」に負けるときは負けていいと思います。
でも本当にそれでいいのか、と思う自分もいるはずです。
自分を客観的に見ることができるかどうかが大切です。
悔いのない人生を。
スカウティングの本質は「人の役に立つこと」であり、
スカウティングの真髄は「(物事を)やり続けること」です。
Paddle your own canoe