スカウティングの目的は「社会貢献」でありその目標は「自分で考えて行動できる青年の育成」です。ローバーはその最終部門であり、スカウティングの仕上げです。
そのヒントになる話を毎回隊集会で話しています。
今月のテーマは「ジャンボリー」です。
最初のジャンボリーは1920年の第1回国際ジャンボリーです。
当初はスカウト運動10周年に計画されていましたが、不安定な世界情勢により実施が伸びたそうです。ジャンボリー(jamboree)という名前は、最近ではボーイスカウト以外でもよく使われていますが、
創始者B-Pが「宴会」という意味を含んだ隠語をイギリス、ロンドンのオリンピアでのこの大会に
名づけたことがはじまりです。
実はこの大会は室内行事だったことは意外な事実です。(第2回以降はキャンプ、第3回から世界ジャンボリーと名付けられた。)
そしてこの大会でB-Pは「世界の総長」に任命されたことも有名な話です。
日本からは「東京少年団」の小柴博、「北海道岩内少年団」の下田豊松、「横浜インターナショナル隊」の鈴木慎(鈴木リチャード)の3名が参加したそうです。
日本でも第13回(静岡)第23回(山口)で開催されました。
そして大久保副長はスカウティング100周年のイギリスでの第21回記念大会に参加しています。
来年はアメリカ/メキシコ/カナダで24回大会が開催されることになっています。
日本では1922年東京で第1回日本ジャンボリーが行われたりとの記述がありますが、野営大会としての正式な第1回日本ジャンボリーは1956年の長野県軽井沢大会とされています。
参加スカウトは、第1回から第5回までは団ごとの参加で、2級を取得したものは人数関係無く全員が参加可能だったが、スカウト人口の増加によって会場の収容人数が厳しくなったため、第6回から都道府県連盟や県連の地区内で、1隊40人の派遣隊(指導者4人、上級班長4人、スカウト8人×4班)を編成し、参加する方式を第15回まで続きました。
16回以降はボーイスカウト及びベンチャースカウト(開催年度に小学校6年生以上、高校3年生以下のスカウトを参加の主体とする)という条件に変更され、今回からは、原隊参加も可能となり、原隊の班が全員参加出来る事になりました。
つまり時代や状況と共にジャンボリーもその姿を変えているといえるでしょう。
しかしいつの時代もジャンボリーは、スカウトの祭典です。
色とりどりのテントが、高原を埋め尽くす。
初めて会ったスカウト同士が、笑顔でハイタッチ。
強い夏の日差しで焼けた肌に、いくつもの汗がしたたる。
夜にはあちこちのサイトで開かれる交流会。
多くの思い出が4年後の大会をより華やかにする。
今年の夏がより忘れられないものになりますように。
スカウティングの本質は「人の役に立つこと」であり、
スカウティングの真髄は「(物事を)やり続けること」です。
Paddle your own canoe