有名な音楽バンドの新曲が物議を醸し出し、動画の批判が増えて公開停止したり、TVでの演奏も中止になっている記事を読みました。

現代のグローバル時代がどういうものなのか?全く頭を働かせることなく、世界を見ることもなく、平和に小さな日本国内で閉鎖的にいきてきたのだろうか?

この動画が許されるとしたら1900年代くらいまでかな?と私は思います。

新曲のコロンブスのタイトルも今公に使うには時代錯誤だと私は思います。

それを見ただけでも、やちゃいましたねー

あまりにも世界を見ていません。コロンブスは昭和生まれの私は学校で学んだ冒険家です。彼は白人では初めてアメリカ大陸を発見していますので、偉大な人のイメージを私は子供ながらに抱きました。

でも、現代から振り返るコロンブスにはそんな素晴らしく尊敬できる人物ではなくて、当時は今よりもモラルが低いこともあり、現代人から見ると許されないことをしてきました。

彼が立ち寄る島国で、原住民の富を奪い、そのために人々を殺し女性をレイプする卑劣な行為をおかしていました。昔は、それほど気に止める人がいなかったのか?最近はコロンブスの行為に批判も殺到して銅像は処分されています。

世界に向けてネット配信をするならば、これは世界中の人が目にするわけですから、コロンブスの名前をあげるだけでも気分を害する人がいるかもしれません。

輪をかけて失敗しちゃってるよねーというのは、動画のなかで着ぐるみを来た猿に扮する人が原住民で、その原住民に人力車をかついだり、猿に知識を与えようとしているシーンが含まれているということ。

先進国を中心に近代に奴隷廃止、植民地支配の解消に進んできたなかで、植民地支配を連想させると批判されてますね。

日本も第二次世界で負けるまではアジア諸国に植民地を持っていました。例えばシンガポールなら、日本人は植民地支配をするやいなや日本語を学ばせ、日本の習慣を身に付けるようにも動いて、現地の人たちの文化を尊重していませんでしたから暴動が起きて、日本の軍部は住人を大量に粛清してしまったという悲しい歴史もあります。

映画の名作で有名な風と共に去りぬも現代にみるにはタブーすぎる作品に成り下がりました。アメリカの南部のプランテーションで黒人奴隷を輸入しまくったアメリカの奴隷が描かれています。ジャングルのようなアメリカの大地が今の姿になるまでには多くの黒人の労働力を借りていたことを忘れてはならないと思います。なのに、あの国は今でも差別大国。

あまりにもそのバンドは、日本の歴史も去ることながら、世界を知らなすぎましたね。

謝罪されたようですが、恥さらしです

同じ日本人として私も恥ずかしいです。