お昼にプールで泳ぎ
午後から映画館へ
ここは私のすきな映画館。学生時代は渋谷のシネマライズというお洒落なミニシアターでアルバイトをしたことのある私は大衆向けよりもこのてのシアターが好み
今回は日本の九州程度の国土を持つ小国ベルギーを舞台にしたベルギー作品のゴーストトロピック。
テロの温床と言われるブリュッセルでに暮らす。多分、移民のための集合住宅に暮らす中年女性を通して、移民の立ち位置、多様性を受け入れるベルギー国民の優しさ、色んなものを読み取る視点がないと、ワケわからないつまらない作品になるのです。
クーちゃんは起きていたけど、サラはしっかり寝落ちて起こされました
アメリカ映画作品のインザハイツとはまた違って、このあたりに造詣の深さを求められる構成でした。
個人的にサラは若い頃にベルギー人のエグゼクティブクラスの恋人がいましたし、オランダからのバカンスの帰りにアウトバーンでアントワープの標識を見かけて、寄り道をした想いでのある国。
映画の作品から読み取る移民の暮しにふれ、日本人が恵まれていることを国にいながらに再確認ができる時間でした。日本は、少子高齢とインフレが進んでますし、国民の暮しは楽ではないけれど、今のところは、ほぼ日本人のための国家ですから日本人は法で守られていますし、国民であれば健康保険に加入できるので、治療も受けられます。
アメリカには国民のための保険なんて、ありませんからね。あの国は力でのしあがる国なので、日本国のような優しさはありません。
差別や偏見だってアメリカには根強く残っている。日本はよいほうなのです。外を広くみて、自分のおかれている場所を再確認するのは大切なこと