私の恋人は子供に優しい。


この冬にも子供から携帯の機種変更にIPhone の最新版をねだられて買ってあげました。


パパの機種変更は型落ちの3万円程度で抑えているのにね。娘はパパの5倍


医学部合格して、必要なパソコンも娘が不憫にならないようにハイスペックで30万くらいかけています。


学生時代の六年間をそのパソコンで通させる考えでもあるとは思います。


彼は全ての子供のパソコンは買う時はハイスペックで彼らが大学生活で不便にならないようにしてます。


贅沢はさせてないけど子供たちが困らないように必要なことはしてあげるので、子供が多いパパは稼ぎは全て消えていき、老後資金作りにまわりません。


彼は贅沢に興味はないし、何事にたいしても愚痴をこぼさないしネガティブなこともいいません。


仕事でも部下が不祥事を起こしても常に冷静で人を責めたりしない人。


誰にたいしても態度を変えず平等で言葉使いも丁寧に人当たりもよいし


筋が通らないことには、厳しい側面がありますけど、子供たちのやりたいことを伸ばしてあげるパパです。


浮気をしたこともなければ、水商売のお店にも行ったこともない。


学生時代の恋人と結婚をして熟年離婚の話し合いが成立して、婚活するまで奥さん一筋。


こうして優しいパパの彼を俯瞰すると、私の父親とは正反対なのがわかります。


人生最後になって、ついに私は、自分の父親とは正反対の男性、男運の悪い私の母親が選ばない男性を選べる女性に変容しました。


変容というより成長したのかな?


経験すること、長くいきることはとても素晴らしいことなのがわかります。


私が独身を貫いた理由にもなりますが、私が結婚を恐れていた理由には、女の子は父親のような異性を選ぶと聞いたことがあるから。


10代は大好きなクラスメートから告白を受けての相思相愛。


社会に出た20代の頃は、友達の友人からの告白を受けての交際。つまり自分で選んだわけではなく、推しに弱いので交際するパターン。


その延長線上にプロポーズされたことが三回あったけれど、受け入れた後に断って別れを繰り返しているうちに婚期が消滅。


それからは結婚を意識するようになり、そうなると簡単には交際ができなくなり断り続けるようになりました。


道は非常に長くてアップダウンがあり、楽ではありませんでした。


現代は離婚を恥じない世の中になりましたが、私の子供時代は後ろ指をさされた哀しく不遇な経験のトラウマがありますので、私は離婚が嫌い。


正当な理由がない限り、離婚はネガティブに捉えているのです。


離婚をしたくないから結婚を選択しなかったとも言えます。


やっと、親の呪縛から逃れられたのは50代だと思うと、悲しくもなります。


親子関係、幼少期の家庭環境は一生に左右すると言ってもよいかもしれませんね。