こんにちは。

 

プライマリークラブ

~19年続く「大人の仲間作り」~

ルーツを聴き出すと止まらない

スタッフの安田です。

 

新年早々辛いニュースが重なった中

箱根駅伝はじめ、スポーツの話題には

いつも勇気をもらいます。

特に、選手の背景にあるドラマには

心を熱くするものがあります。

 

さて、本題です。

 

今年最初のプライマリークラブに

ご登壇頂いたのは、

プロゴルファー中嶋千尋さん。

 

 

講演が始まる前から、

サポートする方、お集りの方々の熱気で

会場の温度が急上昇しているのではと

感じる位でした。

 

中でも、一番の熱気を発していたのは、

中嶋千尋さんご本人!

 

最初から最後まで、というか、

懇親会が終わっても、そのパワーが

衰えることは全くありませんでした。

 

講演は、生い立ちのお話から。

小学校低学年時代は何をやっても

ビリだったという中嶋さん。

 

ある日、帰ってきたお父さんに

テストを渡すと・・・

「お~っ!0点か~!

千尋は大器晩成だからな!

なぁお母さん!乾杯だ!」と。

 

 

それを満面の笑みで受け取る

お母さん。

それが全く演技ではないと。

 

その様子を見ていた中嶋さんは、

残念なことが起きているのに、

いいことが起きていると感じていた

そうです。

 

なんて、素晴らしいご両親。

しびれました。

 

このご両親に

「丸ごと受け入れてもらえる」

「可能性を信じて、見守ってもらえる」

 

 

という感覚が、その後の、幾多の困難を

乗り越える土台となっていることが

よく伝わってきました。
 

中でも、不屈の精神を感じさせる

強烈なインパクトを感じた

エピソードが次の二つ。

 

一つは、歯の矯正をきっかけに

体のバランスを崩し、トレーニングも

ままならない状態に陥りながらも、

約10年ぶりに2勝目を挙げたお話

 

 

健康な歯を1/3も削られ、朝ベットから

ちゃんと起きられない位な状況で、

人間不信にもなったそうです。

 

そんな中でも、変わらず応援して下さる

方々にお礼を言いたい。

どうせなら、優勝インタビューでと。

 

ジョギングしながら優勝インタビューの

練習をして、泣きながら走っていたことも

あったそうです。

 

 

長いトンネルを抜けて優勝した勝因は

「悪い時も応援してくれた人たちのお陰」

と言う言葉には力がこもっていました。

 

 

 

もう一つのエピソードは、もう現役は

無理だと諦める寸前までいきながら、

38才で2勝、40才で生涯ベストスコアを

出したお話。

 

1枚のチラシをきっかけに、

西田文郎先生から脳の使い方を学び、

35才から取り組んだのがこれ。

 

 

西田先生からのアドバイスは独特。

ある行き詰まった時のアドバイスは、

「自分より弱っている人を助けること」

 

丁度、新潟中越地震に対して、

日本女子プロゴルフ協会でも何か

できないか模索中。

ここで、1人

「災害対策本部長やります!」と申し出。

 

体調は悪く、帯状疱疹も出ている中、

災害支援の募金集めに没頭していると、

感謝の気持ちが湧き、

エネルギーが上がったことで、

スコアが自己ベストを2打更新する63。

 

 

三方良しを体験させてもらったとのこと。


因みに、100万円位しか集められないと
思われていた義援金は、1000万円を
超えたそうです。

 

多くの困難から宝を得てきた中嶋さん、

大変なことが起きたら、先に「ありがとう」を

言うようにしているそうです。

学びたい姿勢の一つです。

 

素直な心で素直に行動し、

夢を実現し続ける、中嶋千尋さん。

それを育んだご両親の深い愛情。

心の底から啓発されるご講演でした。

 

 

ご参加の皆さんの感想をお聴きしていても、

感動をもっと伝えたいという思いが

溢れて出てくる姿がとても印象的でした。


〈お知らせ〉
【今まで】
19年間 毎月毎月開催
ずっと続けてきたプライマリークラブ
(2024年1月11日まで毎月開催)

【これから(2024年2月以降)】
年2回(半年に一度)程度の開催となります。
詳細は、アメブロやメルマガで発信させて頂きます。

 

引き続きご無理ない範囲で
よろしくお願い致します。