“森の学校楠学園” staff のつぶやき -9ページ目

“森の学校楠学園” staff のつぶやき

鹿児島県は蒲生町にある小さな認可外の私立学校(フリースクール)の日常を
スタッフの目からお届けします

今度来たウーファーさんは,イタリアとスペインから。

日本語はこれからなので,細かなコミュニケーションはなかなかだけれど,

子ども達が大好きな2人は,すぐに友達になった。


そんなスペイン人のフェルは,マジックが得意!

なにげにカードを取り出しながら,始め出す。

彼の周りには,子ども達の興味津々の顔がずらり・・・


以前,中国雑伎団の演舞を見に行ったことがあり,

その時に購入したディアボロで遊んでいる男の子を見たフェルは,

「ちょっと貸して。」と手に持ったとたんに,

ものすごい技をやってのけた!!

周りの子は,拍手喝采!!

「すごいね!」「ブラボー!」


1人の男の子が,ディアボロを伝授してもらっていた。

何度も何度も繰り返しながら,コツを掴んでいく。

ずーっとずーっと,自分が納得いくまで続けていた・・・


釣り名人から,またお声が掛かり,今回は加治木港へ。

ウーファーで来てくれている2人が,明日で旅立つので,

その最後の機会にと,設けてくれたのだ。


三ヶ月前に来たときは,すぐにイカダ釣りに出掛け,

「釣りに始まり,釣りで終わる」そんな感じになった。


「今日は,チヌを釣らせてあげるからね。」

最初は,待てども待てども何も釣れなかったが,

ウキが右に流れ出す,潮の流れが見え出すと,時が来た!

ウキが海の中に沈んだと同時に,グッと引く。

タイミングが合えば,引っ掛かった重さが竿に伝わる。

20センチ~30センチほどのチヌが,次々と釣れだした。

「これくらいの大きさが,一番美味しいんだよ。」

その釣り名人の言葉に,みんなの目がキラリ☆


初めてチヌを釣った!という男の子。

初めてで,3匹も釣れたと,大喜び!!

釣り名人がタイミングを合わせて釣った魚を,

釣り上げさせてくれたりもした。

この引きや重さを感じてほしい,

釣りの楽しみを感じてほしいという,配慮だ。

それだけでも,子どもたちは嬉しい。


全部で15匹くらいいただろうか,

帰ってからは,高校生の男の子が一気に捌いて,刺身にしてくれた。

フーファーの2人との最後のご飯は,みんなの釣ったチヌの刺身。

とっても良いメニューとなった。


敬老会が中止になって演劇ができなくなり,ちょっと力が抜けていたところへ,

ピアノの先生から,嬉しい話を頂いた。




10月13日に,蒲生町交流館で開催されるライブに,

その演劇を披露してもらえたら・・・という話だ。


蒲生町で,音楽関係で頑張っている人達の演奏会で,

ピアノとギターを習っている学園の子達も,参加する予定。



地区だけの公演ではなくて,町内の方々に見てもらえるという

きっとお客様も多く,そして層も変わっての公演に,

大人も子どもたちも,ちょっとドキドキしています。


学園寮の周りには,ムカゴやアケビなどの秋の木の実が豊富だ。

子どもたちは,小さなムカゴ採りに夢中になる。

特にA君は自然派で,そういう木の実が大好きです。

この時期になると,ムカゴを近くから探してきて,

自分で茹でて,塩をふって食べている。


この辺りの森を知り尽くしている,新留の公民館長さんが,

「ちょっと森を探検してみるかな?」と誘ってくださった。

公民館長さんのすぐ前の畑の木に,ムカゴが鈴なりになっている。

近くのおばあさんに了解を頂いて,早速手のひら一杯集まった。

みんなでお礼を伝えると,とても喜んでくれた。


いつも通らない道を,ゆっくりと車で進んでいく。

時期が少し早いらしい。アケビはたくさんあるものの,

まだ熟していないらしく,しっかりと閉じたままだった。

ヤマブドウを願ったが,それに似た苦い実はたくさん見つかった。

いろんな葉っぱや実を比べながら,

「どんなものにも似たものがあって,本物と偽物があるんだよ。」

と,教わった。


秋の山は,ひんやりとして心地よい。

しばらく行くと小さな川があり,子どもたちが大きな山太郎ガニを見つけたらしい。

一旦帰った後,網を持って捕まえに行き,見事捕まえてきた。

しかし,カニの処理をどうしたものか・・・

いつも色々と教えてくれる釣り名人に,A君が聞いてみる。

アドバイス通りにやってみた。

カニをキレイに洗って,水の中で泥出しをするのだそう。

今日は,カニのお味噌汁だ!


一匹と思いきや,釣り名人が先日捕らえたカニ3匹を持って現れ,

調理までしてくださった。

カニのエキスがたっぷり出た味噌汁を,どんぶりで頂き,

カニの身もしゃぶる。

満足笑顔で,「ごちそうさま!」



今日は,美味しい給食の後,

スタッフの関人さんが開いている,絵画展に行く予定になっている。



具だくさんの味噌汁とナスの中華炒めが,今日のメニュー。

野菜のエキスがたっぷりで,どちらも美味しい!

お腹いっぱいになる。



園庭の川に覆い被さるようにして,アケビのツルが伸びている。

以前から,「いつになったら熟れるんだろうね。」と,心待ちにしていた。

よく見ると,「アケビ」がパカッと割れて,熟れている姿があった。

ちょっと高い所だけれど,これを取らずにはいられない。

子どもたちは,アケビを知っている子も,初めての子も・・・

恐る恐る口に入れる子どもたち・・・

「これって,虫の形に似てるよね。」

ははは・・・



準備が出来たら,市内の絵画展に出発!

名山町の商店街の外れの一階に,その場所があった。

ブルーを基調にした絵のが数点・・・

学園で描いている絵とはまた違った,初めて見る画風の絵に,

子どもたちはちょっと圧倒されていた。

「こんな絵も描くんだね。」

関人さんの違った一面を見たような,不思議な感覚だった。



いろんな取り組みをしている人達の姿をたくさん見ている子どもたち。

今は分からなくても,フッとしたことで思い出してくれたらいいな。


楠学園では,思いもしないことが行われることがある。


今日,ロープを森の物置小屋まで取りに行ってくれたウーファーさんと男の子。

細いロープと一緒に,太くて重いロープも頑張って持ってきてくれた。


太いロープは使わないんだけど・・・


いつの間にか,太いロープは園庭のまん中に伸び,

中心に赤い印が結ばれていた。


ウーファーのトメックが,

「綱引きしよう!」 「あつまれー!」

上手くなった日本語で子どもたちに呼びかけていた。

グッドアイデア!


ようちえん生も一緒にやろう!と声を掛けると,

ワーーと集まってきた。


トメックとマレックが,一人一人呼びながら,

交互にチームに呼び入れる。

学園生とようちえん生,そしてスタッフが混じっての

綱引き大会のはじまり~


みんな一斉に力を入れて踏ん張る!

踏ん張れ!引っ張れ!

森に大声が響きわたる。

ロープは前に後ろにいきながら,なかなか決着がつかない・・・

ものすごく時間が長く感じた。

力尽きた方が負けたような,そんな感じで決着がついた。


みんな一気に力を出し切ってヘロヘロだけど,「おもしろかったぁ!!」の声

ちょっと早い運動会を体験だったかな?





待ちに待った地区の敬老会ですが,

前日からの台風で,当日はやはり16号の影響が強く,

残念ながら中止になりました・・・



練習した寸劇をお見せすることが出来なかったのは,

とても残念なことなのですが,

しかし,役員の方々が一軒一軒,

お弁当と一緒にメッセージカードを届けてくださり,

ありがたかったです。

手作りのかわいらしいメッセージカードでしたので,

手渡ししたかったですが,

また,9月30日に地区の方をお招きする

「お月見会」がありますので,

いろんなお話が出来そうです。


近いうちに寸劇の披露が出来たらいいなと思っています。

この地区の敬老会が16日の日曜日にあります。


地区の方々には,とてもかわいがっていただいていて,

たくさん声を掛けてもらったり,いつもお世話になっています。

その感謝も込めて,今年二回めになりますが,

敬老会に参加させてもらうことになっています。


どんな事が披露できるかな?と思いつつ,

劇団くすのきでは,寸劇を

学園生からは,「ふるさと」と「茶碗蒸しの歌」を披露し,

メッセージカードを配ることに決めました。


歌は,9月に入って朝の歌の時間に練習。

歌詞を見ないでも歌えるようになってきました。


メッセージカードは,子どもたちのイメージを大切に,

とても素敵で,カラフルなものに仕上がりました。


寸劇の方も,中3の女の子が脚本を書いた,手作りのもの。

おじいさんおばあさん受けのするものを・・・と,

「ネズミのすもう」を題に,練習をしています。


地区のみなさんに喜んでいただけたら幸いです。



週1回の自炊が始まりました。

薪集めも先週のうちに終わらせていたので,安心。


今回は,男の子3人のグループ。

最初から「エビチリ」と,凝ったもの。


みんなが持ってきてくれたお米も,合わせると1升

それをキレイになるまで,といだり,

羽釜で炊いたりと,普段し慣れない作業が続きます。


エビの皮むきは,3人作業で何とか終了。

途中で,「一匹何秒で剥けるか?」なんていう遊びも・・・


白ネギやニンニクやショウガのみじん切りは,

リーダーが率先してやってくれました。


おかずの準備をしている間に,ご飯が炊けた様子。

なんと,全くお焦げなしのきれいなご飯が炊けていたのにはビックリ!!


途中ウーファーさん2人の力も借りながら,

エビチリの味付けもOK!

薪で炊いているのに,火加減もバッチリでした。


緑のレタスに,赤いエビチリがとても栄える

美味しい昼ご飯になりました。

他の学園生からも「おいしい!」の声がたくさんあがりました。


生ゴミは,土に埋めて自然分解。

なるべくゴミは出しません。

森だから出来ることがたくさんあります。




葉っぱのフレディ ーいのちの旅ー


100歳を超えてもなお,今も現役で医師を続けておられる

日野原重明先生が,この「葉っぱのフレディ」の音楽劇の脚本を書かれました。


その音楽劇に,「楠学園の子どもたちも参加しませんか?」と,

親しくしていただいている齊藤先生から,

とてもありがたいことに,お声が掛かりました。


この8月に初の顔合わせを行い,

鹿児島にいた子どもたちは,参加をしていきました。


公演は,来年冬,12月21日


それに向けて,少しずつ始動です。

今回の演劇の授業では,音楽を聴きながら,

春の葉っぱのイメージを,子どもたちなりに描いてもらいました。