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“森の学校楠学園” staff のつぶやき

鹿児島県は蒲生町にある小さな認可外の私立学校(フリースクール)の日常を
スタッフの目からお届けします

ピースギャザリング ・・・ 平和を持ち寄るコト,かな


霧島で開かれたピースギャザリングのイベントに参加してきました

主催の方に声を掛けていただいてブースを出すことになり

ついでに キャンプも楽しんじゃおう!という訳です


同じ名前のイベントは各地であるみたい

平和と音楽とアートをテーマにした 開放感あふれるお祭り

霧島では2回目だそうです


会場は 『野々湯温泉』という なんともB級に素敵な温泉場

目印のバニーウサギに手を振り 広大な景色を横目に

えっちら おっちら 山を上がっていく車

と そこに展開されていたのは またなんとも独特な世界でした


ティピー(インディアンのテント)があちこちに立っている

たくさんの人が着心地よさそうな服を着て行き来している

つながれていない犬が 穏やかな顔をしてトコトコ歩いている


ラテン系といおうか ロハス系といおうか

まるにんげん工房の三四郎さんや漆山さんをはじめ

いろいろな方とも顔を合わせました

面白いなぁ

似たような考え方で行動していたら どこかで出会うものなんですね


さてさて。 テントを立てたりブースに写真を飾ったりしているうちに

どんどん人が増えてきて テントもぎっしりになってきました


夕飯は 温泉の蒸気を利用した蒸し料理

結構時間がかかったみたい

(私は会合でいったん姶良に戻っていたのです)

蒸気の噴き出し具合やふたが閉まるかどうかで蒸し時間が全然変わってくるんだね


雰囲気に押されながらも 子どもたちはマイペース

岩に上ったり 駆け回ったり テントにこもってカードゲームをしたり

そうして 夜は更けていきました



次の日も蒸し料理と少しけだるい不思議な時間の流れ

テントの中でおしゃべりをしながらふと外を見ると

多国籍の子どもたちがスケボーをして遊んでいて なんだか嬉しくなる

なんだか日本じゃないみたい

でも 日本にもこういう風景があるっていうことなんだよね


長野でオーガニックのコーヒーを作られている方から

ミュージシャンからいただいたというスイカをいただき

周りにいた人みんなに声を掛けて おいしくおいしくいただきました



気持ちのいい服と気持ちのいい音楽を楽しみながら

自分の時間を生きている人たち

そんな世界に触れることで 子どもたちは何を感じるんだろう


いろいろな価値観を すっと受け止められる人になるといいな

いろいろな人たちの考えを 尊重できる人になるといいな




“森の学校楠学園” staff のつぶやき-ピースギャザリング02   “森の学校楠学園” staff のつぶやき-ピースギャザリング01

4月初め ゆっちゃんとアルちゃんが“龍門の滝へ行こう” という企画を出していました


その日の運営会議で企画は通り

自転車をどうにか揃えて 今日がその決行日

体験入学のコウセイくんも合わせて 自転車は総勢11台となりましたニコニコ



初めての道 初めて行く所 それでも学園特有のラフさ


 この目の前の道から 蜂蜜屋さんを右に曲がって

 山田中学校が見えたら次の交差点を右

 山田口で停まっててね そこから裏道に入るから

 加治木温泉病院っていうピンクの建物の手前を左に曲がって

 龍門の滝の駐車場まで行くよ


指示はこれだけ +不安な人は携帯の番号を控えててね携帯と伝える

そして 片道約14kmの道を元気よくこぎ出しました



初夏の気持ちよい風 繰り返すアップダウン

それぞれに休憩をはさみながら 迷うことなく走り続ける


あいくんとレイくんは かなり先へ

でも 気になる分かれ道ではちゃんと停まって待っている


すごいなぁ

あれだけの指示で本当にちゃんと走れちゃうんだ


途中からは右へ左へ

住宅街や田圃の横,それに高速道路沿いの裏道を通って

1時間半で 目的地へ到着しました


“森の学校楠学園” staff のつぶやき-サイクリング01



龍門の滝というのは 高速道路から見える所にあるので

遠目に見たことがあるという人は多いはず

結構な落差があります


最近は雨が多いので水量も多くて滝見台まで水しぶきがとんできます

ここでかおちゃんファミリーと合流してランチタイム

お弁当を食べ おやつを食べ 

オニヤンマを見つけて大興奮したり 石をつたって対岸へ渡ったり・・・


『上(展望台)まで行く人ー!』と声をかけると

わらわらと みんな集まってきました


傾斜の急な遊歩道を上ること約15分

滝を上から見下ろせる展望台へ到着音譜



実はここ この先にとってもいいポイントがあるんです

展望台の横から滝の方へ下りると 小さな公園

さらに奥に続く小道を行くと 落差2~3mの小さな滝(?)が


人もあまりこないし

自然を感じられて のんびりと遊べる素敵な所


「川に落ちてもいいけど 滝まで流されないようにね!」

と声を掛けてみたものの・・・これは私の自己満足

子どもたちは そんなことちゃんと分かってるんですよね



そして水着を用意していた子もしていなかった子も

入りたい子は川へ


ああ まだ冷たいでしょうに


そんな大人の心配をよそに はしゃいでいます



ここですごいなと思ったのは

子どもたちが自分の力量をわきまえていること


そこにある小さな滝の滝壺を渡っていったのは

中学生組ふたりだけだったのですもの


“森の学校楠学園” staff のつぶやき-サイクリング02



帰り道も 甘くて大きな野いちごを見つけたり

「また坂だー!」なんて騒いだりしながら 無事に帰園


本当に本当に 疲れたけど楽しい一日だったねラブラブ


今日は楽しい源土さんの絵画教室・・・は,お休み

お子さんが熱を出してしまったそうです



働き方について 前に友達が話していたこと


 いま保育園を増やして女性が働く環境を整えようという世論があって

 それはお母さんのためであると思われているけれど そうなのかな

 それよりも 子どもが一緒でも働ける環境の方を整えてもらいたいな



うん そうだね

大人が社会参加しようとするとき 子どもがじゃまになるっておかしいね

親が働く姿を自然に見られる

それって とても素敵なことなのにね


だから (学園での活動はお仕事ではなくボランティアなのだけれど)

源土さんがこんな風に 子どもを優先していること

それが あたりまえに許される学園であるって嬉しいなと思います



さて

ふいにプログラムがなくなった子どもたち

好きなことをしようと今にも駆け出しそうですが

そこに ちょいとお願い


・畑のビニールハウスの支柱にする竹を伐り出す

・草木染めに使う草を河原から取ってくる

という2つのお仕事を頼みました


お願いするときに 時間を伝えていなかったので

草取りに出かけたのは 学園が終わる時間の少し前

本当は 今日のうちに煮出しをしたかったのだけど・・・

これは大人の都合&失敗


でもほら!

短時間でこんなにたくさん草を取ってきてくれました


草木染めは初挑戦だけれど どんな風にできるかな


“森の学校楠学園” staff のつぶやき-草木染めのために

11名にふえた子どもたち 

自炊も2班に分かれることになりました


今日の当番は チームひびちゃん

メンバーのひびくんもアルちゃんも料理を楽しむ子なので

いやが上にも期待がふくらみます


今日のメニューは エビチリ音譜 だそう



エビチリといえば 去年もつくったよね

とってもおいしくできて みんなからも大好評で 嬉しかったのかな


今回もエビの皮むきから始まって 基本に忠実に調理を続ける

なんたって 見ている本が 『基本の中華料理』ですもの得意げ

もちろん ネギからショウガから豆板醤まで揃えてあります


そして 片栗粉がちょっとゆるくて衣が薄かったものの

ピリッとおいしいエビチリが見事完成!


いやぁ 小学校2年生で得意料理がエビチリなんてかっこいいじゃない

『おいしい料理をつくってみんなを笑顔にする』っていう

ひびくんの2010年の目標 

まずは1回達成したねニコニコ


“森の学校楠学園” staff のつぶやき-エビチリ

今日の哲学のテーマは

『「時は流れる」っていうけど 本当に流れるものなのか』 です




『時は流れるっていうけど 本当に流れるのかなぁ』


『流れるよ 決まってんじゃん』


『どうして?』


『流れるから』


『でも見えないよ どうして流れるって分かるの?』


『だって 空気だって見えないけどあるでしょう

 だから 見えなくても流れてるの』


『そもそも 時って何?』


『時はねぇ・・・時間』


『時間って?』


『過去とか未来とか あと現在とか』

『1時間とか 1ヶ月とか』

『人間が決めたもの』


『ふぅん 過去とか現在とか未来とかが時なんだ』


『うん』


『過去ってその時だよね 1年前とか1週間前とか

 それは その瞬間であって流れてないよね

 別々の時なんじゃないの?』


『えっとね その1年とかは人間が決めたもので動いてないんだけど

 時はずっと動いてるから・・・』


  ・

  ・

  ・


という感じで議論は続き 子どもたちの中からどんどん発言がでるようになってきました

そこで 今の時点の考えで 「時は流れている派」と「時は流れていない派」に

分かれて 意見の応酬をすることに



『ほら 川もさ 水が流れてるじゃない』

『うん,川は流れてるけど 時とは違うよ』


とか


『いまって すぎたら過去になるよね』

『じゃあ過去ってなに?』


とか


たくさんの考えがでて 途中で立場を変わる子も出てきて

その場の空気がほんのり熱くなって


そして みんなの頭がぐちゃぐちゃになった頃

次の予定があったので 話を打ちきりにしました



その時の反応ったら!

残念がるでもなく 喜ぶでもなく ほっとするでもなく

終わり? そうかぁ・・・という感じ


敢えて言葉にすれば 充足感なのでしょうか


ゆっちゃんは 『今日の哲学面白かった!』と 何度も何度も口にしていました



さて,このテーマはここで終わる予定だったのだけれど

子どもたちは来週も続きをするつもりでいるみたい


1週間後,どうなることでしょうね


.


トランポリンって やってみたことありますか


名前はみんな知っていても 実際はあまりなじみがない

そんな分野のような気がします



さて 4月の体験教室はそのトランポリン

鹿児島トランポリン協会の皿良さんとカワベさんにきていただきました


このトランポリン

すべての運動の基礎となるバランス感覚を鍛えるのにとてもいいのだとか

とくに幼い頃にしているといいそうです


学園の子どもたちも 一般参加の子どもたちもほとんどが初体験

始まる前からどことなくそわそわ 目はキラキラ


そして 幼稚園の頃からしているという5年生の男の子の模範演技に

わぁと声を上げ 期待は高まります



まずはまっすぐに跳ぶ練習ととまる練習

難なく跳べる子もいれば あちこち跳ねる子もいる

でも みんな楽しそう


『では大人の方もどうぞ!』

『えっ!』


ふふ

同伴のつもりのお父さん・お母さんにも体験していただきましたよ

見るのとするのは全然違いますからね


ぽんぽん跳んだ後 トランポリンから降りた大人に先生が一言

『そこで一回跳んでみてください』


・・・と 跳べない

トランポリンって不思議体験です



さて,子どもたちは慣れた頃 技に挑戦していきます


横に半回転 次は一回転 膝をついたりひねったり

二連続・三連続・四連続・・・

ほんの2時間足らずの間に いろいろな跳び方ができるようになりました


結局 学園のほとんどの子は午前・午後とフル参加

 『トランポリンほしい』 『いくらするの?』

なんて会話まで飛び出すほどでした


うん 確かにいつでも跳べるといいだろうね

そのうち きっと・・・ね



ちなみに写真の右端で跳んでいるのは年長さんの女の子

皿良さんのお孫さんで小さな頃からやっているのだそう

さすがに びっくりするほどきれいな跳び方でした♪

“森の学校楠学園” staff のつぶやき-トランポリン

この前 庭のあちこちを掘り返してミミズを探していた子どもたち

そのきっかけは いい道具でした


畑を指導してくださる博人さんが貸してくださったシャベルを使うと

とってもさっくり土が掘れるんです


そして 土を掘ることそのものが面白くなったのか

気がついたら穴掘りが始まっていました


どんどん どんどん


側面に階段みたいなくぼみをつくって

縁が崩れないようにブロックを積み上げて

バケツにロープを結びつけて

下で掘る人・上であげる人の役割分担をして


どんどん どんどん


特に目的もなく ただ掘る

そんな時間は無条件に楽しいのでしょう


“森の学校楠学園” staff のつぶやき-穴掘り

これまで護身道や表現といったプログラムを取り入れてきた楠学園ですが

実はずっとやりたかったことが・・・


それは


タップダンスペンギン音譜



これは私Sayaのかなり私的な趣味が入っているのだけど

タップダンスってかっこいいと思いませんか


幼い頃の憧れ『できるかな』ののっぽさんに始まり

北野武監督版『座頭市』の有名なシーンに至るまで

タップができるとかっこいいラブラブ


ということでずっと先生を探していて,とうとう見つけることができました

鹿児島市在住のたかまるさん


春休みにステージを拝見する機会があったのだけれど

いやもう 本当にかっこいい

しかも踊ることをとっても楽しんでいるのが伝わってきます

最高の先生に巡り会いました



と,前置きが長くなったけれど

今日はそんなたかまるさんのタップダンスの授業


映画『HAPPY FEET』の音楽にのって準備体操

ステップの踏み方を数パターン教えてもらう


それを応用しての自己紹介

『そうそう そうやって自由にステップを踏んでいってね』

はぁい



実は学園の子どもたち,とってもシャイな子が多いんです

ひとりひとり言ってみて とか

ひとりずつやってみて なんて促しても

照れて逃げ出すことがほとんど


ところがえっ


今日の授業は違いました

準備体操からしてみんなしっかり動いていたし

『ひとりずつ』も ちゃあんと披露

これには 本当にびっくりラブラブ


こどもたちがいろんな活動に慣れたということもあるだろうし

音楽があって動きやすかったということもあるかも知れない


ケド それだけではなく


たかまるさんのタップを楽しむ想いが きっと

子どもたちに伝わったんだろうなぁ・・・と思うことでした


いいね

これからもたかまるさんと一緒にタップを楽しんでいけたらいいね


“森の学校楠学園” staff のつぶやき-初タップダンス

春休み中 ご近所の博人さんのご協力をいただいて

学園の庭の一角を掘り起こしました

夏野菜をつくる畑にするためです


去年は『自然農法でやろう!』と張り切ってみたのだけど

雑草の勢いに負けてジャングルに・・・汗

そこで まずは一般的なやり方を倣うことにしました


土をさらに掘り起こしながら草の根をのぞいていく作業からは

子どもたちにバトンタッチ


と,一鍬振り下ろすたびに 太くて長いミミズがでるわでるわ目

いい土なんだねぇ


ひととおり耕して 大人は休憩

しばらくして ふと気付くと子どもたちの姿がない

見ると 庭のあちこちを掘り返していました


 『なにしてるの?』

 『ミミズ探し!』

 『見て! こんなに捕ったよ!』


おぉ タライの中にミミズがうじゃうじゃ

土の中にミミズがいるというよりミミズと土が混ざっている感じ

よくこんなに見つけたねぇ


 『これどうするの?』

 『釣りの餌にするの。それからハリネズミにもあげるの』

 『そっか。じゃあ捕りすぎた分は後で土に返してあげてね』

 『分かったぁ』


なんて素直でかわいい子どもたち

この前餌がなくて魚が釣れなかったのも悔しかったのかな


それにしても 庭のそこここにぼこぼこと土塚が

もぐらより熱心な耕し方かもね


※自然農法とは

土を耕さず,肥料も使わず,自然と共存する農法です

他の草(雑草)の勢いだけは調整させてもらいました

やってみると,とても理にかなっていると感じます

農作業自体に慣れてきたらまた挑戦するつもりですクローバー


“森の学校楠学園” staff のつぶやき-ミミズ探し

新年度二日目


春休みにオタマジャクシがたくさんいるのを見た!

ということで 近くの住吉池へ


カエルになりかけのオタマジャクシをどっさり捕るかたわら

落ちている棒と釣り糸で釣り竿づくり

ちゃっかり釣り針だけは用意していたんだねニコニコ


昨秋の渇水時期とは違って水位も上がり

池にはゆとりが感じられました


・・・が

魚にも余裕があるのか,釣り針に反応せずあせる


む~ん

餌になる稚魚もあまりいないし,魚肉ソーセージも用意していない


と,バス釣りに来ていたお兄さんがミミズがいいよと教えてくれて

数人の子が山へ駆け出す

はやいなぁ


結局ミミズも見つからず今日の収穫はオタマジャクシだけだったけど

ほわっと楽しい時間をすごすことができました


ところで そのオタマジャクシはどうするのかなぁ・・・カエル


“森の学校楠学園” staff のつぶやき-早速釣りに