「Japanese only~日本人以外お断り~」に見る素晴らしき世界 | 白帯以前素人による「なんちゃってテコン島」

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独習しているテコンドーや子育てその他感じた事等駄弁を色々書きます。

 へローです。


 しかし、浦和レッズやりますねえ。


   もう行きつくところまでいくんでしょうか。


  なんでも、「ジャパニーズ・オンリー(日本人お断り)」を


  「日本人だけで闘う」という解釈では? というシット・ガイまでいるそうで。



  いくら日本人が英語オンチで、かの昔、「フリーズ(その場で止まれ)」を


 知らなかった留学生の日本人がアメリカで撃たれたり、



   その昔、どっかの「高学歴」の政治家が、「ボス」のアメリカの政治家から


「ショウ・ザ・フラッグ(意志を鮮明にしろ)」というのを、


 「(自衛隊の船を出して)旗を見せろ」という意味に


ド勘違いした歴史があってもだぜ、



   「ジャパニーズ・オンリー」がかの人種差別時代の、


 アメリカだの南アフリカでの「WHITE ONLY(白人以外お断り)」の模倣


  であることは一目瞭然でしょ。



 なのに、レッズ側は「(やった)本人に差別意識はなかった」なんていう


素晴らしい弁護をしてるらしい。



  でも「この素晴らしさ」は残念ながら


日本在住の人(あえて日本人と限定せず)じゃないと理解できないと思うよ。



  オレ達は、生れてこの方この「素晴らしき世界」にどっぷりと浸かって、


その心地よさを幼稚園から大学、果ては社会人になっても、


 その「有形無形のありがたさ」を享受して生きてきたし、生きているけどね。



 そして、「そのありがたさ」をもう、日本在住の人間(あえて日本人と言わず)


全員(じゃないかも)で


「必死こいて守ってきているプライド」も大変誇らしい事も知ってるさ。



 だけど、そいつは残念ながら世界じゃ通用しないんだな。



 日本の二重基準を理解してくれる「世界」など何処にもないんだよ。



 と、こんな事を言うと、




 えっ? 通用しなくてもイイって?



 だって「ジャパニーズ・オンリー」なんだから。



 なんて素晴らしい人達も出てくるかもしれない。



  そして、そんな素晴らしい人達がまた「この素晴らしき世界」を更に



 発展させていくんだろうな。



   「この素晴らしき世界」は本当にいい。


 それは判る。悔しいがそれは事実だ。


 なんといってもそこに「悩み」もなければ「葛藤」もない。



  悩みや葛藤がなければ、なんと人は「ストレス」なく


自由に幸福に暮らせるだろうか。



  それだけじゃない、そこにはなんと「真実」も「事実」までもないんだぜ。



 真実や事実がなければ、


人は、何の「ショック」を受けることもないに違いない。



  自分たちは永遠に「無謬」で暮らせるんだ。



  何と幸福なのか。あるのは、ただただ「恍惚」あるのみなんだ。



  素晴らしい。行きたい、行きたい、オレも是非行きたい!


 でもな、何度そう願ってもな、所詮無理なんだよ。



   オレにはムリなんだよ、ベイビー。



  どうしてムリかって?


   簡単な事さ。簡単な事だけど、中々そいつが乗り越えられねえんだ。




    オレはさ、「ウソ」がダメなんだよ。



  「ウソ」を「アンダー・コントロール」できないんだ、哀しいぜ。



「ウソ」を「アンダー・コントロール」できれば、オレも


「この素晴らしき世界」の住民になれるのに……なんてこった……。



 ベイビー、辛いぜ、オレ、本当に辛いんだぜ……。



 ぐすん、なんと最後には湿っぽい話になっちまったぜ。



  誰に向かって言ってんのかわかんないけど、



アイムソーリー。




   おっと、気がつけば、今日は震災から3年目のちょうどその日。



無力(&無能か)なあっしは祈ることしかできないのだが、



    被災した全ての人達に黙祷を捧げます。



 そして今なお、「この素晴らしき世界」から漏れてしまっている、


 全ての人達(罹災如何を問わず)にもエールを送りたい。



「プリーズ・マ・ケ・ナ・イ・デ」。



    今日も脈絡のない話ではなくてアイ失礼。



ではでは。