寒い日が続きます。
走る前のトレーニングも汗をほとんどかかなくなりました。
汗っかきな私が運動しても汗をかかないとなると相当に寒い、と。
ま、そんなことはどうでもいいとしても、
なんと、な、なんとメイドインジャパンのテコンドーの映画が来年初めに公開されるとか。
その名も「テコンドー魂」(興味ある人は検索してね、すぐでるから)。
内容は青春アクションもののようだが、日本国際テコンドー連盟が協力しているITF系テコンドーの話らしい。
余計のお世話なんだが、何で今頃テコンドーなのか。
だって最近の、あーた、コリア・バッシングの大波小波の中で、
観客動員見込めるか、と勝手に心配。
そして、また、
「なぜ、テコンドーなんだ! 日本人なら空手をやれぃ!」なんて、武道なんかやったことも、やっても続きそうのない連中らが大挙して映画館の前に集まってデモでもしたらどうするのか、と勝手に老婆心。
ま、それはともかくとして。
このITFテコンドーもなんだか、3団体ぐらいに分裂してのよね。
世界的にも日本的にも。
でもってそれらの団体分裂の経過とか情報とかは、ほとんどゼロ。
各団体、各道場でHPとかで自身の説明とかはなされているけど、テコンドー界全体を俯瞰したり、総括したりする情報はないんでおます。
あっしみたいに歴史や業界内外の位置関係きちんと勉強したい輩には誠にテコンドー界は厳しい状況なんどす。
以前、WTFの情報が、書籍ふくめてぜんぜんないと嘆いた気がしますが、
よくよく考えるとそれはITFも似たようなものかと。
しかも、ITFテコンドーから分派した団体もどうやら二つぐらいありそうで、何だかもう、さっぱりよくわからない。
空手には書籍も多いし、月刊誌もあるので、こんな情報が過少になることもなさそうで、なんとまあ、羨ましい事、羨ましい事。
情報もほとんどない中、つまるところ同じ年度に団体別に全日本チャンピンなんかがいるわけで、
ITFの同じ道着をきたチャンピンが3人もいる、となると、
世間のテコンドーに対する理解が益々阻まれるような気がする。
ちなみに「テコンドー魂」に協力しているITFテコンドー団体の日本国際テコンドー連盟は日本で一番古いITF団体とか。
おそらく日本で一番有名なテコンドー選手と言えば、黄秀一師範だろうが、黄師範もこの団体の所属である。
格闘技マスコミのどこでもいいから、WTFテコンドーまで含めて、テコンドー全般、全業界を網羅したスペシャルブックとか編集して売り出してくれないだろうか。
そんな本が出れば、テコンドー界の知識もすっかり整理されて、
ある意味、業界を盛り立てるきっかけにもなるじゃないか。
そんな本があれば、もし映画観て、テコンドー始めたいと思ったベイビー達も、無理なく自分がやりたいテコンドーが何なのか、調べる事ができるし、よく吟味もできると思う。
そんな事を最近よく思いますねん。
ではでは。
