マイ・ファミリー・DNA | 白帯以前素人による「なんちゃってテコン島」

白帯以前素人による「なんちゃってテコン島」

独習しているテコンドーや子育てその他感じた事等駄弁を色々書きます。

ところで……痩せませんな。


 昔はそれでもトレーニングすれば、ある程度は簡単にシェイプできた気がするんですがね、


 アラ50ともなると中々厳しい。


 そりゃ、走る距離も減ったし、歩く時間も減った。筋トレも、私は自重利用のそれしか、やりませんが、ま、それも減ったと。


 でも、今は柔軟とテコンドーのトレーニング、1時間、その後10分歩いて、そして最後は30分のランニング。


 柔軟とテコンドーの蹴りの練習のお陰か、もう身体はあっちこっち痛くて、筋トレと走りだけだった時と比べて、苦痛度は比較にならないんですが、


 それでも何とか、週に3から5回は続けてる。


 20代や30代の頃は今よりトレーニングの時間が持てなくて、週一か週二ぐらいしかできなかった。ま、だけどやる時は筋トレも走りも今よりハードで2から3時間目いっぱいやってた。


 それでトレーニングが週一でも、スッとシェイプできてた、と思う。


 ま、私めのこんな話は別に珍しくも何ともなくて、


 若い時にはすぐに痩せられて、歳を取れば、痩せにくくなるのは、


 医学的にはただ単に基礎代謝の差であると、一言で終わっちゃうんですな。


 でもそれじゃ、あんまりって。何があんまりかと言えば、


 私の哀しいデブ・ストーリー。


 実は、私生れてこの方「痩せ」だった事はないんですな。


 大体が小デブ、中デブをいったりきたり。で、今はというと、大デブという意見もあるだろうが、私的には中デブ+ぐらいにしたい。


 ほら、いませんでしたか、小学校ぐらいの時に。


 小デブ、中デブの癖に、足が速くて運動神経のいいやつ。


 それ、私ですわ。小学校の時、ある事情(既にブログに記述か)で二学年だけ外れましたけど、4年間はリレーの選手でしたし。


 周囲からも、「おお、小デブの癖にやるじゃねえか」と、


 本人的には全然嬉しくない「誉め言葉」を貰ってましたね。


 ま、中学、高校と進むと、小デブ、中デブの「出る幕」はだんだん少なくなってくるんですがね、帰宅部だったし、


 それでも体育でバスケットボールとかあれば、高校でも、


「おお、デブの癖にフットワークいいじゃん」と言われ、クラス対抗のチームの選抜された時は、


 チームの中で私だけ何だか屈辱で赤面していた記憶が。


 ま、そんな過去はどうでもいいんですが、


 兎に角、「痩せ」には憧れていたと。


  「じゃ、痩せろよ」というご意見はごもっとも。


 「じゃ、食わなきゃいいじゃん」というご意見もごもっとも。


 わかっちゃいるけど、バン! バン! ってやつ。


 若い頃からダイエット(そんなにしてないけど)しても、トレーニング(めちゃハードじゃないけど)しても、


  小デブの壁を越えらない私の人生……。


 こりゃ家系に問題アリだ、と思っても少しは許されるかも、と。


 振り返れば、親父は大デブだったし、一番上の姉も大デブ。


  親父も姉も運動と言えば、ゴルフだけ。走るのも歩くのも好きじゃないし、大体日常のトレーニングなんてものに興味もない。


 翻って私、昔からちょくちょくトレーニングをするし、今だって程度の差こそあれ、継続している。


 それなのに、結局は親父や姉と同じ、「デブ・カテゴリー」。


 デブが遺伝するのなら、


 「おい、こらふざけるな、DNA!」とマイ・ファミリー・DNAに文句の一つも言いたくなるところ。


 そんでもって、尚ムカつくのは、


 親父も姉も「幸せデブ」なところ。


 私なんざ、病気だ、体調不良だ、多忙だ、でトレーニングや走りができなくなると、すぐにデブ度が上がって、


   そこから新たに「デブ度上昇性の体調不良」を感じて、


 慌てたり、不安になったりするのに、


 親父や姉は全く不安を感じない、「幸せデブ」で「健康デブ」。


 そりゃ、検査すれば、細かい数字は出るが、二人とも日常において、暴飲暴食を繰り返しながら、風邪一つひかず、絶好調で生活をしていたし、している。


 ま、親父はすでに他界してしまったのだが、


 生前は色々医学の常識をひっくり返して結構長生きしたと思う。


 また最近、姉は「痩せるのをあきらめた」ような事を言ったが、


 私は、思わず、「大丈夫、貴方は健康だから」と返した次第。


 医学でも世間でも「肥満は万病の元」というのは常識中の常識。


 そりゃ、そう。親父だって姉だって病院で検査をすれば必ずいくつかの項はひっかかったし、ひっかかるだろう。


 しかし、それがどこまで日常を脅かす「リアルな病気」になるのかは、

親父と姉を見てきている私としては、何とも言えなくなってしまうのだ。


 病は本当に「気」からなのか、それとも違うのか。


 デブは、遺伝するのかしないのか。


 親父と姉を見てきて、感じる二大クエスチョン。


 どっちにしても、親父や姉のような、「健康デブ」のDNAは私にはなさそうだ。


 この先、中デブのまんま苦しんでいくのか、それともしんどいトレーニングを止めた瞬間大デブになっていくのか。


 そんな事を考えると、生きる気力もなくしかけるのだが、


 「食べなきゃいいじゃない」と冷めた目の嫁さんか嫌味を食事のたびに言われると、


 よし、今日食うために明日トレーニングしてやる! と自分を奮い立たせるのであった。


 バカバカしい話で失礼。

 

 ところでデブのまんま走るとどうなるか知ってまっか。


 ふくらはぎだけ異常に太くなりますねん。そりゃみっともないくらいに。



 ではでは。