筋肉痛でまいってます。私、アラ50&デブですが、運動は特別嫌いなわけじゃありません。ただ、太り易い体質(ただの食い過ぎという説も)とあれこれ持病持ちで運動がきちんとできない日々が続いているだけで……という言い訳をこれまで何度してきただろうか……。
今年の夏もとある場所でとある漢方医に病気の相談をしていたら、まっ先に、
「太りすぎ。歩いてください」と言われたんです。
「ちょっと待って下さい、先生。こう見えても私、週に二、三回は、腕立て100回、腹筋50回、ランニングは2.8Kmしてんですよ」と激しい言い訳。
でも、先生は首を横に振りながら、
「ユーアーとってもデブ。ウォークハード!」とくりかえすばかり。
慢性の持病持ちになってから年々運動のノルマが下がっているものの、
それでもちょこちょこはしてるわけで、
持病が再発する2011年までは、大体腕立て100×2、腹筋100×2(腹筋台を使って)、それでランニングは7km、ランニングの代わりに歩く時は1時間半というのが、大体の私の一回のノルマで、これを週に3日から5日やってました。
こう書くと、普段運動のしていない人からは、「わー、凄い」と言われますがね、では、この時代も私は痩せていたと言えば、そりゃ、今より痩せてましたがね、やはり当時も「どっちかと言えばデブの方」でした。
最近ネットでも「悩みの一つ」としてチラホラ見かけますが、
いわゆる「運動しても痩せない。どころか太る」タイプなんです。
病気になってからは、何とか「復活」しようと出来る範囲で決めた一回のノルマが腕立て100回、腹筋50、2.8kmのランニングだったわけ。
それでも、体調が思うようにいかず、週三回はやりたくても、週二回、週一回になる事がほとんど。
そうなると、また、ゆっくりですが、体重が増加、そんな折に言われた言葉が冒頭の漢方医の言葉……。以来、
「オーマイ・デブ! 体調もままならないでこれ以上ノルマをどうやって増やすねん!」
と一人胸の中で叫ぶ毎日でしたね(なら食わなくきゃいいだろ、とお思いでしょうが。デブは食いながら嘆くんですな。これまたデブの日常)。
で、テコンドー話がここにリンクします。すでに「子育て話」でも書きましたが、
子供達がテコンドーを始めて、私もやりたがったが、身体の関係上で出来ず……指導者とのトラブルうんたらかんたら……ならば、私が「なんちゃってテコンドー道場アットホーム」で・・・・・・(以下略)。
というわけで色々子供に指導しなきゃと、基礎トレーニングの本も何冊か手に取りました。その中の一冊が、これ。
- 図解版やってはいけない筋トレ 週2回で体が変わる鍛え方/青春出版社
- ¥1,290
- Amazon.co.jp
この本の私的「購買ポイント」は、メインタイトルよりもサブタイトルの「やってはいけない筋トレ」の方。
部活や学校で忙しい子供に効率よく筋トレを指導したいという親心にビンゴな文句でした。
そして指導の為には、まず自分がやってみないと、というわけで、
まずは、ろくに読みもしないで、「プッシュアップ=腕立て」をトライしてみるかと。
この本にはまず筋力測定なんてページがあって、そこで「本の通り」にプッシュアップをやって、8回以上が、三段階で最上位のレベル3。
やってみました8回……ちょろいもんでした。
エニータイムで100回はできる私から見れば、当然というか、で、そこで調子に乗りました。もっともこのやり方だと私が普段やっているただ単に腕を曲げてエッチラエッチラとやる腕立てより確かにキツイ事は知りましたが。
少々調子に乗った私、昔から「オヤジの得意気には注意しろ」という格言がありますがね、
そこで、本来のプッシュアップのページをめくれば、
「6-10回」を3セットとありました
ふん、こんなの、と。本の通りのやり方で10回を5セット軽くこなしました。
もっとやれるかな、でも、ま、かなりキツイし、こんなところにしておこうとその後、普段のトレーニングノルマを普通にこなしました。それが先週の金曜日。
あくる土曜日。朝からびっくり。ちょっと信じられないくらいに両腕、特に上腕が痛くてたまらない。過去の記憶を遡っても、こんなに痛い、筋肉痛は初めてというほど。
なにせ、寝てる最中に寝がえり打っても痛くて目を覚ますくらい。
こんな状態じゃ腕立てはおろか、テコンドーの突きの練習も痛くてできない。
こんだけ痛いって、どんだけ「今までと違う筋肉」使ってこうなったんだ!
マジかい、こんなに痛いのって……まさか、別の病気?
いや、確かにこれは筋肉痛だ……、おいおい冗談じゃないぞ……。
嘆いても嘆いても痛みは治まらず・・・・・・。
で、今日の月曜日まで継続……。ウイークデーは、なるべくトレーニングが今の私の日常。今日は、腕立て除いてノルマをこなしましたが、
こんな年でこんな激しい筋肉痛を経験し、それが両腕で、生活にも少々支障をきたすとなると、もの凄いストレスになってます。
いつになったらこの痛みはひくのか。やらなきゃよかったという後悔も。
そんでもって、私の「100回腕立て」は何の意味もなかった、というのも大ショック。
若い時の「勘違い」は、周囲も自分も笑って済んじゃう事が大半ですがね。
この歳になっての「勘違い」は、我ながらかなりキツイもんがあります。
トホホです。ホント、トホホ以外の言葉が見つからない……。
というわけで今回は「勘違いオヤジ」の「哀しいプッシュアップ」の話でした。
それでは、また。