6月3日に藤井棋聖vs杉本六段の棋聖戦第1局が栃木県日光市で行われ、藤井棋聖が先勝しました。タイトル戦初登場の杉本六段、善戦しましたが、力及ばず先手番を落としました。

 杉本六段は振り飛車党なので、久々の居飛車vs振り飛車のタイトル戦です。この棋聖戦は五番勝負なので3勝すれば勝ちなので、藤井棋聖はあと2勝すればタイトル防衛です。

 

 杉本六段は次局後手番なので苦しいか。負けるとたちまちカド番に追い込まれます。藤井棋聖は名人戦終わったばかりですが、相変わらず強い。王位戦が7月から始まるので、棋聖戦は3連勝で6月中に終わらせたいところでしょうか。棋聖戦第2局は6月18日兵庫県で行われる予定です。

 アントニオ猪木vsハルク・ホーガン

 

 6月2日のプロレス界と言えば6.2蔵前を思い出す。1983年(昭和58年)6月2日蔵前国技館で行われたアントニオ猪木vsハルク・ホーガンの第1回IWGP優勝決定戦である。新日本プロレスが乱立するプロレス界のベルトを統一しよう、真の王者を決めようと提唱して大風呂敷を広げた大会である。

 第1回はリーグ戦で出場者は猪木、カーン、R木村、前田、アンドレ、ホーガン、スタッド、カネック、ワンツ、ベラ。これは予選したのか?結局各プロモーターから協力得られず、新日の息の掛かったメンバーだったが、それなりに集まった感じか。ヨーロッパのチャンピオンだかで前田が欧州代表というのは無理やりだったが。で、得点上位2名の猪木とホーガンが優勝決定戦で激突。大方の予想は猪木勝利でめでたしめでたしだったが、ロープ越しでのアックスボンバーが炸裂して、ホーガンのKO勝ち。ホーガン優勝。この猪木の敗戦は色々言われてるが、当時衝撃的だった。でも試合はいい試合だったし、観客の熱狂も凄かった。まあ猪木が失神KO喰らって第1回を優勝出来なかったことで、記憶に残る大会になったと言えるが...これが「呪われたIWGP」の始まりだった。

 

 

 5月30、31日に藤井名人vs永瀬九段の名人戦第5局が行われ、藤井名人が勝ち4勝1敗で防衛しました。終盤まで永瀬九段若干有利で指し易そうでしたが、やはりタイトル戦で藤井名人に連勝するのは容易ではなく善戦空しく永瀬九段敗れました。永瀬九段は王位戦の挑戦者にも決まっており、トップの実力者であることは間違いないのですが、なかなか藤井竜王・名人の壁は崩せません。何回倒れても挑みまくるのは凄いですけどね。藤井七冠はこの後棋聖戦で杉本和陽六段の挑戦を受けます。

 藤井名人はこれで名人位3連覇。タイトル獲得数も29期と歴代5位。歴代4位の渡辺明九段が31期なので、今年か来年にも

抜かしそうです。藤井七冠の今年の防衛ロードは棋聖戦、王座戦、竜王戦と続きます。