【再】「やさい料理・夢」大瀧さんのランコン結果(2の1) | PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~

【再】「やさい料理・夢」大瀧さんのランコン結果(2の1)

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発想とアイディアを独自の視点から研究している【伝説のPR職人】ハスカです。
私の一貫したスタンスは「あらゆるビジネスの根本は発想・アイデイアにある」。
マスコミと読者を「ハッ」とさせ、「ソウ」だったのかとうならせる、         
                     「わがハッソウ(発想)術は永久に不滅です」。
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この画面は「大瀧さんのランチコンサル結果(2の1)」と「大瀧さんのランチコンサル結果(2の2)」から構成される、(2の1)の部分です。


東京・駒込の飲食店「やさい料理・夢」 のオーナーシェフ大瀧さんのランチコンサルS(飲食店さまからのご依頼はランチコンサルといわず、最後にSがつきます。内容は同じ)のリポートをお届けします。大瀧さん、いい笑顔をされていますね。


PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-大瀧政喜さん PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-大瀧さん2

▽前回のブログ「野菜ドレッシングのランチコンサルは27日に開催」
http://ameblo.jp/pridea/entry-10920662976.html


お店の中にいる方は、メニュー(味・価格)、接客、インテリア雰囲気、などいろいろな方法を用いて集客されていると思います。もちろんこれらも大切な要素ですが、実はそれよりもっと大事なことがある、というのが今回の骨子です。


立地も含めた店外での活動です。活動といってもチラシ配りではありません。地域社会との結びつきや広い意味で社会とのかかわりあいです。社会と仲良くやっていかないと飲食店も生き残れない、それにはどうすればいいか、広告的な発想や手法では評価されない時代。「量」重視だからです。そうではなく、PR広報という「質」重視の手法を導入すれば新しい展開が見えますよ、といいたいのです。


まず案件内容。飲食店といえども「社会との結びつきが大切」と考えていた大瀧さん。念願の野菜ドレッシング開発を終えたのを機に、社会へのアプローチをどうすべきか、販促や集客ではない、ハスカ式ソーシャル発想という視点から提言して欲しいと。依頼のあったのは5月下旬。大瀧さんいわく。「1ヶ月間待たされた」と。ホッ。


▽ご依頼の「課題・現況」10項目はこちら。


本来なら大瀧さんのお店でPR回答を発表・披露するところなんですが、ドレッシングの開発にあたって協力を仰いだ横浜の野菜料理研究家「小野美穂さん」のご自宅 (1日に4人しかお客をとらない隠れ家的レストランを併設)がいいのではないかということで、小野さん宅でランチをいただきながらランチコンサルを開催することに。


お約束の6月27日の当日、小野美穂さん宅に近い最寄駅「元町中華街駅」の出口を間違えて1時間近くも遅刻し、大瀧さん、小野さんにご迷惑をおかけしたのは、大瀧さんがブログ報告で指摘された通りです。


田舎者の無礼をお許しください。私が携帯電話をもっておればすぐに解決しただろうにと。本当にすみません。それにしても大瀧さんのとった行動には敬服しますね。駅の伝言板に待ち合わせの件を書き込まれたと。なつかしいね。こういう伝達方法が。


撮影者は小野さん。食べた料理の画像も全部ワンカットずつ欲しかったね。私はそれが楽しみでランチコンサルをやっているようなものだからね。小野さん宅での2人の食事風景の画像は大瀧さんのブログでもアップされています。


小野さんの料理作品は本当に色彩豊かなんですよ。聞けばデザイナーだったとのこと。デザイナーといえば大瀧さんも調理長でありながら今もインテリアデザイナー? この辺が2人の結びつきの共通点だったのかな。実は私も個人的には三度のメシよりも「美術」が好きなんです。関係ないか?中に割り入っていってすみません。


料理の味? 予想はしていましたが、筆舌につくしがたい素晴らしい出来でした。オードブルから順にコースで繰り出される豪華オリジナル料理の数々。メインディッシュは「穴子の燻製」というしゃれ過ぎた小野さん特製の横浜フード。大瀧さん開発のドレッシングも彩をそえていました。小野さんの夢はいつか店舗を構えること?


田舎者の私にははずかしく似合わない高級グルメを堪能させていただきました。ご自宅の窓からは素敵な海と船が見えましたし、食事シーンをじっと眺めている室内インテリアのふくろうアンテーィク品がかわいいやらこわいやら。


PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-ミホちゃんこと小野美穂さん PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-ミホちゃん隠れ家レストラン

PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-大瀧さんはすか3 PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-大瀧さんはすか2

PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-はすか小野さん宅で PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-はすか小野さん宅で2


さて、本日のメインディッシュ?に論点を移しましょう。


ランチコンサルSのPR回答はどんなものだったのか。大瀧さんの要請であった独自開発の野菜ドレッシングの社会的視点からのPRアプローチ。


私が常日頃このブログで吠えている「PR広報と販促・集客とは違う」という主張を、なぜか大瀧さんも「自分もそう思う」と深い理解と共感を示してくださっていましたので、PRアイティアは作りやすかったのですが、果たして、大瀧さんをうならせるほどの出来ばえだったのでしょうか。ホンネのところは聞けずじまい。


ただ、ランチコンサルが終わったあと、大瀧さんはもちろん、ドレッシング開発の技術パートナーの小野さんにも、私が提示した2プラス1の回答を「率直にどう評価しますか」とたずねましたところ、意外な答えが返ってきたのが驚きでした。


その前に、私が提示したPRアイディアの要諦をかいつまんでご紹介しておきます。


[PRアイディア1]

野菜嫌いな子どもを招待する野菜ドレお披露目イベント「野菜deごはんパーティ」を開催する。(開催日はやさいの日の8月31日と前日の2日間)


[PRアイディア2]

街の有名人に夢をもつことの大切さを語るサークル会合組織「夢会菜」(ゆいな)の創設を通して顧客開発と固定客作りを行う。


[PRアイディア番外編]

近隣の学校の運動会で生徒を応援するため、貴店「夢」特性の野菜ジュースを無償でふるまう。


大瀧さんは、「野菜ドレお披露目イベント」(1)が気に入ったとおっしゃり、小野さんはサークル会合組織「夢会菜」(2)に興味を示されたのです。私のイチオシは実は(1)(2)ではなく、「小学校の運動会での野菜ジュース贈呈」(3)でした。


このようにPRアイディアひとつをとっても受け取り方は三者三様なんですね。大瀧さんの(1)支持の理由は「現実の問題としてすぐにでも取り組みたい内容だったこと」をあげておられました。


小野さんの(2)支持理由は定かではありませんが、現状、ご自宅で1卓4人で満卓になるレストランを営業されている関係から、顧客組織の重要性を身にしみて感じておられ、複数人のお客様が安定的に来店されることの喜び・楽しさからなのなあと思ったりもしました。それとも組織名「夢会菜」の呼び名が「ゆめいかいな」とあったのでこれが愛らしくてよかったのかな。いずれにしても私の妄想を域を出ません。


私の(3)イチオシ理由は、長い目でみるとこの地域社会を支配しているのは母親であることの事実認識、その子どもたちに「健康は大切、とくに野菜はね」というメッセージを発表できるのは運動会というシーンが自然でベストと考えたからです。ひいてはお店の再来店にかならずつながると。ボクシングでいえばボディブローだけど短く小さなパンチの連打はあとから必ず効いてくると、私はそう位置づけています。


この運動会では野菜ドレではなく、野菜ジュースになっています。実は口頭ではお話させていだきましたが、小学校との関係がうまくすすめば「運動会で食べるお弁当(もちろん野菜たっぷりのね)」というビジネスもアリだと思うんです。


というのはこの聖学院という学校は私立の有名校で首都圏各地から越境入学するほどの人気ぶり。運動会は年に1回の我が子の成長を身守る楽しい日なんだけど、

この運動会のためのお弁当を作って食べるには持参する距離が遠すぎるという問題があり、それを商機と見たのです。近場に位置する大瀧さんのお店がお弁当を製造して運動会会場に配達するにはうってつけととらえました。


さあ、このブログをご覧になった皆さんはどんな「社会との結びつき」アイディアを採用していただけますでしょうか。決して奇をてらわず、順当なマーケ思想にもとづくPRアイディアの提示だったと私は思っています。


大事なのはPRの世界も他の経営戦略と同様、「人」を造り、「組織」を活かすことなんですね。その場合、すべての点と点と結ぶ相手を「公」に求める。これが私の提唱するソーシャル発想なんです。「公」とは今回の場合、小学校をさします。


大瀧さんのブログは食関連のブロガーによく読まれている人気ブログですので特別に長文のリポートとさせていただきました。


あと、最後になりましたが、私が常日頃愛用している「人参ドレッシング」をお2人に持参したのですが、色よい返事をいただけなかったのが残念な限りでした。


PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-子供用にんじんドレッシング PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-子供がサラダ大好きになるドレッシング

理由はお2人に聞いてないのですが、察するに、そんなに「化学調味料」「添加物」を気にされるのであればこの世は生き残れないことになるというのが私の基本態度。


水はいうに及ばず、ありとあらゆる市販品のものはすべて使えないということになりますから。無添加でなければというダメというのは考えものだと私は思っています。


それから、ここからは私のスイーツ馬鹿の提案なのでこのリポートとは関係ありませんが、大瀧さんのお店でも小野さんの料理でも、次のような「サプライズデザート」があったら忘れられないお店になり、語り草になるのになあと思った次第です。


語り草とは、お客様が帰り際、ひそひそと「あのプリンね、一体どうやって作るのかしら」とか「あのトマトゼリー、家庭でも作れないかな」。こういう会話を言わせたいのです。こうすることが感激の証拠、文字通り口コミで深く静かに浸透していくでしょう。


PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-卵の中にプリン「たまごまるごとプリン」 PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-トマトまるごとゼリー
 卵の中からプリン出現      トマト丸ごとゼリー


それから、大瀧さんとはいろいろなところで意見が一致しましたねぇ。


私が35年前からスープ専門店をやりたかったこと。今ではスープストックというようなチェーン店 まであるようですが。当時は「スープだけを食べたい思う? 思わないだろう。だったら市場のニーズがないということだよ」といわれて逢う人ごとに総すかんを食ったものです。


私の狙いは野菜づくりの現場、農家ですね。形が不具合のものを規格外・B品というのですが、それがどうしても選別の段階で出てしまう。この捨てられる食材をもったいないと思いますよね。なんとかお金に換えたい。そういう気持ちからスープ専門店が存在してもいいのではと思ったのですが、私の構想に賛同してくれる人は一人もいなかった。


もう1点。今回開発された野菜ドレッシング。開発にあたった小野さんに大瀧さんが「できることなからご飯の上にかけても食べれるようなドレッシングにして欲しい」。この要望に対し、小野さんは「大瀧さんは外国暮らしが長いのでそう思ったのかも。日本ではドレッシグをごはんにかけて食べる習慣などはありませんよ」ときっぱり。


実はこのご飯にかけて食べるドレッシングという発想は私も同じだった。ただ私はドレッシングというカテゴリーではとらえていませんでした。ドレッシングは「酢」が不可欠。保存剤という役割をを果たすので便利。ところが酢なしのドレッシングなど存在し得ないと小野さん。痛みやすい野菜汁が酢なしでは腐ってしまうと。


私の発想はそもそも酢なしではなく、醤油か味噌を使うというもの。この段階でドレッシングはなく、「たれ」の範疇に。広い意味ではソースです。


大震災後、不況が家庭の食生活を直撃している中で、「ごはんにかけるだけ」という商品が大流行しているのを私はスーパーで見ていて知っている。「食べるラー油」「ごはんの友」のことです。


PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-食べるラー油 PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-ごはんの友
     食べるラー油              ご飯の友


▽特集記事------「食べるラー油」メニュー、各社で大ヒット
http://gourmet.oricon.co.jp/78445/

▽特集記事------「一大ブームとなった「具入りラー油狂騒曲」を総括
http://gigazine.net/news/20110121_spicy_oil_party/


このマーケティング(市場の傾向)を「野菜たれ」にも活かしたいと考えたのです。時短・便利・栄養価の3拍子そろった「野菜たれ」。ネット検索していましたら、ありました、私たちのコンセプトに近いものが。とくに「徳島産すだち塩だれ」は、野菜やご飯に何でもかけて食べられるタレだそうで、私と大瀧さんが考えた合作のような商品?


PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-たれごはん PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~-徳島産すだち塩だれ
      しょうゆベースの「たれごはん」           野菜やごはんもOK「すだち塩だれ」
  
あるいは、こういう見方もありますね。ごはんに馴染む酢メシというのがあるのだから、その酢メシ専用の酢に液状化した野菜を注入すれぱ、ドレッシング状態ではあるけれど、これを開発できないかと。


いずれにしても「かけるだけ!野菜deごはん」なる新商品をぜひ開発していただきたいですね。野菜嫌いの子どもを救うにはこれが一番。ドレッシングでいただく生野菜という習慣を破壊しないと新しい発想や生活は生まれせん。毎日のごはんに「かける」だけの「野菜たれ(醤油味/味噌味)」。これどうです!いいと思いませんか。


もう1点、思い出しました。大瀧さんいわく。「検定ばやりの世間だけど、私は味覚判定士(仮称)なるもの作りたいのです」。それを聞いた私。「それをいわれるなら私の発想士もあります」と。両者のいいたいことはわかるのですが、きわめて個人性が高く客観性の低い、価値判断の基準がパーソナルなものだから現実には存在し得ないかもですね。大瀧さん、いろいろな「食談義」、楽しゅうございました。 (了)


忘れてました。イラストを描いてくれた国生千徳子さん、ありがとうね。私のつたない文章に花を添えてくれて見やすくなったと思います


1画面で4000字を超えましたので全体を2つの画面に分割しました。以下をクリックしていただきますと、【報告】「やさい料理・夢」大瀧さんのランコン結果(2の2)に飛びます。⇒ http://ameblo.jp/pridea/entry-10945097434.html