出ました!出張ランチコンサルの掲載記事
【伝説のPR職人】のハスカです。
7月9日、東京・錦糸町で開催した 出張ランチコンサルの模様 を取材していただいた記事がきょう15日に記事掲載された。媒体名は [Business Media 誠]。
▽http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1007/15/news003.html
タイトル:「お客さまを笑わせよう! 口も心も開くランチ・コンサルの秘密
お客さまを笑わせよう! 口も心も開くランチ・コンサルの秘密 (1/2)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
起業家が投資家に食事をしながらプレゼンする“パワーランチ”のように、ランチはしばしばビジネスの舞台となる。そんな中、スーパーピーアール社長の蓮香尚文氏はランチ中にコンサルをする“ランチコンサル”を行っているという。それは一体どのようなものなのだろうか。
“パワー・ブレックファースト”と言えば、早朝勉強会や朝活のミーティングのこと。米国のビジネスパーソンが、朝のフレッシュタイムにした意見交換が始まりとも言われる。また、“パワー・ランチ”と言えば、シリコンバレーの起業家たちが投資家をランチに招いて、食事をしながらプレゼンをする場である。
共通するのは「食べながら語り合う」ということ。食をともにすると心のバリアが下がり、提案も消化され商談もしっかり、投資判断も喉を通りやすくなるものだ。
だが、「そのどっちも古いぜ!」というのが“ランチ・コンサル”である。スーパーピーアール社長の蓮香尚文(はすかひさふみ)さんは、PR課題を抱える経営者とともにランチを囲んで、コンサルティング助言をするのだ。そのコンサルの現場を実際に見ようと、錦糸町ロッテシティホテルのレストラン「高矢禮 火(ゴシレ ファ)」を訪ねた。
●ランチ・コンサル開始
約束の時間に遅刻気味で到着すると、店の奥の席ではすでにランチ・コンサルが開始してえる。隅っこに着席して、蓮香さんの助言に耳を澄ます。1つ目の“お題”は、Tシャツで有名な久米繊維工業の広報担当である盛本純子さんから。
「久米繊維ではこれまで日本ならではのTシャツを数多く作っており、それらをまとめた『●●Tシャツ百選ブログ』を準備しています。そのテーマやPRをどうしたらいいか、アドバイスをいただけませんか」
久米繊維では、たくさんの企画TシャツやクリエイターTシャツを出して話題作りをしてきた。「それらをまとめてPRしたいのですが、どうしたらいいですか?」との問いに、蓮香さんはずばり答えた。
「Tシャツをソーシャルにしましょう」
久米繊維にソーシャル事業部を立ち上げ、社会対応型Tシャツ事業を始める。環境や医療、介護や教育など非営利団体を通じて、Tシャツを社会活動ツールにしよう。
例えば、ある団体が広めたいメッセージがある。盛本さんはそのメッセージを広報するお手伝いも兼ねて、“ソーシャル・Tシャツ・コンシェルジェ”となってTシャツの制作支援をする。テーマがタイムリーで話題性があれば、マスコミが次々に取りあげて、団体にとってはPRになり、Tシャツ実売にも好影響の一石二鳥とのこと。なるほど。
もともと蓮香さんは、自分の顧客とランチを食べながら助言をしていた。ランチ代を支払ってもらう代わりに助言をするシステムだ。それを聞いた盛本さんが、「ランチコンサルを1人でも受けたいのですが、交通費は負担するので墨田区まで来ていただけないでしょうか」と投げかけた。
そして、せっかく来てもらえるならほかの人にもと、さらに2人が参加することに。当日の飛び入り参加もあって、4人対1人のランチ・コンサルが開催されたというわけだ。
盛本さんが蓮香さんに事前に渡していたリストには課題がっしり。はた目からは商売繁盛のように見えるが、色々あるのだろう。ここまででサラダと前菜は終わり。さあてメインコース。
●ダジャレパワー
2人目は日本橋梁工業の取締役総務部長である菊地智美さん。橋梁用伸縮継ぎ手(ジョイント)専門メーカーという堅い会社だ。道路にかかる橋と道路を継ぐ装置の顧客は、国土交通省や首都高速道路、地方自治体などおカタ~いところ。
彼女の問題意識は、「もっと施工に採用してもらいたい」「ゼネコンや土木コンサルタント会社の間での知名度を上げたい」「できれば一般の人にも知ってもらいたい」というものだった。さて蓮香さんの助言は……。
「縁の下の力持ちが横断的につぶやく“Tgitter(ツギッター)ネット”」
このダジャレに菊地さん、過剰反応した(笑)。蓮香さんの真骨頂はこういうベタなシャレだ。お肉をほおばりながら「商標登録とドメイン登録しちゃおう」「マスコミに広まったら、会社名もツギッター株式会社にしてしまおう」と、くちゃくちゃと冗談が飛び交った。
3人目は風船屋さん。タイと日本に生産拠点をもつマルサ斎藤ゴムの斎藤靖之社長のPR課題は、少子高齢化で子ども向け需要が頭打ちなので、大人向け・老人向けの商品・サービスの開発。そして低価格化への対応策やゴム価格の上昇など、大衆商品特有の課題が目白押し。
蓮香さんは開口一番、「実はこれが一番難しかった」と素直に言う。PRアイデアとして、介護施設でも行われるバルーンリハビリの先生を監修者にした「大人や老人が楽しむ風船を作る会の発足」、さらに「妊娠=お腹がふくらむ=バルーンのおめでたギフト」などいくつかを披露した。
「大人向けの風船か……」と、しばし発想がしぼみかけたところ、盛本さんは「バルーン蝶ネクタイなんかどう? バルーン帽子は?」とツっこんだ。私は秘かに女性が胸に入れるバルーン・パッド、男性が股間に入れるバルーン・マッチョを発案したが、ヒンシュクを買いそうだったので口をつぐんだ。
●お客さまを笑わせよう!
本誌ではライター顔をしている私だが、もともとコンサルタントである。プレゼンでガンガン引き付けたつもりでも参加者がすやすやオチていたとか、提案にノリノリに見えたのにポロっと失注だとか、10年コンサルをやっていると、それなりに辛酸なめ男な思いを経験している。その経験から提案や助言が響くパターンを2つ挙げてみたい。
1つは「ボクならこうします」と自信を持って言える時。たいてい受注につながる。もう1つは顧客の側からスルっと良いアイデアが出るような“引き出し役”になれた時。私のセッションでは顧客のアイデアに「座布団1枚!」などとバカなことを言ったりもする。
この2つを一緒にしたのがランチ・コンサル。「これですよ」という言い切り、ヤバいまでのダジャレ(笑)、そして食が口と心のフタを開ける。彼のランチコンサルは好評で、7月はさらに2件開催するとこのこと。おいしく食べながら、笑って経営改善をしたいものである。(了)








