線路上の女性を助けた佐藤弘樹さん、男をあげたね。
【伝説のPR職人】のハスカです。
15日夜、東京・杉並区のJR高円寺駅で酒に酔った女性が線路に転落、 電車が近づく中、近くにいた会社員の佐藤弘樹さん。
線路に飛び降りて女性をレールの間に避難させ、 電車は女性の上を通過して女性を助けたという心あらたまる素敵な話。
きょうのテレビがあちこちで放映していたね。当然のことながら、JR東日本はすぐに佐藤さんに感謝状を贈った=写真。
佐藤弘樹さん、あんたはエライ。本当にすごいよ。いいことしたね。人の命を救ったんだからね。医者もすばらしいけどそれ以上だよ。胸がスカッとしたよ。佐藤さん、あなたは社会福祉法人の職員だったんだね。だから自己犠牲と福祉の精神がとっさに働いたんだね。職員の人もみんな喜んだでしょう。本当に助かってよかった。
というわけで、今回のテーマは「表彰」です。
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PR広報とはもともと人に好かれるコミニュケ-ション活動ですからその原点に戻ればいいわけです。
会社の社内外を問わず、素敵な人たちを片っ端から表彰していくのです。
社内の人だったら「経理課の○○さんに6人目が生まれました」から「開発部の○○さんが難関のMBA資格をとりました」などの明るい話題を中心に選別していき、賞状と記念品を授与し、表彰していくのです。
また、仕入先の○○さんには「一定期間とはいえ、業界の常識を破る超低単価で納入・取引をしてくれ、お蔭様で会社の業績がは上向きになってきました。わが社が苦しいとき、こんな取引先があったことに誇りをもち、感謝えざるをえません。ここに感謝状を贈り、表彰します」と社長が朗読し、担当者に手渡す。
一見無縁そうな社外の人だっていい。会社の近くに小学校や幼稚園があるとき、その踏み切り信号で子供たちの通園・通学を守ってくれた無償ボランティアの 「おじさん」「おばさん」をはじめ、「会社周辺の公道の草むしり、花や植物の手入れ」などを定期的にやっている人、公衆便所掃除を何十年もやっており頭が下がるような素敵な人、探していけばけっこう「善行人」はいるものと思います。これらの人たちがいるからこそ会社や地域社会は成り立っています。
よく地域密着とか地域連携といいますが、まさにこのことをいうのであって、思いだけあっても実行しないのは画に描いた餅。さすれば「まず櫂(かい)より始めよ」というわけです。
これらの行為はプレスリリースにまとめて発表しなくてもいいが、うわさを聞きつけてマスコミは取材にくるもの。「とてもいい会社だ」「社長さんてどんな人」「業績がいいのもわかるなあ」「日頃の行いがいいもの」となるのです。
動物用医薬品メーカー共立製薬は、犬・猫を飼っている社員にペット扶養手当、月額1000円を支給しているといいます。同社では「人生の伴侶となってい るペットが家族の一員と考えるのは自然の流れ」とし、「この制度が日本全体に広がってペットは家族の一員という意識になってくれれば」と話しています。 社員も「金額ではない。正式に家族だと認められたことが大きい」と。
▽共立製薬 http://www.kyoritsuseiyaku.co.jp/
行政にとって表彰制度は得意分野かもしれません。古くは福岡県で、子育てをしながら社会で活躍している人に贈られる「子育て金メダル栄誉賞」に谷亮子選手が選ばれた。最近では東京都豊島区が、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで、日本人初の優勝を果たした辻井伸行さんに「豊島区文化功労表彰」を贈呈しましたね。
こうした動きは媒体だって積極的ですね。働く女性の雑誌「日経ウーマン」では毎年活躍した女性たちを表彰する「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」を主催。
表彰企画とはかけはなれていますが、自分の名前や性別を入力すると、ほめ言葉がもらえるツール「ほめられサロン」http://homeraresalon.com/
。これがYahooの昨年度ネットサービス賞第7位になり話題になりました。
▽http://banduke.yahoo.co.jp/secret06/index.html
横道にそれたついでに、マーケティングリサーチ会社「ヒメアンドカンパニー」は「失恋休暇制度」を導入して話題になった。社員が失恋した際には年齢に応じて休暇を取ることができる。申請した日の年齢が25歳未満なら1日、25歳以上30歳未満なら2日、30歳以上なら3日間の休みが与えられる。
ちなみに、既婚者の場合は「失恋はない」とみなし、失恋休暇を取得することはできない。従業員7人ほどのベンチャー企業だからこそ実現できたともいえるし、普通の会社はここまで勇気をもって実施はしないでしょうね。
このようにPR広報の原点はまず人を褒めること。
おべっかを使うことではありません。口がうまいことでもありません。社内外を含め広く社会に役立って頑張っている人々を応援して褒めていくのです。人(お客様)から褒められる前に、まず自身から人を褒めていく。そして仲良くなる。
▽褒めニュケーション[2009/09/07配信]のコラムも書いたことがありました。
http://s-pr.com/super-prway/all.php?id=2506
これがソーシャルマーケティングの真髄。企業の収益は不可欠なことだけれどもっと大事なことは社会に役立つ哲学や発想をする人々の教育を急がねばなりません。私はそれを「ソーシャル発想」と呼んでいます。今そういう人が少ないのです。
ネットで拾った表彰グッズをあげておきます。
▽トロフィーのエヌエス
http://www.enuesu.co.jp/index.html?gclid=CMvJ05K7gp8CFYItpAodBGerAQ
▽表彰記念品を全国通販「ガラス工房アイリス」
http://www.glass-iris.co.jp/index.html
▽表彰状、感謝状の作成印刷「賞状制作工房」
http://d-shojo.com/?gclid=CJXP2vu7gp8CFYowpAodFkqEIA
▽デジタル表彰状印刷 http://www.toyo-pri.jp/
▽表彰状ネット http://www.hsj.net/?gclid=CKe5rLu8gp8CFQIupAodu2jvJQ
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褒めニュケーション
■褒めニュケーション(1/2)
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PR活動とは結局、たくさんの人に「褒められる」ことなんだと思う。
企業のことを法人というが、会社もまた、法人という名の「人」なのである。 「人」として生まれてきたからには大なり小なり「褒められたい」ものだ。
世の中に「褒められて」怒る人などいやしない。他人から「褒められたい」から自分もまた他人を「褒める」。「褒められる」ことは、お金や地位、名誉とは違う。「自分は救われているんだ」「生かされているんだ」という気持ちがあれば誰にでもできる行為だ。ヨイショとかおべんちゃらではない。
「あなたのやったことはすばらしいこと、社会全体が拍手している」「あなたのお陰でみんな助かっている、喜んでいる」と、心の底から言ってくれさえすればそれで十分だ。
人にとって「褒められること」はそれぐらい嬉しい。いや人は「褒められる」 ために生きているのかもしれない。人は死ぬまでに一度は絶賛されたい。
もちろん、「褒めてくれる」人はたくさんいたほうがいいが、1人でも構わない。最愛の人から褒められれば文字通り最高だ。褒められて心が豊かになっていさえすれば人数などまったく関係ないかもしれない。個人の場合は特に。
褒めることの大切さはいろいろな言葉で言い伝えられてきた。「子どもは1回叱ったら3回褒めてください」とか「褒めるときは人前で褒めた方がよい」とか。
「褒めすぎたら調子にのる」ので「(技術修得などは)見て盗むもの」などといわれるように、昔は「褒める」コミュニケーションが不足していたと思う。
最近流行のコーチングなども、基本的には褒めて育てるという技術だと思う。 「褒めることは人を伸ばす上で重要なこと」とはよく言ったものだ。
勝者を褒めてさらに発奮させるのはいいことだが、敗者になっても「よく頑張った、立派だった」「次回はもっと頑張ろう」とねぎらって「他の人とは違う」 ことを伝え、勇気づけて「褒める」ことの方がもっと重要だ。
お酒を飲んで仲良くコミュニケーションすることを「飲ミニュケーション」というそうだが、この伝でいけばまさに広報パースンも「褒めニュケーション」が重要ということになります。
誰に褒めてもらいたいか、それは法人の場合、顧客を含む「社会」全体ということになります。その「社会」全体の中で一番「褒める」ことを上手に伝えてくれるのが「マスコミ」なんです。だからマスコミはありがたい。
■マスコミから褒められる(2/2)
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しかし、このマスコミというやつ、いい時はいいけど、機嫌が悪いときは結構つきあいづらい。いったん失敗をしでかすとなかなか取り合ってくれない。
広報代行という仕事をしているのにもかかわらわらず個人的にはマスコミは嫌いだ。もともと人のあら探しをする商売だからね。煮ても焼いても食えない人種というか。人のいうことを鼻から疑って聞いている人種でもあります。
だから私はマスコミ人脈というのが大嫌い。とりわけ「マスコミ記者の誰それを知っている」というフレーズが。マスコミ記者は取材行為という職務上で知り得た取材相手(広報担当者)とつきあっているだけですから、守備範囲が変わったり、挙句の果ては記者職を離れたりすることもありますので、あまり深入りする必要もありません。たんたんと取材に応じればいいわけです。
そうはいってもわれわれ企業の広報担当者にとっては強い味方になってくれる時もあるわけですから、上手にお付き合いしていくことも必要です。
その点、マスコミ記者を喜ばせるのに一番いいクスリは記者が書いた「記事」を「褒める」ことです。
自慢ではないですが、私はマスコミ記者を酒食でもてなしたことは一度もありません。その代わり、記者の署名記事が載っているときなど、記事の感想リポートを手紙に書いてよく送りました。そうすると電話なり手紙で必ず返事が来ます。そういうことで絆を深めていくことはありましたが、それ以上のことは何もしない主義。
ちよっと脱線しましたが、「褒める」話にもどしましょう。
よくいわれる広告とPRの違いを、この「褒める」という視点から説明してみましょう。広告は自分で自分のことを「褒める」のに対し、PR・広報はメディアという外部フィルターを通して客観的に自分、自社のことを「褒めて」もらえます。自分で自分のことを褒めるか、人から褒めてもらうかの違いがあるわけです。
ところで、どんなことをすれば企業はマスコミから「褒めて」もらえるのでしょう。それを一言で言うと、「社会のためになる素晴らしくよい行動をしたとき」です。逆に悪いことをすればマスコミから「たたかれます」。下手すれば再起不能という事態にもなります。それぐらいマスコミの威力は絶大です。
プレスリリースでよく見かける「日本一」とか「世界一」とかの文言表現。こういった大げさすぎる「褒め言葉」はできるだけ避けた方がいいと思います。せいぜい業界初ぐらいの表現にしておきましょう。自分で自分のことを「褒める」時、相手(マスコミ記者)は半分以下に値引きしてきます。
つまるところ、PR・広報活動というのは「褒められるための評判づくり戦略」といえると思います。いい評判を獲得するには「社会的視点にたっていいことを積極的にすること」です。
「社会的視点に立つ」とは、自社の状況を会社の内側から見るのではなくて、地域社会とか、マスコミとかの外部から冷静に、客観的に見る習性を身に付けて考える広報マインドのことです。そして、自分の会社が、社会のどの部分にどのように役立っているのかをいつも考えることです。
マスコミから褒められるためのプレスリリースづくりは、「事実」に基づいた文章構成で、自慢したいところは自分でいわず、アンケートなどの確固たる数字データや外部識者のコメント挿入という形で表現すればよいでしょう。
PS.アメーバブログにはこんな素敵な人もいる。
●ほめる達人 魔法の声を持つ日奈」 http://ameblo.jp/hionaponlovepower/
●「ほめる達人! への道」 http://ameblo.jp/nishitaka217/
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