社内外の素敵な人たちを表彰せよ
【伝説のPR職人】のハスカです。
伊達直人という名のタイガーマスク、善行が話題になっていますね。子どもたちへのランドセル、そりゃうれしいよね。大金をもらうよりうれしいもの。
さて、不況でPR費の予算が捻出できなくなってきた時代になりましたね。こういうときこそ、人間の知恵を活かしたアイディア創出にチャレンジしてみませんか。今年はそういう年だと思っています。お金をかけずに賢いPRをする「知恵の時代」というわけです。
総論だけいっても意味がないので、早速、具体論に入ります。
今回のテーマは「表彰」です。
PR広報とはもともと人に好かれるコミニュケ-ション活動ですからその原点に戻ればいいわけです。
会社の社内外を問わず、素敵な人たちを片っ端から表彰していくのです。
社内の人だったら「経理課の○○さんに6人目が生まれました」から「開発部の○○さんが難関のMBA資格をとりました」などの明るい話題を中心に選別していき、賞状と記念品を授与し、表彰していくのです。
また、仕入先の○○さんには「一定期間とはいえ、業界の常識を破る超低単価で納入・取引をしてくれ、お蔭様で会社の業績がは上向きになってきました。わが社が苦しいとき、こんな取引先があったことに誇りをもち、感謝えざるをえません。ここに感謝状を贈り、表彰します」と社長が朗読し、担当者に手渡す。

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一見無縁そうな社外の人だっていい。会社の近くに小学校や幼稚園があるとき、その踏み切り信号で子供たちの通園・通学を守ってくれた無償ボランティアの 「おじさん」「おばさん」をはじめ、「会社周辺の公道の草むしり、花や植物の手入れ」などを定期的にやっている人、公衆便所掃除を何十年もやっており頭が下がるような素敵な人、探していけばけっこう「善行人」はいるものと思います。
これらの人たちがいるからこそ会社や地域社会は成り立っています。よく地域密着とか地域連携といいますが、まさにこのことをいうのであって、思いだけあっても実行しないのは画に描いた餅。さすれば「まず櫂(かい)より始めよ」というわけです。
これらの行為はプレスリリースにまとめて発表しなくてもいい。なぜならいい話はうわさを聞きつけたマスコミが取材にくるもの。「とてもいい会社だ」「社長さんてどんな人」「業績がいいのもわかるなあ」「日頃の行いがいいもの」となるのです。
動物用医薬品メーカー共立製薬は、犬・猫を飼っている社員にペット扶養手当、月額1000円を支給しているといいます。
同社では「人生の伴侶となってい るペットが家族の一員と考えるのは自然の流れ」とし、「この制度が日本全体に広がってペットは家族の一員という意識になってくれれば」と話しています。 社員も「金額ではない。正式に家族だと認められたことが大きい」と。 ▽共立製薬 http://www.kyoritsuseiyaku.co.jp/
行政にとって表彰制度は得意分野かもしれません。古くは福岡県で、子育てをしながら社会で活躍している人に贈られる「子育て金メダル栄誉賞」に谷亮子選手が選ばれた。最近では東京都豊島区が、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで、日本人初の優勝を果たした辻井伸行さんに「豊島区文化功労表彰」を贈呈しましたね。

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こうした動きは媒体だって積極的ですね。働く女性の雑誌「日経ウーマン」では毎年活躍した女性たちを表彰する「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」を主催。
表彰企画とはかけはなれていますが、自分の名前や性別を入力すると、ほめ言葉がもらえるツール「ほめられサロン」http://homeraresalon.com/
横道にそれたついでに、マーケティングリサーチ会社「ヒメアンドカンパニー」は「失恋休暇制度」を導入して話題になった。社員が失恋した際には年齢に応じて休暇を取ることができる。申請した日の年齢が25歳未満なら1日、25歳以上30歳未満なら2日、30歳以上なら3日間の休みが与えられる。
ちなみに、既婚者の場合は「失恋はない」とみなし、失恋休暇を取得することはできない。従業員7人ほどのベンチャー企業だからこそ実現できたともいえるし、普通の会社はここまで勇気をもって実施はしないでしょうね。
このようにPR広報の原点はまず人を褒めること。
おべっかを使うことではありません。口がうまいことでもありません。社内外を含め広く社会に役立って頑張っている人々を応援して褒めていくのです。人(お客様)から褒められる前に、まず自身から人を褒めていく。そして仲良くなる。
これがソーシャルマーケティングの真髄。企業の収益は不可欠なことだけれどもっと大事なことは社会に役立つ哲学や発想をする人々の教育を急がねばなりません。私はそれを「ソーシャル発想」と呼んでいます。今そういう人が少ないのです。
静岡県浜松市に都田建設という会社があり
、ここの蓬台浩明社長は週に1回、社員とバーベキューを食べながら日頃の褒め称え、「結束力」を強めるというユニークな活動をやっている。
驚いたことに、この蓬台浩明社長、バーベーキュー結束のことを書いた本まで出しているのだ。何屋さんかというと住宅建設会社。ユニークだね。PRの原点をみた思いです。この情報、牧田直雅さんから教えていただき、本稿に追加しました。
「社員をバーベキューに行かせよう! ―結束と成果はこうすれば生まれる」(蓬台浩明著、東洋経済新報社)
ネットで拾った表彰グッズをあげておきます。
▽トロフィーのエヌエス
http://www.enuesu.co.jp/index.html?gclid=CMvJ05K7gp8CFYItpAodBGerAQ
▽表彰記念品を全国通販「ガラス工房アイリス」
http://www.glass-iris.co.jp/index.html
▽表彰状、感謝状の作成印刷「賞状制作工房」
http://d-shojo.com/?gclid=CJXP2vu7gp8CFYowpAodFkqEIA
▽デジタル表彰状印刷
http://www.toyo-pri.jp/
▽表彰状ネット
http://www.hsj.net/?gclid=CKe5rLu8gp8CFQIupAodu2jvJQ
これがYahooの昨年度ネットサービス賞第7位になり話題になりました。
