『あしたのジョー』 | ヒース・レジャーに捧げる

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コーヒー片手に脱力して読んでもらえれば幸いです・・・

こんばんは(^-^)



今日もグワワワッと映画でも紹介しようと思います



【あしたのジョー】


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舞台は昭和40年代の東京下町


生まれて間もない頃に両親に捨てられて施設育った矢吹丈は犯罪にも手を染めドヤ街をふらつく生活


そんなある日、飯屋でヤ○ザに金の返済を巡り殴られる丹下段平に巻き込まれ結果助ける事になる


その時の身のこなしとパンチを見た丹下は、矢吹ジョーに自分が叶えられなかった夢を見る


その騒動が原因で少年院へ送られるが、そこで運命のライバルになる力石徹と出会う・・・



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まぁ、言わずと知れた日本を代表する名作アニメが原作ですので殆どの方は多少原作とは違えどご存知だとは思います



私は原作を全て読んだわけではないので、特にストーリー自体は気にならなかったですね



実際実写化するって話が世に出た時は、ジョーをジャニーズの山下智久が演じるってのも拍車をかけ猛バッシングに遭ってたのを記憶しています



しかし公開されるやバッシングが鳴りを潜めてそこそこの評価を受けたのを見て観賞してみることにしました



正直な全体の感想を述べると及第点にあると思うし、素直に面白かったと思います

何と言っても力石徹役の伊勢谷友介が素晴らしい



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撮影の為、超有名キャラの実写版を演じる重圧の中で凄まじい肉体改造を行っており、最初観た時は一時停止をして感嘆の声を上げてしまいました



彼のあの肉体だけでは一見の価値があります



スーパーBODYも相まってトレーニングシーンの絵図は秀逸ですね



当然、矢吹ジョー役の山下智久も素晴らしい肉体美でした



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あと、丹下役の香川さんはさすがですね



実写化で一番どうなんだ・・・と思った役柄でもしっかりと違和感無く見れてしまう・・・さすがです・・・



気になった点を少々書くと



肝心のボクシングシーンは原作を意識し過ぎたのか見た目を意識し過ぎたのか、ボクシングとしては意外とお粗末な場面もありましたし(ノーガードでボディだけ打ち合うとか、殆どワンパンチで国内ランカー達を倒すとか)、全国的に有名な「立てー!立つんだジョー!!」の名セリフももう少しドUPでグワーッと撮って欲しかったなと思いました


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サミーを見習え、サミーを


力石役の伊勢谷さんが完全に主役を喰っちゃってるので、ジョー役の山下さんの存在感が少しパッとしなかったのも気になりましたね



風呂もロクに入ってない前科持ちの不良少年でありながらジョーの顔と髪の毛がやたらと綺麗なのも違和感がありましたし、少年院に入ってるメンツがどう見ても30前後の顔立ちなのも如何なものか



あとは前半のジョーの野草生活や丹下との関係を描くシーンも短過ぎて原作知らない人は置いてかれるんではないかと思いましたね



倍賞美津子さんもどこに出演してたんだか・・・



まぁ、なんやかんや言うとりますが充分観るに値する作品だと個人的には思いますのでご覧になってない方は是非どうぞニコニコ



伊勢谷友介になら心までも抱かれてもいいって方は



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