「21世紀のきものマーケット創造」への提言⑪

 

6月23日(金)

 

有力経営者の21世紀へ「ひとこと提言」です。

 

 

「きものをいかに売るか」の議論はもうやめよう!

細尾真生(細尾専務)

 

「きものをいかに売るか」の議論はもうやめよう!「きものでいかに楽しむか」をみんなで考えよう。ゲーム機器をどうすれば一台でも多く売れるかばかりを我々は考えてきた。

 

21世紀の呉服屋さんはジャパニーズ・エンターテイメント&カルチャークラブだ。日本の遊・礼・美を創造しよう。きものは楽しむためのひとつの道具。ゲームを楽しみたけりゃ黙っていても器具を買う。

 

 

 

きものはファッション化の方向へ

大橋英士(新装大橋社長)

 

消費者が「必要だから買う」「着なきゃいけないから」という販売姿勢のきものから、自らが「欲しいから買う」「着たいから買う」「着たいから着る」きものへ転換することが大切です。

 

ファッションとしてのきものを提案することです。洋服と仲良く共存し、着る物として着分けを楽しむファッション化の方向に、もの作りの軸足を変えていけば、おのずと新しい展望が開けてきます。