鍵山秀三郎「一日一話」に学ぶ(275)
2月1日(月)
今日よりも明日
「道路の歩道と車道の境目には、砂や土がたまりやすいものです。この砂や土をなめるようにきれいにしておくと、次回からの掃除がやりやすくなり、掃く時間が大幅に短縮されます。
ところが、この砂や土を放っておいて、上っ面のゴミを掃いていると、いつまでも掃除に手間取ります。何事も問題の原因を億劫がらずに、根底から改善することです。」
2016年へ入り痛感するのは、さまざまな人々との交流による新しい顧客創造の可能性が拡がっていることです。ウェブ社会が拓く特性の一つかと思います。
今までの常識を超えた人と人とのつながり、交流、異業種との連携、新しい出会いが事業チャンス、ヒントを限りなく広げていくように感じます。
きもの、ジュエリー共に本年も厳しい経営環境が続くことが予測されます。まさに成熟社会の「モノ」から「コト」消費を象徴する変化で、新しいコトづくりが消費者の心を動かします。
消費者の価値観、ライフスタイル変化に適応しなければ、有力専門店も淘汰の嵐は避けられません。アベノミクスのシャワー効果は夢のまた夢に終わりました。
生き残る道は「ウェブとリアルを融合」し、新規客からリピーター、顧客への「個客戦略」を志向する「ネクストショップ」への革新です。スマホの普及がその可能性を実感させてくれます。
さて、昨年の12月から社会の変化に適応しつつ、「ネクストショップ」に辿り着くまでの経営・マーケティング戦略の流れを見つめ直しています。専門店は社会変化への適応業、変化へ適応できなければ生存が許されません。
成長期の「地域一番店」から脱皮し、楽しい生活提案で顧客を創造していく成熟社会の「日本型専門店」への方向、その戦略発想のヒントになったのが永続を第一と考える「京都型商法」です。
「京都型商法」で「慕われる経営者」が求められたように、専門店の盛衰は常に経営者その人の生き方にかかっています。専門店の経営戦略を問うことは、すなわち商人としての生き方を問うことでもあります。
成熟社会の特徴である人間性、文化性、継続性は日本人の特性であり、この三点を統合する概念を「日本型コンセプト」と規定し、「日本型専門店」への「商人道」三点に集約しました。今月から「生活文化創造業」への「5つの革新」を説明する予定です。
*「日本型コンセプト」で参考にした主な書です。
・「老舗と家訓」足立政男著(東洋文化社)
・「成熟社会」D・ガボール著、林雄二郎訳(講談社)
・「鈴木正三道人全集」鈴木鉄心編(山喜房仏書林)
・「石門心学史の研究」石川謙著(岩波書店)
・「一人には一人の光がある」石川洋著(柏樹社)
・「後世への最大遺物」内村鑑三著(岩波文庫)
・「柳田国男集」第三十巻(筑摩書房)
・「菊と刀」ルース・べネディクト著 長谷川松治訳(社会思想社)
・「タテ社会の人間関係」中根千枝著(講談社)
・「甘えの構造」土居健郎著(弘文堂)
・「『縮み志向』の日本人」李御寧(イーオリョン)著(学生社)
・「町人考見録」鈴木昭一訳(教育社)
・「カルチャー・マーケティング」田中利見著(ビジネス社)
2月1日(月)
今日よりも明日
「道路の歩道と車道の境目には、砂や土がたまりやすいものです。この砂や土をなめるようにきれいにしておくと、次回からの掃除がやりやすくなり、掃く時間が大幅に短縮されます。
ところが、この砂や土を放っておいて、上っ面のゴミを掃いていると、いつまでも掃除に手間取ります。何事も問題の原因を億劫がらずに、根底から改善することです。」
2016年へ入り痛感するのは、さまざまな人々との交流による新しい顧客創造の可能性が拡がっていることです。ウェブ社会が拓く特性の一つかと思います。
今までの常識を超えた人と人とのつながり、交流、異業種との連携、新しい出会いが事業チャンス、ヒントを限りなく広げていくように感じます。
きもの、ジュエリー共に本年も厳しい経営環境が続くことが予測されます。まさに成熟社会の「モノ」から「コト」消費を象徴する変化で、新しいコトづくりが消費者の心を動かします。
消費者の価値観、ライフスタイル変化に適応しなければ、有力専門店も淘汰の嵐は避けられません。アベノミクスのシャワー効果は夢のまた夢に終わりました。
生き残る道は「ウェブとリアルを融合」し、新規客からリピーター、顧客への「個客戦略」を志向する「ネクストショップ」への革新です。スマホの普及がその可能性を実感させてくれます。
さて、昨年の12月から社会の変化に適応しつつ、「ネクストショップ」に辿り着くまでの経営・マーケティング戦略の流れを見つめ直しています。専門店は社会変化への適応業、変化へ適応できなければ生存が許されません。
成長期の「地域一番店」から脱皮し、楽しい生活提案で顧客を創造していく成熟社会の「日本型専門店」への方向、その戦略発想のヒントになったのが永続を第一と考える「京都型商法」です。
「京都型商法」で「慕われる経営者」が求められたように、専門店の盛衰は常に経営者その人の生き方にかかっています。専門店の経営戦略を問うことは、すなわち商人としての生き方を問うことでもあります。
成熟社会の特徴である人間性、文化性、継続性は日本人の特性であり、この三点を統合する概念を「日本型コンセプト」と規定し、「日本型専門店」への「商人道」三点に集約しました。今月から「生活文化創造業」への「5つの革新」を説明する予定です。
*「日本型コンセプト」で参考にした主な書です。
・「老舗と家訓」足立政男著(東洋文化社)
・「成熟社会」D・ガボール著、林雄二郎訳(講談社)
・「鈴木正三道人全集」鈴木鉄心編(山喜房仏書林)
・「石門心学史の研究」石川謙著(岩波書店)
・「一人には一人の光がある」石川洋著(柏樹社)
・「後世への最大遺物」内村鑑三著(岩波文庫)
・「柳田国男集」第三十巻(筑摩書房)
・「菊と刀」ルース・べネディクト著 長谷川松治訳(社会思想社)
・「タテ社会の人間関係」中根千枝著(講談社)
・「甘えの構造」土居健郎著(弘文堂)
・「『縮み志向』の日本人」李御寧(イーオリョン)著(学生社)
・「町人考見録」鈴木昭一訳(教育社)
・「カルチャー・マーケティング」田中利見著(ビジネス社)