鍵山秀三郎「一日一話」に学ぶ(138)

9月16日(水)

本当の幸せ

「トルストイの翻訳家として名高い北御門二郎(きたみかど)先生に教わった『本当の幸せ』です。

1. いくら受けても飽きない、飽和しないものであること。 
2. いくら人に与えてもなくならない、尽きないものであること。 
3. いかなる場合においても色褪せない。たとえ自分の人生が終末を迎えたときでさえ、色褪せないものであること。」

「ネクストショップ」の「現場力の強化」⑪

コミュニケーションは1.「報連相」(報告・連絡・相談)の徹底、2.「意味の共有」、3. 相手の気持ち、価値観を理解するの3段階です。

1. 「報・連・相」=言葉、文書、メールで情報を交流します。報告義務であり、連絡であり、時には相談も必要になります。これらはその気になればだれでもできることで、「平凡な現場」に欠かせないコミュニケーションの最低必要レベルです。
 
2.「送り手が受け手と意味を共有する」=人間の心の働きとしての「知情意」のまさに「知」に該当します。理性的に判断して理解し合える段階です。客観的に判断することが必要です。

3. 価値観(気持ち)=お互いの考え方、価値観を理解し合うことです。「知」の論理に対してまさに「情」であり、「ああ、そういう背景があったのか」「そういう気持ちなんだ」という「違い」を納得できることです。