二宮尊徳の「二宮翁夜話」に学ぶ(567)

11月17日(月)

(233)飢民救済の実施方法②

「また、一度は、量は同様だが菜を少し混ぜて、味噌をいれて薄い雑炊にして、前同様に盛って一椀ずつ与える。こうして代る代る、朝から夕まで、一日に四度ずつと定めて与えるのだ。

だから一度に二勺五才の米を、かゆの湯にしたものだ。そうしてこれを与えるときに、ねんごろにさとさせる。『お前たちの飢渇はさぞかしと察している。実に気の毒なことだ。今与える一椀のかゆの湯も、一日に四度と限りがあるから、さぞ空腹に耐えかねるだろう。』」

経営者が変わらなければ悪循環へ!

「3つの革新」の中でいちばん難しいのは「自己革新」です。特に50才以上の経営者にとり、自分を変えることはほとんど不可能です。したがって、経営革新、販売革新の必要性は理解しても実践は別問題!で終わります。

いくらセミナーに参加して勉強しても、勉強すればするほど頭でっかちになり、肝心の実践プログラムは先送りです。つまり現象的には「やり方」が多少変わるだけでいつになっても根本的な改革はできません。

消費者との意識ギャップは拡大するばかりで迷いっぱなし。社員はやる気を喪失してマンネリ化、新規客はふやせず固定客への重ね売りで売り上げは減少の一途を辿る悪循環へ。

肝心の店内も催事以外の日は店舗機能を忘れたかの状態!一体だれのための、何のための店かが問われる有様へ。