二宮尊徳の「二宮翁夜話」に学ぶ(565)

11月13日(木)

(232)ひえの食べ方②

「ひえを凶歳の食料にするにはこの法が第一の徳用で、ひえ飯にするのは損だ。けれども上等の人の食料には、ひえを二昼夜のあいだ水につけ、取り上げてせいろで蒸して、それからよく干して、臼でついてぬかを去って、米を少し混ぜて飯にたくのだ。

大いに増えるものだから、水を余分に入れて炊くがよい。上等の食用にするにはこの方法が一番よい。だから富有者は自分のためにも、多く囲っておいてよいものだ。努めて積み囲むがよい。」

「店は人なり、人は店なり」

バブル崩壊のパラダイム変化に適応していかなければ、淘汰の波が押し寄せることを痛感し、経営革新(イノベーション)のためにはまず「経営者の自己革新!」からと提案したのです。

社会がどのように変化しても、「店は人なり、人は店なり」の本質性が変わることはありません。結論として店は、1人の経営者の考え方、生き方にかかっています。

今バブル崩壊から20余年を経て再びパラダイム変化の危機を感じ、「ネクストショップ」へ向け新たに「3つの革新」が迫ってきたようです。

ちなみにバブル崩壊直後、弊社が提唱し、実践してきた「3つの革新」(自己革新、経営革新、販売革新)の視点を含め、「ネクストショップ」の「顧客創造へ5つのシナリオ」を検討しています。