二宮尊徳の「二宮翁夜話」に学ぶ(224)

6月17日(月)

(114)積小為大②

「たとえば、百万石の米といっても粒が大きいわけではない。一万町歩の田を耕すのも、一鍬ずつの手わざでできる。千里の道も一歩ずつ歩いて行き着くのだし、山を作るにも一もっこの土を重ねて行くのだ。

この道理をはっきりわきまえて、精を出して小さな事を勤めてゆけば大きな事は必ず出来あがる。小さな事をいい加減にする者は、大きな事は決してできぬものだ。」

「地球環境は持続するか、崩壊するのか」です。

「1970年代から80年代にかけ、持続可能だとする見方と崩壊する見方が長く対立していたが、この15年の間に、負荷を測る方法『エコロジカル・フットプリント』が考案され、この議論は大きく前進した。それは、地球の環境収容力を測る物差しと言っていいだろう。

そうして測った結果、人間のエコロジカル・フットプリントは1970年から倍増したことが明らかになった。それが地球のサイズに比べて微々たるものなら問題ないのだが、そうではなかった。

つまり必要とする穀物、肉、木材、魚、都市空間、エネルギーのために、地球が提供し得る1.4倍に相当する土地を使った。・・・この美しい惑星に暮らす、他の生物たちが必要とする土地について考慮されていない。

それらを算入すれば、エコロジカル・フットプリントは地球のバイオキャパシティを大幅に超えていることになる。」