組織風土のオープン化を！

二宮尊徳の「二宮翁夜話」に学ぶ（147）放免

2月28日（木）

（95）有常無常は半円観②

「草木が春生育して秋に枯れるのを見て、秋を無常というけれども、農家では秋のみのりを得て喜ぶのだ。草の上から見ればまことに無常だけれども、種の上から見るならば有常なのだ。だから無常も無常ではなく、有常も有常ではないというべきだ。」

「企業価値をつくる3つの源泉」です。

一つは「価値観の共有を通じて、社員に権限を委譲する」こと、すなわち社員のパワーをいかに引き出していくかという課題です。

そのために組織風土のオープン化が避けられません。オープン化が社員の働く意欲、創造性、顧客満足の向上につながるからです。

「全社員が共感できる価値観」に基づき自発的、自律的に行動できる組織へ変えていくことです。社員、関係先と信頼関係を築き、理念、目標、成果を共有することが生産性を高める要因であり、社員の幸せと生産性は比例します。

弊社が体験をとおして提供してきた「チーム発想」、「自創システム」はそうした共感時代だからこそますます力を発揮できると確信します。

ちなみに組織変革の中で一人ひとりが求めているのは下記の点です。　

・自分は何を期待されているのか。　
・自分が組織に貢献しているという実感。　
・自分が組織に帰属しているという実感。　
・自分が成長しているという実感。