森信三先生「一語一会」に学ぶ(222)
5月10日(木)の「一語一会」。
「次に大切なことは、一度着手した仕事は一気呵成にやってのけるということです。と同時にいい意味での拙速主義と言ってよく、仕上げはまず八十点級というつもりで、とにかく一気に仕上げることが大切です。」(修身教授録)
10年後の社会変化へ関心のある方は「ネクスト・ソサエティ」をご覧いただければと思います。特に「2025プロジェクト」へご参加の方々はぜひ!
関連的にドラッカーの「マーケティング」、「イノベーション」を学ぶテキストとして「窮極のドラッカー」(国貞克則著、角川書店)をお勧めします。
私事ながら「ネクスト・ソサエティ」を読みながら、今でははるか遠い青春時代の「経済学・哲学手稿への一考察」を懐かしく想い出します。
同テーマは筆者が「人間とは何か、いかに生きるべきか」を考えた最初の哲学論文(卒業論文)です。
この問題への手掛かりにしたのが、カール・マルクスが若い時に書き遺した「経済学・哲学手稿」で、いわば後の「資本論」への土台となる資料です。
あえて若く情熱的なマルクスのヒューマンな人間学に焦点を当て、人間の生き方のヒントを得たいと試みたのです。
マルクスは人間を「自然的人間」と「経済的人間」の二つの側面で捉えていたのですが、この二つの側面にもう一つの側面を加えた三面で考えたのです。
すなわち「実存的人間」です。つまり世界で「唯一人の自分」が社会と関わって存在していることを否定できなかったからです。