森信三先生「一語一会」に学ぶ(201)
4月11日(水)の「一語一会」。
「諸君は読書の一道に徹して、自分の天地を開かねばならぬ。そして読書と実行にかけては、何人にも負けないという気概が必要です。」(修身教授録)
すでに一度は紹介しましたが、森信三先生の読書論については入手可能な「人生論としての読書論」(致知出版社)をお勧めします。
それでは異質社会の「ネクスト・ソサエティ」を少し覗いてみます。
人口減少からクローズアップされてきたのが年金制度の改革、労働力を維持するための移民問題であることは周知のとおりです。
さらに重要な問題が「製造業はかっての農業の歩んだ道をたどっている」として、世界の経済的、社会的、政治的な様相を変えつつあることです。
この点について「よくわからない国が日本である」というドラッカーです。
「日本社会の安定は、雇用の安定、特に大規模製造業における雇用に依存してきた。いま、その雇用の安定が急速に崩れつつある。」
「日本で製造業雇用が全就業者数の四分の一という最高水準にある。社会心理的にも、日本の製造業の地位の変化を受け入れる心構えができていない。」
「もちろん日本を軽く見ることはできない。日本はその歴史において、新たな現実に直面し、文字どおり一夜にして転換をなしとげた実績をもつ。」
「だが、経済発展の主役としての製造業の地位の変化がかっての難局のいずれにも劣ることのない大問題であることに違いはない」と指摘しています。