「一日一語」から「生き方」を学ぶ(6)
11月4日(木)の「一日一語」。
「肚をすえるという事は、裏返えせばすべて神まかせという事でもある。だから単に神にまかせるというだけでは、まだ観念的であって、よほどそれに徹しないとフラつきやすい。」
「われこの道を行く この道の他に道はなし!」の決意、覚悟です。
「徹する」とは、こうした決意を苦しくとも貫き通すことです。11月10日の「一日一語」が解決のヒントを提供してくれます。
「人間は真に覚悟を決めたら、そこから新しい智慧が湧いて、八方塞がりと思ったところから一道の血路が開けてくるものです」。
11月3日(水)、「文化の日」の「一日一語」は日本思想の根元について。
「日本史を通観する時、天皇は民族の虚中心といってよい。だがそれは生身としてではなく位格としてである。随ってそれが実中心となった時代は比較的短く、かつ実効を伴わなかった。
そしてそれが顕著に功績を挙げたのは、上古を除けば、近世ではほとんど明治期だけといってよい。それは、明治期は我らの民族が封建体制を脱して、近代国家として世界に門戸を開くという異常な時代だったが故であろう。」
関連的に「不尽叢書」で「日本人の思想特性」を述べています。
・・・他のあらゆる思想を容易にうけ容れ、その精髄を摂取しつつ、いつしかそれを自己のものとし、消化し溶解する根源的な作用となっているわけです。・・・儒教、仏教から維新後は西洋文明を摂取して今日に・・・」。