「四綱領」から何を学び、どう活かすか(9)

昨日開催の第45回夏季セミナーは店を生きいきさせる、「ヒューマン マーケティング」を提唱し、深い感動と余韻を残して終了しました。

「ヒューマン マーケティング」は経営者の人生観、商人哲学を基本に社員が成長し、お客さまに感謝されるオンリーワンへの仕組みづくりです。

セミナーの詳細をご希望の方には月刊会報「next」8月号、セミナー特集号をお送りします。ご連絡ください。

さて7月14日(水)の「一日一語」です。

「自分の最も尊敬している偉人の伝記は、精しく調べていて、自在に事例が出るようでなければ真の力とはなりにくい。」

先生は「偉人の伝記」を読めと強調しています。偉大な魂がいかにして自分を磨きあげ、鍛えていったかという足跡を具体的に述べているからです。

さらに「伝記」を読む時期が一生で三回と教えます。最初は12才、13才から17才、18才の「立志の時期」です。

多感なこの年令で読んだ伝記は最も印象的で、いつまでも脳裏に焼き付いて離れないのではないでしょうか。

戦中派世代の筆者にとり、二宮尊徳は特に小学生の頃から生き方のモデルとして脳裏に焼き付いている偉人の一人に違いありません。

伝記を読む二回目は34才、35才から40才前後にかけた「発願の時期」。三回目は「死に仕度」をする晩年です。