独自の経営方針を確立するために(58)

先週まで現状分析の五テーマを検討してきました。「5択方式」は経営者が自店の現状を把握し、対策を考えていただく最もシンプルな方法です。

評価点数により自店が四タイプの何型に該当しているかが分かります。できるだけ正確に分析していただけると、必ずヒントを発見することができます。

自店分析で強調したいことは、専門店の社長は「経営者であれ!」ということです。一般的に「社長=経営者」と錯覚する人が多いようです。

しかし現実には「社長すなわち経営者」とは限らないのです。自戒を込め「社長は経営者であれ!」と力説したいのです。

経済危機の荒波を乗り切るためも「社長は経営者」でなければなりません。その条件は決算書の表裏を読み、対策を実行する力です。その詳細は「儲かる財務体質」で説明します。

結論として経営者がいない店は「破綻せざるを得ない」、ということです。それでは社長と経営者の根本的な違いはどこにあるかという問題です。

失礼ながら社長のあなたは、この違いをどのように考えられますか?会社があれば必ず一人の社長が存在しています。つまり社長は会社の代表者です。

これに対して経営者は経営理念、経営方針から組織をつくり、利益を計上して財務体質の強化を図り、地域社会に貢献する人でなければなりません。

そのために店の目的が顧客の創造(マーケテイング)にあり、その理念が顧客満足にあることを確信し、ESからCSを徹底しなければなりません。

ライフスタイルの変化がマーケティング発想力と絶えざるイノベーションを呼びかけているのです。