独自の経営方針を確立するために(43)

明日(22日)は早や小雪(しょうせつ)、木枯らしが吹きコートが必要な季節、いよいよ風邪が流行る時です。インフルエンザの予防注射を怠りなく!

このところ暗い話ばかりを書いております。本日もその続きで恐縮ながら、今こそ「本気」にならなければならないことを強調したいからです。

挫折する一年前に危機を予測できれば、最悪の事態を回避できる方法があったかもしれません。にもかかわらず挫折を余儀なくされるのは、予測できない事態の発生です。

最近の特徴である急激な売り上げ不振、多額の不良在庫、社長の病気、あるいは関係先の破綻などによる債務の発生が後を絶たないからです。

その上、金融危機による世界不況はきもの、ジュエリーマーケットを危機的な状況に追い込んでいます。今こそ「本気」にならなければならない時です。

しかし私たちは容易には本気になれない生き物なのだと、これは自戒を込めての反省です。「本気になれば叶う」は先人たちが遺した教訓です。

たとえば、「念々死を覚悟してはじめて真の生となる」に始まる「人生二度なし」の覚醒こそ「最大最深の真理」なのです。(森信三先生)

一度限りの人生だから「本気でやる」「真剣にやる」というのは、「命がけでやり抜く」という決意、実行力にほかなりません。

命がけで事に当たると実に不思議なことが起こります。今まで見えなかったものが観えてきたり、気づかなかったことにハッとさせられるからです。

本気になれば必ず一筋の光が差し込んでいることに気づく可能性があります。人の心、顧客の心が観えるようになるからです。