学校法人 清水学園創立100周年へ心羽ばたく日々

戦後のきものファッションを支えてきた清水とき先生、「85才の誕生会」が目黒の雅叙園で著名人、タレント、多くの門下生に囲まれて盛大に開催されました。

財団法人 日本きもの文化協会会長でもある同先生はきものファッション界の第一人者でこの日までは「年齢不詳」。年齢を明らかにされたのは今回が初めてのことです。

個人的には先生が42才前後からご指導をいただきました。美しく知的で魅力的な女性、想えば永い歳月にわたりお世話になったものです。

とき先生は壇上で静かに、噛みしめるように語っていました。

「・・・自分でも驚いています。人生の大半をきものと共に過ごし、時に悲しみ、嘆くことも、死ぬほどの苦しみにもあいましたが、よき方々との出会いで・・」

「きものを通し、好きな日本、大好きな日本人、そして私の愛する日本女性のため、道一筋尽くしぬき、・・・ひと時ひと時、一瞬一瞬を必至に生きています」

「命あるかぎり・・・生命いっぱい・・・心に青春を持ち、希望とロマンを抱き、やさしく、愛をもって生きて行きます」。

母親の清水登美先生が大垣市で日本初の服飾学校「大垣裁縫塾」を設立して来年は100周年を迎えるとのこと、先生の心は早くも来年に向かって羽ばたきます。

85才だから「命のかぎり、日本の心、きものの心を伝えて行きたい」と叫ぶ先生に示唆されるのは、「人はみな今の瞬間がいちばん若い!」ということです。

まさに「時は今にしかない」(道元)からです。