○年前のあの日のパチンコ日記 第8話 「SUPER電役ナナシーDX.77」 | パチンコP3 プレジー3吉 OFFICIAL BLOG

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○年前のあの日のパチンコ日記 第8話
「SUPER電役ナナシーDX.77」
 
  
 

2016年6月25日
対戦機種: 
SUPER電役ナナシーDX.77
/豊丸産業
  
 
 
 
(はじめに) 
 
  


先日、一番新しいナナシーシリーズのDXIIを当てたくてパチンコに行ってきた。当たり1回を拝んだだけなので、打ったとは言えないのかもしれないが、今年も7月4日、ナナシーの日が近づいて来ると、どうにもナナシーに触れておきたくなるのだ。 
  

  

ナナシーに触れるということは、一度もお会いすることができずに、2001年の7月4日に亡くなったパチプロの田山幸憲さんに触れるということなのだ。故、田山幸憲さんが亡くなる直前まで愛し、打った名機、一般電役のナナシー。豊丸産業の社長さんは、田山さんがナナシーを世に広めてくれた功績を称え、国に7月4日をナナシーの日と申請し、認められたのだという。 
  

 
 
7月4日は、同時にアメリカ合衆国の独立記念日でもある。アメリカ人たちは今年も祭りや宴を楽しむのだろうか。今年はその日に自分主催の音楽イベントを開催する事になった。自分にとってそれは大切であり重要な一日となりそうだ。今年も例年のごとく田山さんの墓参りをしてから会場に向かう予定だが、田山さんへの手土産の意味も込めて、今回はナナシーDXを打った日のパチンコ日記をFacebookから拾い上げてみた。
 
 
 
 
初代ナナシーは学生時代にたまに打っていたが、あの確率と大量出玉感はバランスが素晴らしかったように思う。電役と聞けば他にドラゴン伝説やマジカルランプ、オークスなどが思い浮かぶが、ナナシーはそんな中でも抜群の存在だった。豊丸産業は他のメーカーと比較して、オリジナリティある斬新な機種を現在も作り続けているし、これからもおおいに応援したい。新しい面白い機種の登場を楽しみにしている。








 
(以下、本文。)




パチンコ日記を書くのも似たり寄ったりな内容で自分に飽きていることに気づく。同じことを繰り返し書くことになる。だが、これはあるひとつの”事実”を忠実に表している。 
  
  


”パチンコの勝ち方が他にない”ということ。特殊な攻略やゴトを除き、正攻法は唯一無二の攻略法だ。パチンコ雑誌のライティングの仕事を受けていた時代は、当然パチンコ雑誌ライターとしてもたくさん仕事が来るように、と頭を捻っていたので、パチンコ日記の書き方にもこだわりがあった。パチンコを知らない、特に女性が読んでも伝わるように、ポエムを書き綴り、パチンコとは関係ないことを書いてみたり。それが好きだと言ってくれた読者さんもいた。田山幸憲さんのパチプロ日記がいかに偉大で文章が素晴らしく面白いか、それは大きく痛感したもんだ。越えれない壁。 
 


しかし、もう越えなくていい壁。私には私の歌があり、生き方がある。パチンコ打ちは寂しい生き方だとずっと思っている。明ける冬がないと言うのかな...。ひとりしんみりしながら、焼き鳥屋でビールを飲み、これを書いている。
 
   


目指す場所は極めてシンプルなはずであり、簡単な答えになかなか到達できないのは、人間だからだろうな。人間だから、悩み、人間だから傷つき、人間だから、言い訳をする。さあ、今日はどんな始まりだったか??ん〜、最近は酒で記憶が曖昧になりがち。携帯電話を開く。パチンコのデータの羅列を見ればたちまち記憶が蘇ってくる。 
 
  

 
ついでに、パチンコで初めて勝った日の記憶さえもが面白げに私の心をくすぐってくれる。いいつまみになりそうじゃない。
  
 
 
「誰かになりたいじゃなく、
自分を極める為に生きたい。」
 

 


6月25日の土曜日。昨日は久しぶりに疲れるパチンコだった。喜怒哀楽に揺さぶられたら勝負事は悪い方に流されがち。最終的に、優秀な羽根モノにありついて捲ったが、あぶなかっしくて胃が痛かった。いま行ってる駅は総じて、土日にクギが開く。だから今日は改めて向かうわけだ。 
  



お決まりではあるが今日も遅刻してしまった。2円パチンコはもう厳しくなってきた。昨日のラストのTOKIOデラックスに並ぶのがベストだったが、終わりじまいのあと、すぐ専業がクギを見ていたし、並びは抽選であり、それに、クギは締まるし、と、やめたのだ。最近はこのへんも考えが変わった。期待値が高いのを見つけたら絶対譲らなかったが、カネカネしてる自分に嫌気がさすし、人とのせめぎ合いにも疲れた。さんざん今の地域に引越して若い連中に台を奪われ店を潰されてしまったからね。私はゆるくやりたいんだ。
 


パチプロは、他人目を気にする人間が多い。負けず嫌いが多い。昔なら、同じ店に居れば、
”千円、何回ですか?”
”期待値はいくらですか?”
みな聞いてきたものだった。。きちんと答えていたけどね。別にいいじゃない。一流のパチプロは、200台あったら、一発で一番回る台を選べるかもしれない。でも別にいいじゃない。パチンコって、個人競技だろう?競技ではないか。(笑)他人と比較したら疲れるよ。だから”自分期待値”て大事。むかし、自分が主人公の漫画がコミック化された時に書いたコラム。自分の目標。例えば、この店で一番のクギに座らなきゃいけないなら、大変だよな。ダメだったとき、生真面目な私は、病んじゃうよ。だからそんなん気にしないで自分がやれる無理ない目標を立てたらいい。仮に日当3万円の台を見逃していても、目標が日当2万なら、それに座れていたらいいじゃない。1万でもいいじゃない。人それぞれ。日当1万じゃ生活は賭けれませんよ、て書いたりもする。それはほんとのこと。家がある人ならいいのかもしれないけど。確率とはきっちり1日じゃまとまらない。当たらない時にそんな台では1カ月の収支がマイナスになることがある。だから目線は高めに。軍資金にも限りがあるわけだしな。 そんな現実的な理由も考慮はするけど、最終的には自分で納得できればいいんだ。
 


金は大事だが、やはり、対自分。何の為に生きるのか。金のためなら期待値に生きたらいいし、他なら?確かに負けたら、己の非力さに泣く。せめて、気持ちでは負けぬことだ。目一杯やって負けたのなら、それは確率の神様にそっぽを向かれただけ。そう思えたら良いよね。
 
 


さ〜て。2円がだめなら、、。
30玉交換(3.33円)のパチンコ店へ。
 


「してやったり!」
とまではいかないが、ナナシーDXの島が全台、ヘソが開いた。やはり土曜日に開くんだなあ。2台横の比較で選択。ここのナナシーはダイナムオリジナルスペック。メインスペックの1/66.9との違いは、確率が1/77.4。右打ち時は1/55.6と、メインスペック1/56.5より甘く、平均出玉が多い。連チャン時振り分けも、当たりまるまる一回上乗せの、丸トク当たりが7割なんで、当たれば66タイプより爆発力があるが、荒れる印象。ハマりも深いし。まあ、普通のデジパチよりはかわいいが、
66タイプが神台すぎるからね。77タイプは収支もやや上下あるかな〜。66のはまず負けないもの、一日打てば。ナナシー66は期待値が高くないと打たないし。負けること自体が珍しい。
 





ナナシーDXは、右のクギが大事。当たり中に回らないと連チャンしないし、連動チューリップのクギで出玉が変わる。それがあってボーダーがかなり変わってくる。計算もややこしくて、だからライバルが少ないのかなあ?期待値が4万とか5万あるような台が誰にも打たれず落ちているってのは何度もあるものね。
 





早速打ってみよう。1台目、貯玉500発リプレイの
23回目に当たる。しかし、右スルーを抜けたのが2発。(笑)下ムラにせよあんまりだ。スルー抜けで連チャン率が変わるから、できたら最低でも平均10発以上は抜けてほしい。当たり中の止め打ちは手慣れたもので、出玉は上々だ。土曜日だから、動けなくなる恐れあり。移動するならキッパリと!2番手へ。持ち玉993発移動、これまた3回転で当たり、いきなり4連チャンもしてくれた。ナナシーは出玉が多いから、もう4259発。勝負が速くて素晴らしい。時短も確変もいらないな。
 


1/77だから、回ればもう安泰。ちなみに、ステージ入賞は電チュー扱いだから、1/55.6なのよ。だからステージからの入りも大事。回転に対し、割合が7%あればいいくらいかな、個人的に。当たり10個で7343発。ヘソは137回転しか回してない。凄すぎる!!なんとまあ、打ち出し2時間で12600発の出玉。これは過去ない出来だ。AKBの甘デジとか、馬鹿らしくなるスピード感だ。確変や時短がないから、出たら速いわけだ。
 
 




しかしツキすぎだろう。展開がラッキーなだけである。そこからハマるが、2500発(1万円分)で173しか回らないムラ。当たり20回で10600発弱。
回りは19.7くらいにしかなっていない。うーむ。やはり右スルー抜けが悪く、ステージ率も5%くらいしかないため、ステ込み千円22くらいないと、私が要求する期待値にはならないのではなかろうか?ただ、持ち玉が大量にあるから座ってみた。上がるかもしれないしね。やはり展開も大事。金で千円17なら、間違いなくムラだと思っても折れてる。ナナシーはスルーチャッカーで、下のオマケに入らないと返球がないから、当然ムラは出にくいんでね。返球は高ければ高いほどムラが出る。オマケのクギも大切。ヘソ平行でオマケガバ開きで期待値が4万円のナナシーとかも何回もやってる。当たりが23回で11000発、回りは21くらいに上がった。21でも計算したら期待値は低い。やはり私の読みが甘いのか。。この店はスルーがとにかく辛い。そこから373回転のハマり。ステージ込みだが、確率5倍ハマり。やはり帳尻合わせ。(笑)パチンコはつくづく確率にしか当たらないよね。やはり回りは21あるなし。なんと7000発まで飲まれ、16時にケツを割って止めてしまうオチ。思うほど儲からないようだ。正確には7048発。2台で投資は500発。差し引き貯玉にして6548発の浮き。プラス21824円ほど。


 
ツキ勝ちだった。でもナナシーは楽しい。4万勝ちが半分になってしまったけれど、仕方がない取り捨てミス。

  


ナナシーかぁ。久しぶりに長い時間プレイしたが、やはり素晴らしい機種だ。初代ナナシーは、田山さんが死ぬ間際まで打った機種だよな。私はまだ学生で、大阪の梅田で打ったよ。出玉が2400発とかあったから、早く自力連チャンしたらすぐ1万発だった。いま考えたらかなり甘い機械だね。いまのナナシーも甘いけど、店がだめな場合がほとんど。ナナシーの良さを殺してる。パチンコ業界、厳しいね。店も余力ないし、どうにもならない。クギ締めたらユーザー減るし。

 


そのあとは店廻り。店員と世間話し。2円パチンコ店でヘソがやや開いた、甘デジのグレートキングを貯玉800発回して、終わり。千円23.44。(250発に換算)脈はあるが、もう少し。時間は宵の口。田山さんなら居酒屋に行く時間。ならば今日は、一人で焼き鳥屋に向かう。そしてこれをいま書き終えたのだけれどね。(笑)このところ、不思議な再会が続く、これは何かがある。7月4日に何かが起き、7月7日に何かが燃えた。田山さん、7.4は会いに行くよ。あなたに何度も助けられた。
 
  

 
自分を探す旅は長いもんだなあ!
ナナシーよ、永遠に!!

  
 


本日、プラス20224円なり。
 
 
 





○3.33円交換、貯玉リプレイ2500発上限
開始時間メモし忘れ
SUPER電役ナナシーDX 77タイプ
貯玉500発
ステ1+ヘソ22/ヘソ当たり
残ヘソ2+スルー2+ステ0+ヘソ0やめ。
993発
 
*以下上記順表記。


移動 2台目
0+3ヘソ当たり
♪0+5/電チュー丸トク当たり
♪0+6/電チュー丸トク当たり
♪0+2/電チュー丸トク当たり
0+11+2+41/ヘソ当たり
3+10+2+48/ヘソ当たり
♪0+5/電チュー上乗せ4G
♪0+8/電チュー丸トク当たり
0+17+1+14/ヘソ当たり
1+6+0+31/ヘソ当たり
3+7+11+83/ヘソ当たり
1+4+0+6/ヘソ当たり
2+11+1+14/ヘソ当たり
♪3+5/電チュー丸トク当たり
0+8+0+3/ヘソ当たり
♪0+4/電チュー丸トク当たり
0+10+0+3/ヘソ当たり
♪2+1/電チュー丸トク当たり
0+14+3+56/ヘソ当たり12672発*
1+11+9+206/ヘソ当たり
3+9+3+50/ヘソ当たり
4+9+5+132/ヘソ当たり
0+7+0+10/ヘソ当たり
4+10+18+355/ヘソ当たり
4+8+3+66/ヘソ当たり7700発*
2+7+3+55やめ。
  

投資貯玉500発(2台)
回収貯玉7048発
プラス21824円相当
 
 

2台目回り21回転(ステ込み)
実戦上の平均出玉830発
*詳細データは省く。 
期待値はおそらく1万5000〜1万8000円程度。
(終日計算)



帰り下見
○2パチ、貯玉
甘デ ジグレートキング
800発
75回転
当たらずやめる。

〜16時50分、終了

 

宵の口、飲みに逃げる。
本日+2万224円