今日は朝から雨予報で、嫌な幕開けでは有りましたが、午後までは何とか空も我慢してくれて、そこからは降ったり止んだりが続いています。

 

先日、フトした事でエルビス・プレスリーのCD「If I Can Dream Elvis Presley with Royal Philharmonic Orchestra」と云うアルバムを見つけ、ちょっとだけ二の足を踏みましたが、思い切ってネットで購入しました。

 

私の様な60代の人間にとってさえ、プレスリーはかなり「昔の人」イメージしか持っていない方が多いと思いますが、私は中学に入った頃から彼の唄に魅せられて、小遣いを貯めてLPレコードを集め、その後はCDに買い替えたりして入れ込んでいました(1977年に亡くなってしまい、その後の新譜は基本的に企画ものばかり)。

その後は、周囲に同好の士が居る訳でもなく、余り聴く機会も作らないまま今日まで来て(大切に保管しています)しまいました。

 

そこで見つけたのが、プレスリーの唄にロイヤルフィルのバックを付けたこのアルバムで、当然ながらアレンジも新しく施されていました。

買った時に読んだ情報では、ファンに評判が良かったので第2段も出ているとか、それでも企画ものの難しさを存じ上げているので、期待半分で失敗してもショックを受けない様に決意を固めて、いよいよCDを廻し始めました。

 

聴き始めてアッと云う間に無駄な考えが杞憂だったと知りました。

収録曲が好きな曲ばかりで、タイトルの「If I Can Dream」も復活TVショーの最後を飾る名曲、それだけでも満足でしたが、新しいアレンジとRPOの力が相俟って、名曲が新しいアレンジで見事に蘇っていました。

これはシバラク愛聴盤として、事ある毎にこのアルバムの世界観に、浸らせて貰おうと思いました(第2段も買わないとなぁ)。