今日は、今シーズン一番寒い一日になりました(関東辺りの話ですが)。

ここ浦安でも夕方までは強風が、低い温度を一層厳しいものに変えてしまい、ルーティーンのジムさへも「断念したくなる」気分でした。

 

これだけ寒くなると、近頃「ちあきなおみ」さんの唄を聴きたくなって、毎年1枚ずつ買い足して楽しませてもらっています。

若い時分から好きな歌手で、「喝采」「夜間飛行」「紅い花」を代表として、カラオケ等で触れていますが、途中演歌路線が強く出過ぎた為なのか、私の年齢がそうさせたのか離れてしまいました(その内ご不幸が有り歌手活動自体を中止なさって残念んです)。

 

自分自身が老境と呼ばれても止むを得ない年になって、近年冬を迎えると無償に「ちあき」さんの唄をジックリ聴きたくなって、ベスト盤も含めて毎年1枚ずつ買い足して、あれこれと楽しませて貰っていますが、年の経過と共にあの憂いを含んで且つ艶やかな声と、見事に作品として仕上げる歌唱力に魅せられて、定期的に聴き所有(CDと云う形で)したくなるのは当たり前かもしれません。

 

近年の若い方々は、音楽もデータだけで良いそうですが、私はやはりジャケットが欲しいし形有るメディアが欲しくて、何時の間にか肥大してしまったコレクションを、どうしても処分する気にならず今日まで来てしまいました。

 

今日も今日とて、ファドを唄ったアルバムをポチりました。

この先も、新しい曲に出会う事は出来ないかもしれませんが、冬になる度に「ちあきなおみ」さんの唄を聴きたくなるのは、間違いないのだと確信しています。