授業で剣の舞を聴いたらパラジャーノフの映画が観たくなりました。 | 楡と桐

楡と桐

こなみと申します。
ピアノや放送大学(人間と文化コース)の履修状況についてつらつら書いております。
数年前はゲームなどの感想を書いていました。思い出がいっぱいなので残しておきます。

最近は肩の痛みで早く目が醒めます。

右肩の五十肩が治りきらないうちに

左も発症したので💦

1年半以上、毎朝痛みで目が醒めるのも

慣れたけど気分が冴えない。

左は回避したくてストレッチとか

頑張ったんだけどなぁ。


さて、毎朝の不快感を軽減しつつ

勉強も進めようと

朝は放送授業を聴いています。


目覚めのお気に入りは

国際政治学者の高橋和夫先生の

「国際理解のために(’19)」

基盤科目とあって聴きやすい工夫がされ

優しい語り口調に音楽が挿入されるのは

ラジオ授業というよりラジオ番組のよう。


その第10回は

「なぜ領土問題は起きるのか?」

と難しい問題を取り扱っておりますが

中盤にハチャトリアンの「剣の舞」が

勇ましく流れるところが気に入っています。

流れる曲は全て授業内容に関連しております。


この曲は、アルメニア系の作曲家

ハチャトリアンが子供の頃に聴いた

コーカサス地方に住むクルド人の音楽から

着想したとのこと。

この曲をかけた後の講義は

クルド人を巡る問題に移りました。


ハチャトリアンといえば

アルメニアの現大統領の名前でもあるんですね。

名前の語尾に○○アン、○○○ヤンとあるのは

アルメニア出身の方が多いそうで

そういえば、ショパンコンクールでも活躍した

エヴァ・ゲボルギヤンさんも

ロシア🇷🇺/アルメニア🇦🇲と表記されていました。


ところで、個人的に

コーカサス地方と聞くと


パラジャーノフの映画❣️


が真っ先に浮かんでしまいます。

パラジャーノフはグルジア・トビリシ出身の

アルメニア人🇦🇲ということです。


「アシク・ケリブ」

「スラブ砦の伝説」

「ざくろの色」…etc

あのシンメトリーな配置や色彩は

何年経っても色褪せずに心に残ります。


当時20歳前後だった私では

汲み取れる情報量は少なかったけれど

今はどうだろう?

あんまり変わらなかったりして😅

いくつかは円盤でも入手できるとは思いますが

家で観るより映画館で没入したいです♡


あ、これを書いている間に

疼痛がおさまりました。ヤッター飛び出すハート